10月も下旬を迎え、京都は秋の観光シーズンの到来を迎える時期です。
我々、保津川下りにとってもこれからが年中で一番忙しい日々が始まる・・・予定でしたが、
今日、私はお客さんをお乗せして舟を操船することが叶いませんでした・・・
つまり、予想に反し来客数が伸びず、就労する順番が回らなかったのです。
この時期、雨が降っているわけでもなく、気温が低いわけでもないのに
仕事が回らない日があるなんて、数年前には考えられなかったこと。
よく、保津川下り内部では「営業利益は天候に左右される」という考え方が
まるで不動の定説の如く語られています。
「天候に左右されるのでどんな営業努力も無駄」という思考停止の考え方が。
しかし、その説は本当か?
昨日の日曜日といい、今日といい、けして悪天候ではない。
が、流船数は伸びず、事実、昨年の同時期の対比をみても、
昨年実績の約70%にしか達していないのです。
そして、今日もまさかの休日。
原因はいろいろあるだろう。そして、それもけして一つではないはず。
未曾有の天災やヨーロッパの経済不安、留まることを知らない円高と深刻なデフレ経済の
影響もあるでしょう。
さらに、増税政策や年金制度改革の不透明さなども、国民の多くに一層の貯蓄意識を
助長させるだろうし、観光業は今後、益々厳しい状況下に置かれることは容易に想像できるところです。
我々の今すべきことは、しっかりと現実を踏まえた営業戦略を練り直すことは
いうまでもありませんが、なによりまず、現場の船頭たちがこの状況を
しっかり受け止め、仕事に対する意識レベルを上げてもらうことが大切だと感じます。
船頭の服装や頭髪、そして言葉遣いなども洗練されるように
自らが400年以上続く伝統ある産業の継承者だという自覚と誇りを持って、
確かな操船技術の研鑽とおもてなしの心情あふれる接客サービスを
心掛けいかねばと思います。
我々は企業組合であり、一般の企業のような、ヒエラルキー的な構造ではありません。
だからこそ、組合員一人ひとりの意識改革が企業経営に与える影響は著しく大きく、
改善方向へ向かうためには、何にも増して大きな力になると確信します。
上記したように、世上は今後、観光レジャー業界へ向かい、強い逆風が吹き始める兆しが見えます。
素晴らしい保津峡の景観と迫力のある美しい保津川、そして伝統の匠の技である操船術と
最高の接客サービスで、暴れ川のような激流と厳しい時代の強風に立ち向かって
舟を力強く漕ぎ続けなくてはいけません。
組合員一同のさらなる奮起を期待したいと思います。
我々、保津川下りにとってもこれからが年中で一番忙しい日々が始まる・・・予定でしたが、
今日、私はお客さんをお乗せして舟を操船することが叶いませんでした・・・
つまり、予想に反し来客数が伸びず、就労する順番が回らなかったのです。
この時期、雨が降っているわけでもなく、気温が低いわけでもないのに
仕事が回らない日があるなんて、数年前には考えられなかったこと。
よく、保津川下り内部では「営業利益は天候に左右される」という考え方が
まるで不動の定説の如く語られています。
「天候に左右されるのでどんな営業努力も無駄」という思考停止の考え方が。
しかし、その説は本当か?
昨日の日曜日といい、今日といい、けして悪天候ではない。
が、流船数は伸びず、事実、昨年の同時期の対比をみても、
昨年実績の約70%にしか達していないのです。
そして、今日もまさかの休日。
原因はいろいろあるだろう。そして、それもけして一つではないはず。
未曾有の天災やヨーロッパの経済不安、留まることを知らない円高と深刻なデフレ経済の
影響もあるでしょう。
さらに、増税政策や年金制度改革の不透明さなども、国民の多くに一層の貯蓄意識を
助長させるだろうし、観光業は今後、益々厳しい状況下に置かれることは容易に想像できるところです。
我々の今すべきことは、しっかりと現実を踏まえた営業戦略を練り直すことは
いうまでもありませんが、なによりまず、現場の船頭たちがこの状況を
しっかり受け止め、仕事に対する意識レベルを上げてもらうことが大切だと感じます。
船頭の服装や頭髪、そして言葉遣いなども洗練されるように
自らが400年以上続く伝統ある産業の継承者だという自覚と誇りを持って、
確かな操船技術の研鑽とおもてなしの心情あふれる接客サービスを
心掛けいかねばと思います。
我々は企業組合であり、一般の企業のような、ヒエラルキー的な構造ではありません。
だからこそ、組合員一人ひとりの意識改革が企業経営に与える影響は著しく大きく、
改善方向へ向かうためには、何にも増して大きな力になると確信します。
上記したように、世上は今後、観光レジャー業界へ向かい、強い逆風が吹き始める兆しが見えます。
素晴らしい保津峡の景観と迫力のある美しい保津川、そして伝統の匠の技である操船術と
最高の接客サービスで、暴れ川のような激流と厳しい時代の強風に立ち向かって
舟を力強く漕ぎ続けなくてはいけません。
組合員一同のさらなる奮起を期待したいと思います。
当方は企業で予算管理、実績進捗を担当しておりますが、昨今の数値は確かに非常に厳しく、昨対を下回る状態が続いています。
消費者には不可欠な衣食住を扱ってるにもかかわらず、です。
故に、現場には一層の経費節減をお願いしていますが、既にコンプライアンス遵守ギリギリのところもあり、悩ましいです。
お客さまのニーズをしっかり捉え、また、はっちんさんがおっしゃる通り、従業員1人1人が危機感を持って仕事に向かうのが重要と考えます。
我々の場合、まずは自分達が消費者として、現場の売上貢献が必須ですが、そのあたりも愚かになってる面があり、危惧するところです。
勿論、強要するのではなく、パートタイマーさんやアルバイトさん含め、会社の状況を理解頂き、協力してもらう。そういう体制を作りたいものです。
私は来月、広島から保津川下りへお邪魔しようと、虎視眈々と狙っております(笑)