明日16日(日)に、京都嵐山・大堰川(保津川)一帯で、平安時代の舟遊びを
再現した祭である「三船祭」が催されます。
三船祭は平安時代(898)宇多法皇が嵐山大堰川に竜頭の船を浮かべて
詩歌管弦を興じたことに由来する祭で、毎年5月の第3日曜日に
祭神である車折神社の延長神事として催されています。
当日は、渡月橋上流の水面に竜頭、鵜首などの美しい飾りを施した華やかな舟が
多数浮かび、その舟上で平安時代の衣装に扮した人達が詩歌、管絃、舞楽など
平安時代の遊びに興じます。
まるで平安絵巻から飛び出した様な風雅な風景を見ようと、毎年、渡月橋周辺には
約10万人の拝観者が訪れる嵐山恒例‘水’の祭りです。
私達もお客さんが降船した後、水辺を行き交う飾り舟の間を縫うようにして横切っていきます。
祭の奉納行事の一つ、舟からの‘扇流し’に遭遇すれば、雅やかな扇を掬い上げ、
戴くこともできるので、楽しみにしています。
この扇流しは、足利将軍が天龍寺へ参詣の際、お供の童子が誤って川に落した扇の流れる姿に優美さを感じ、
始めてもので、天龍寺参詣の度にお供の人々が競って扇を川に流したという故事に由来しているそうです。
「花の御所」に象徴される室町文化、京雅が華やかなりし時代。
なんとも優雅な美意識ですね。
この華やかなで雅な三船祭に、保津川下りの舟で遭遇したい方は、正午頃に亀岡を出航する舟に
ご乗船いただくと、祭舟を舟上にて間近にご覧になれますよ!
是非、この機会に三船祭と保津川下りをダブルで楽しんでみてはいかがでしょう。
お徳感満載ですよ!
三船祭は、たびたびの大洪水で毎年のように大きな被害が出た大堰川(保津川)の
復旧工事に当たっていた車折神社・祭神の清原頼業(よりなり)公の子孫一族が
車折神社の境内に「水の神様」を祭り治水を祈願したという由来を受け
昭和3年(1928)より始められました。
☆「三船祭」スケジュール
正午 車折神社において「おでまし式」
午後1時 神幸行列神社御出門、三条通を西へ向い渡月橋を
渡って嵐山中の島公園剣先に到着。
午後1時40分 中の島公園剣先において神儀が御座船に御乗船。
午後2時頃 御座船を先頭に龍頭船、鵜首船以下各供奉船が
順次発船、この間御座船に対して龍頭船を先頭に
各供奉船は奉納行事を行いつつ、
大堰川(おおいかわ)を舟遊します。
午後4時頃 神儀が北のりば付近に御上陸の後、車折神社
嵐山頓宮に入御、祭事を了えます。
再現した祭である「三船祭」が催されます。
三船祭は平安時代(898)宇多法皇が嵐山大堰川に竜頭の船を浮かべて
詩歌管弦を興じたことに由来する祭で、毎年5月の第3日曜日に
祭神である車折神社の延長神事として催されています。
当日は、渡月橋上流の水面に竜頭、鵜首などの美しい飾りを施した華やかな舟が
多数浮かび、その舟上で平安時代の衣装に扮した人達が詩歌、管絃、舞楽など
平安時代の遊びに興じます。
まるで平安絵巻から飛び出した様な風雅な風景を見ようと、毎年、渡月橋周辺には
約10万人の拝観者が訪れる嵐山恒例‘水’の祭りです。
私達もお客さんが降船した後、水辺を行き交う飾り舟の間を縫うようにして横切っていきます。
祭の奉納行事の一つ、舟からの‘扇流し’に遭遇すれば、雅やかな扇を掬い上げ、
戴くこともできるので、楽しみにしています。
この扇流しは、足利将軍が天龍寺へ参詣の際、お供の童子が誤って川に落した扇の流れる姿に優美さを感じ、
始めてもので、天龍寺参詣の度にお供の人々が競って扇を川に流したという故事に由来しているそうです。
「花の御所」に象徴される室町文化、京雅が華やかなりし時代。
なんとも優雅な美意識ですね。
この華やかなで雅な三船祭に、保津川下りの舟で遭遇したい方は、正午頃に亀岡を出航する舟に
ご乗船いただくと、祭舟を舟上にて間近にご覧になれますよ!
是非、この機会に三船祭と保津川下りをダブルで楽しんでみてはいかがでしょう。
お徳感満載ですよ!
三船祭は、たびたびの大洪水で毎年のように大きな被害が出た大堰川(保津川)の
復旧工事に当たっていた車折神社・祭神の清原頼業(よりなり)公の子孫一族が
車折神社の境内に「水の神様」を祭り治水を祈願したという由来を受け
昭和3年(1928)より始められました。
☆「三船祭」スケジュール
正午 車折神社において「おでまし式」
午後1時 神幸行列神社御出門、三条通を西へ向い渡月橋を
渡って嵐山中の島公園剣先に到着。
午後1時40分 中の島公園剣先において神儀が御座船に御乗船。
午後2時頃 御座船を先頭に龍頭船、鵜首船以下各供奉船が
順次発船、この間御座船に対して龍頭船を先頭に
各供奉船は奉納行事を行いつつ、
大堰川(おおいかわ)を舟遊します。
午後4時頃 神儀が北のりば付近に御上陸の後、車折神社
嵐山頓宮に入御、祭事を了えます。
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