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雨にぬれるバラを楽しむ

2007-04-25 10:21:55 | 薔薇
今まで雨が降るとバラが病気になると思っていた。今年は木酢液や植物保護液(NEW碧露、ニームオイル)を使っているので、雨になっても安心だ。葉がとても健康に大きく育っているし、雨をはじいている感じ。写真のバラはERのエブリンだが、一番大きな葉は8cmの長さがある。品種によっては10cmも楽勝でしょう。以前、花束でバラ(ロイヤルハイネス)をもらった時、葉がやはりとてもきれいで大きく、こんな風に育てるのはなにか特殊な設備で特別な薬を使っているのだろう(クスリ付け)と思ってしまったが、むしろヘルシーに育った証拠だったのかもしれない。手入れや風で折れた枝を花瓶に入れて飾っている。新芽がでる今の時期は葉の色も個性があって美しい。

我が家の古株はアイスバーグで15年になる。高さも2メートル、まだまだ元気。この5年ぐらい本格的な薬剤散布をさぼっていたので、アブラムシがでたら株元にオルトランを撒き、適宜市販のスプレー式の農薬を散布するぐらいだった。多少黒点病はでたが、それでも強健種なので平気だった。去年は天候がバラ向きで最高のパフォーマンス。だが、油断して、かみきり虫の被害に気がつかず主枝3本の内一本を失った。それから、もっと大事にしてあげることにした。

話が飛んでしまったが、植物保護液の話。これは10年ぐらい前から知っていたが、入手方法も面倒な感じだったし、食べるものじゃないんだから、農薬でいいと思っていた。今年はお隣りとの境に新しくバラを植えることにしたので、自然保護液を試してみることにした。お隣さんは家庭菜園をしていて、そのバラが育つ場所の近くに収穫した野菜などが積んであることがあるからだ。私自身も呼吸器系に問題が起こっていて農薬を吸い込みたくなかった。余り効かないと思っていたけれど、結果は上々!もっとも昨日観察したらハバチにやられていたけれど、パーフェクトは求めない方がいいでしょう。

ところで、植物保護液も100%体に無害という訳ではないようだ。植物のエキスだが、人が服用する漢方薬だって体に害のでるものもあるし、抽出過程でケミカルなものも使っているはずだから。木酢液も良質のものを選んでいるつもりだが、注意が必要。今まで通りマスクをして体を覆って、防護めがねも。終わったら、顔や目を洗ってうがいをしましょ。でも、農薬に比べたら、そのマイナス点はずっと低くなるだろう。気分も全く違う。

この部分は下記のサイトを参考にしました。GAMIさんThanks!
「農薬ギライのバラ作りのページ」
http://www7.plala.or.jp/organicrose/

バラは人間が人工的に作ってクスリで育てる特別な存在ではなく、一手間はかけるけれど花木の一つという感じになってきた。隣の家庭菜園もウチの借景としてなかなか素敵。お隣りさんありがとう!

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