ユリイカ - deep breathing

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自生植物と園芸植物

2007-03-21 13:46:07 | 考える
ようやく風邪もほぼ治ったので、この2週間気になっていた庭仕事にとりかかる。私の家は大きな防風林に近いので、朝の日当りが悪く悩みの種だった。でも、うまくやれば借景として素敵になるかもしれないと思ったのだが、このところの寒さと体調の悪さで、計画を実行できずイライラしていたのだ。

防風林はよそ様の私有地なのでいじれないが、その中間にある土地は公的な土地で以前は雑草刈りに業者がきていたが、ここ10年ぐらい来ない。ほっておけば、夏にはしの竹やすすき、葛などが2mの高さになってしまって、自宅の庭に葛などが押し寄せてくる。そんな訳で微妙だが、自分の好きなように草や勝手に生えた木などを取捨選択して切ってしまう。

しの竹は本当にやっかいだ。自然なやり方で完全にとる事はできない。そんな訳で自然風のゲートに刈り込んでみた。奥にほの暗い防風林への道を作るとそこにポッカリ空間ができて、素敵な奥行きがでる。防風林の足下には自生したヤマブドウ、アオキ、オオバジャノヒゲ、ヤツデ、スミレなどが生えている。その中に以前自宅に植えていた園芸種の斑入りのアオキを発見。ハデすぎて好きになれず、去年とり去ったものだ。こういうのってよくない感じがする。別に国立公園じゃないけれど、勝手に植生を変えてはいけないよね。明日また作業をするので、とる事にしよう。逆もだめで勝手に林から自生植物をとってはいけない。せいぜい種をそっと分けてもらうぐらいだ。鳥が運んでくるので、育つものはすでに自宅の庭に気がつかないうちに生えている。

最近買った園芸植物の生育にやきもきしていたが、大きな林を見るとどうでもいい気がしてくる。作業で血行がよくなって、目の下のクマも消えた。でも余り暖かくならないうちにこの作業をすませよう。これからの植物の勢いはすごいんだから。