さあ、片付けの話をしよう !

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「たくさん」「いっぱい」

2011-11-02 00:22:48 | 整理、収納、の話
  今日も長いです覚悟して読んで

今度こそスッキリした家にするぞ!
決意新たに新築の家に引っ越したのに

なぜか また元の木阿弥・・・あ~あ

収納スペースは壁いっぱいたくさん作ってもらった。
クローゼットだって納戸だって前より広いし
引っ越し前にはたくさん捨てた。

なのになぜ?

そんな悩みを抱えて整理収納のご依頼をいただく場合があります。


個人的経験から申し上げると、
まず、住まいには
①注文住宅なのか ②マンションや建売住宅、または賃貸なのか
による大きな違いが存在する。


①ならば 必要なモノの量とサイズにあわせて収納を設計する
②ならば すでに決められたスペースにモノの量を合わせる工夫が要る

つまり

モノが先なのか入れ物が先なのか
という違い。

多くの場合
先にモノがあって(②) 
それを決められたスペースに収納しなくてはならない。

相当ストイックな整理をしなくては
あっという間に作り付けのスペースでは足りなくなり
市販の収納家具やパイプハンガーやスチールラックを
買い足していく。
 ・・・・・散らかりやすい家の完成。


じゃあ、注文住宅でなきゃ片付かないの?
というわけでもない。

①の場合 充分に時間とお金をかけ検討し、
間取りや動線、設備や収納スペースを納得いくまで厳選して建築し、
やっと引っ越ししたのに

引っ越し直後には収納マックス状態(ぎっしり!)という場合も。

「思ったより入らない」
「いっぱい捨てたのに」と悩みは深刻。


これは「設計前に現在のモノの全体量を綿密に把握していない」ことが原因。


「いっぱい」とか
「たくさん」とかはとても便利な言葉だけど
あまりにもアバウトです。

たとえば
「食器が好きだからいっぱいあります。
収納スペースはたくさん作ってください」
と言われても、
「たくさん」の根拠がわからなければ
設計の図面上で充分かどうかの判断が難しい。

「たくさん」を具体的に把握するためには
設計を依頼する前に整理収納をしたほうがいい。



「要る・要らない」「使用頻度が高い・低い」で
分類し全体量を確認し、収納。

それから現状を見ていただいて
必要なスペース・サイズに合わせて設計を依頼する、ということ。


その時に大まかでも
「大皿○枚、深皿○枚」とか
「グラスは○個、コーヒーカップは○個」など数を記録しておくと
その後の設計、ゾーニング、引っ越しまでがとてもスムーズです。

数の記録は引っ越し後の「維持管理」
「ライフステージの変化」にも力を発揮します。



まだまだ書き足りない・・

というわけで、

11月3日からのイベント九州建築家バトル
是非ご来場ください!
なんたって
若いイケメン建築家15名の熱いバトル!
 とっても楽しい充実の時間をシェアーしましょう。
ワタクシは6日午前中に収納のお話をさせていただきます。
このブログの続きはその時に!