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ユニバーサルデザインと収納

2010-08-09 01:56:08 | 整理、収納、の話
本当に使いやすい収納って、

実は ユニバーサルデザインなんだ、って 思います。


お客様の収納設計図を考える時に
いつも無意識に意識しているのが 実はこの部分↓

老若男女や障害の有無も能力の差もなく 
誰もが使いやすいデザイン

(Wikipediaより引用)



家庭によっては
赤ちゃんもいればおじいちゃんもいる、
車椅子の人も 目や耳に障害のある人もアレルギーの人もいるし
忙しすぎる人も、悲しすぎる状態の人もいる。
片付けが苦手な人もいれば 得意な人もいたり、

家族のあり方は100件100通り。

「誰もが」使いやすい収納とは、
決して裏ワザや達人ワザではないし、
上手にキレイにしまいこむことでもない。

「何がどこにあるか皆がわかっている収納」のことだ!と言い切っておきますね。

これは家庭だけでなく
オフィスや店舗、倉庫や工場など 建物の中すべてに言えることで、


参考までに
ユニバーサルデザインの7原則 は 下記のように定義されています。

·どんな人でも公平に使えること
·使う上で自由度が高いこと
·使い方が簡単で、すぐに分かること
·必要な情報がすぐに分かること
·うっかりミスが危険につながらないこと
·身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
・接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること



例えばエレベーター。
ボタンの位置、ドアの開閉スピード、ゆとりの広さ、安全性等
ユニバーサルデザインと認められたものは 
デザインした人の思いやりを感じ取ることが出来ます。


健康な方ばかりのご家庭ではあまり身近に感じないかも知れない、

けど、
今日健康でも 明日はわからない。
子供は日々成長するし、親は日々老いていく。


見た目をキレイにするのはもちろん大事だけど
モノだけを見て収納場所を決めてしまうとすぐ崩壊する。


モノより人を優先して考えることが 収納のユニバーサルデザイン。

って、今夜も収納設計図書きながらの 長いつぶやきでした