考えごとの家日記。

一人暮らしのつもりの考えごとの家が8年経って一気に三人暮らしに?そして今や4人暮らし!?

空のいる風景

2006-07-03 17:48:10 | 生活
この自宅で生活をはじめて2週間ほど。このベッドもようやく自宅に持ち帰り、実家にはもうひとつベビーベッドを。リサイクル屋さんで1万円弱(日本製)。。安いですね。。このSTOKKEのベットは高いだけ?に構造デザインも輪になっていることで力が逃げにくくしっかりしているようです。(さわってみて実感)
さて、この家も2Fの机の上の布(天蓋のようなテント状)をまだ張っていないので、寝る時なんか広くて落ち着かなかったのですが、ようやく張りつつあります。作業中、机下から1Fの空を覗きつつ。。泣き声がしたら、即座に降りてきてあやす。。の繰り返し。まあこの家では上と下がつながっているとか、狭いことが子育てには有効に働いています。何しろ1Fもキッチンはもちろん、トイレや洗面もすぐそこにあるので、子供の様子を見ながら、もしくは子供をベビーチェアで近くに連れて行って作業できるというメリットがありますね。ベビーチェアもかなり重宝していますね~。

話は変わりますが米子に安藤忠雄氏の設計した病院が竣工しました。山陰初の安藤建築です。しかも安藤氏の病院建築はめずらしいのでは。。もともとあった病院の隣にリハビリ専門病院として95床6千平米3F建てで建築。日本海際の敷地なので、海側に一辺、対する大山を望む側を一辺、残り一辺をつないだ三角の平面で構成されています。(病室からの景色はどちらも最高。入院することがあればぜひここに入りたい。)2.3Fが病室で、1Fがリハビリ室と外来と事務系を。また中に三角の吹き抜けを3Fまで通しトップライトに。最近の表参道ヒルズをふと思い出す空間でしたが、こちらの方が全体とのスケール感やバランス感がよかったような気が。全体に安藤氏にしてはおとなしいデザインなものの、手すりなどの機能や素材選定など無理なく整理してデザインされているように思いました。それにしても、隣の既存病院があまりに田舎臭くうつり、残念な景色。少しでも魅力的な景色をつくる建築を増やしたいものです。