広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

覇王花の漢方スープ

2014-11-29 23:32:32 | 広州の食卓
11月の終わり、もう12月だってのに半袖の広州です。特にここ数日は蒸し暑くなってクーラー入れちゃうくらい。
去年も「12月なのに半袖だ~」なんて言ってた記憶があるのでこの暑さは珍しくないことなんだろうけど、今年は11月の初旬に寒波がきて一度冬になってからの暑さなので体調崩さないか心配な時期。

そんなこともあるけど、何より気に入った食材に出会ったこともあって、体にいい広東・漢方スープを作ってみました。

去年の6月くらいから日本人向けのクリニックでやっている漢方スープ教室に隔週で参加していて、最初の頃は何度か教わったスープを作ってみていたけど、子ども達に「変な匂いがする」とか「味がない」とか言われ、結局1人で消費することが続いて心が折れ、新しい食材との出会いを楽しみに通うだけになってました。

初秋に飲むとよくて、夏の暑さをとり、皮膚やリンパの炎症を抑えてくれるスープ「覇王花眉豆花生排骨汤」(覇王花とメイドウと落花生とスペアリブのスープ)の中の覇王花がとろりとした食感ですごくおいしくて、これなら子どもらが飲んでくれなくても自分が食べたいからいいや!と思って作ってみました(*^皿^*)

覇王花は初めて聞いて見たけど、イオンやヴァンガードなどのスーパーの乾物コーナーで普通に売ってました。特にこの時期は多く出ているのかな?


スペアリブはアイさんおすすめの壱号土猪で。お店のお兄ちゃん、袋に逆に入れちゃったね
アイさんのアドバイス通り「请砍大块」って言って、大き目に切ってもらいました。そうすると骨の周りのお肉もしっかり楽しめます。
沸騰したお湯で1分くらい茹でてから水で洗って汚れを落とすのが、澄んだスープにするコツなんだそう。

覇王花もお湯で洗って、濁りがなくなるまで何度か洗いました。
実はこのスープを作るのは2回目で、最初はちょっとしか洗わなかったからか花粉?が残って、スープがかなり濁っちゃいました(´Д` )

材料は他に、メイドウと呼ばれるいんげん豆の種類の眉豆と、落花生。
あとは棗の砂糖漬けの蜜枣。
さらに料理酒と塩。以上。

1時間ことこと煮込んだスープは1回目に作った時よりはきれいにできたけど、8歳の時から約50年作り続けているアイさんのスープには到底かなわないなぁ。まぁ、当ったり前だよね。写真右下がアイさんのスープ。

味はそんなに違わないのができで、子ども達も「このスープなら飲める」「おいしい!(肉が)」と気に入った様子でよかった!とは言っても、2日続くとそれは嫌みたい(^^;;

先日のアイさんのお言葉「始めはうまくスープを作れなくても、体にいいから作って飲んでみて。そのうちに上手になるから。」
材料が手に入る広州にいる間は、子どもらにあんまりうけなくても(たまには)スープ作りにも挑戦してみようかと思います

おまけで、1年中花が咲いていることから花城とも呼ばれている広州。この時期に満開になる花も。
金木犀も年に数回咲いて、最近また香っています。

来週からはまた寒波がやってきて寒くなるとも聞きました。今度は本格的な冬に突入かな。
寒い時は底冷えしてめちゃめちゃ寒い広州なので、もう少しあったかい日々が続いてくれないかな~なんて思ってるところです(^皿^)

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