チェインジトーク

クライエントの変わりたいという議論を支持する最初の一歩は、チェインジトークを聞いたとき、それに気づくことである。
では、チェインジトークとは一体どのようなものだろうか？
１、願望

チェインジトークの最初の話題は、願望である。
願望を意味する動詞には、したい（want）、好む（like）、望む（wish）が含まれる。

２、能力

チェインジトークの第２の種類は、その人が認識している自分自身の能力の範囲を明らかにする。
この場合の典型的な動詞は、できる（can）とその条件付きの形、あり得る（could）である。

３、理由

チェインジトークは、特定の変化のための具体的な理由を表す。
理由を示す特定の動詞というのはないが、願望を表す動詞が理由の在り処を示すであろう。

４、必要

命令型の言葉は要求、ないし必要性を意味する。
ここでの指標となる動詞には、する必要がある（need）、せねばならない（have to）、するつもりである（got to）、すべきだ（should）、する義務がある（ought）、せねばならない（must）がある。

５、決意

決意とはどのように聞こえるものだろうか？
ここでの典型的な動詞とは、つもりだ（will）であるが、決意は多くの形を持つ。

６、行動に移す

チェインジトークには第６の形がある。
それは、変化に向けた行動を開始したことを示唆する。
その人は、変わる方向に向けて動くために、何らかの行動を起こしたのである。