中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

被災地支援

2011-05-16 21:54:00 | 防災
 5月10日から被災者向け心のケアチームの一員として、福島県南会津郡へ出張していた長女が今日帰ってきました。主に一次避難所から二次避難所へ移られた方々のケアーを担当したそうです。2次避難ですから応急的な一次避難の体育館などから、家族単位等でそれぞれの自治体の空き施設や、風評被害でお客さんの来なくなった民宿やホテルなどへ移られた方々が対象だったようです。
 一泊3食で5千円程度での引き受けをされた宿泊関係者も、長期化するとなるとやはり問題もあり、仮設住宅の建設や計画的避難の行方を見守らねばならいところもあるようです。
 又、元々医療過疎地域での割り当てが一律で行われたため、医療を必要とされる高齢者などが医療機関から離れた地域に割り当てられるなど、憂慮するべき事態もあるとのことでした。そうした環境の中では、心のケアー対策ばかりでなく要請されることは何でのやるといった事態のようでした。薬の足りないところへはそれを届ける、少し事後の見守りが必要な高齢者への声かけ、支援物資の配達等々だそうです。しかし一番大変なのは支援チームを受け入れる担当保健婦さん達だと聞かされました。現場では休みを取ることも出来ず、チームへの対応を毎回繰り返すとともに、毎日の仕事の割り振りに肉体的にも精神的にもぎりぎりの中で対応されているようです。
 土曜日にお聞きした野あそび倶楽部会長木下さんの言葉を思い出します。「まだまだ継続しての支援が必要です」との一言です。私たちに出来ることをもう一度考えてみたいと思います。

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