中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

まちの活気

2006-03-27 02:41:41 | まちづくり

 先日少し沈滞気味の商店街をにぎやかななちんどん屋の皆様が流していってくれました。某ホテルの物産館一周年記念のイベント紹介の宣伝チームでした。
久しぶりにまちの賑わいを付けて頂きありがたい企画でした。この日は私は留守の日でしたが、宣伝チームの皆さんにお願いし、妻が記念写真を撮らせて頂きました。商店街は今大変厳しい状況に追い込まれていますが、やはり自助努力でこの状況を打開する気概がないと、何でも行政頼み・他力本街の気持ちが出てしまいます。人を呼び込む努力をもっと進めなければなりません。
 しかし、私が思うに行きすぎた規制改革による弊害から、全国の中心市街地の衰退に拍車がかかりました。世界に冠たる日本の物づくりの対価を、商業分野の規制緩和でアメリカに譲歩すること自体が亡国の思想であり、今更何をかいわんやということです。
 欧州はその事には敏感に対応しており、一時そうした規制緩和が問題となった英国などは、すぐさま政策を見直してます。
 振り返って日本の現状はと言えば、行きすぎた規制緩和が、大型店の野放図な出店ラッシュとなり、地方自治体のまちづくりを崩壊せしむる処まで来ています。
 全国いたるところ隅々まで大型店の論理でまちづくりを進めることの是非が問われています。人口減少に対応するコンパクトシテイの考えが先進国で主流になっているのは、資源の有効活用がこれからのまちづくりの基本と言うことで有り、まさに団塊の世代の大量リタイアが想定される日本に有っては、避けて通れないところでないでしょうか。

上有知湊

2006-03-21 18:06:34 | まちづくり

美濃市はうだつの上がる町として有名です。今日は上有知湊とその燈台を見てきました。美濃のまちは、戦国の武将金森長近が関ヶ原の合戦後、その功により美濃の国上有知(こうずち)に約2万石の領地を賜り、飛騨の国を子の可重に譲りこの地を隠居所と定めて小倉山に築城し城下町の造営にあたったところです。一代で越前大野・飛騨高山、・美濃上有知ろ3箇所の城下町を整えたことになります。美濃市はまた古くから美濃和紙の生産で有名な処でもあり、長良川の水運を利用して栄えたところでもあります。上有知湊の背後には城山の「小倉山」公園があり、花見の季節には市民で賑わう公園となっています。

高齢化するまちなか

2006-03-19 12:45:04 | ほんまち情報

 3月は諸団体の総会や役員の引き継ぎの季節です。私が住む本町2丁目は中心市街地の商店街ですが、矢張り高齢化と少子化が顕著になっている町内です。
 3班に分かれて自治活動を行っており、私達の班は昔から上組(かみぐみ)と言います。他は中組・下組と言います。先日上組の班役員引き継ぎ会がありました。上組は桜友会と呼び習わしており、歴史は古く会員の中で一番古い家は嘉永年間に火消し馬頭組の頭を務めていたことが、町会所文書に記録されております。
 会員数は現在17軒ですが、小学生・中学生は現在それぞれ一人づつと言う状況です。四捨五入で60歳になる私達がまだ若手のままですから、察しが付くというものです。ご覧の通り皆さんお元気でお過ごしですが、商店街の活気は一時と比べて寂しくなりました。それでも商いで生きてこられた方々ばかりですので、前向きに考えが纏まるのが良いところです。
 今回も春の祭りの出仕や、役員選出、今年引き受けなければならない町内会長の人事などを決め、和気藹々のうちに懇親会をさせて頂きました。
 まちづくり三法の見直しが国会に上程されております。まちなかを再生しなければ、真の少子高齢化対策は実現出来ないと思うのは私だけでしょうか。

WBC

2006-03-15 13:53:08 | スポーツ・イベント

今日は快晴です。乗鞍や北アルプスの山々も、春の様相!
今日は悔しかったアメリカ戦の鬱憤を晴らすかのような王ジャパンの快勝でした。USAに勝ったメキシコはもっと手強いのかとと思っていましたが、まずはめでたしめでたしでした。次回の相手は因縁の韓国です。ぜひ勝利して欲しいものです。


雪上ハイキング

2006-03-12 13:57:59 | 山のぼり・ハイキング

 3月11日新穂高鍋平高原で行われた雪上ハイキングに参加してきました。
NPO法人山の自然文化センターの主催で、標高1300mの高原の雪上トレッキングは、約5キロのコースを4時間かけて散策するもので、スノーシュウー(西洋かんじき)をつけて絶好の散策日和の中ツアーを楽しんでこきました。
 この日は、23人の参加者とお昼を雪上で食べるなど、和気藹々の中でスノーシュウーの体験をさせて頂きました。又この日は高山市を中心とする障害者の野外活動ボランテイアの皆さんが、雪上研修もかねて参加するなど地元の皆さんが中心でした。又、元気な中年のご婦人方が主の「山楽会」の皆さんも参加され、中年パワーの一端を垣間見る楽しい雪上ハイキングでした。
 ツアーガイドで参加者を飽きさせないよう引率下さいました長谷川さん、改めてお礼申し上げます。有り難うございました。