中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

はなかえで

2007-03-31 09:39:41 | ほんまち情報

いつかも書いたと思いますが、私達の商店街には、何種類かの植栽を施しています。基本とするところは花が咲き実がなり、紅葉が美しい樹木です。その中にハナの木があります。花楓とも呼ばれとても紅葉が美しい樹木です。楓類は春先ず花を咲かせます。とても小さな花なので、実をつけた後のとんぼより目立ちません。この花の木は普通の楓と異なり、とても目立つ真っ赤な花を木いっぱいに付けます。そして桜のように蘂(しべ)を降らせます。
 ちなみに広辞苑ではこう解説しています。
「カエデ科の落葉高木。中部日本に稀に産する。幹の高さ約20メートル。葉は浅く3裂。雌雄異株。春、葉に先だって濃紅色の小花を総状花序に密生、木全体が紅く見える。翼果は紅紫色、紅葉も美麗。樹皮または葉を煎じて洗眼に用いる。はなかえで。」
 雌雄異株ですので、商店街では2本並べて植えています。今ご覧いただけばすぐにどちらかわかります。雌株はいっぱいに真っ赤な花を付けています。又葉が出てくると雄株の葉は大きいので判別出来ます。

帰る鴨

2007-03-30 20:53:04 | 四季折々

 昨夜来の雨は雷雨となり朝方まで雷鳴が轟きました。朝方は雨も止みましたが、今夜はまた少し冷え込んでいます。画像は雪代の出た柳橋下の宮川に、北の国へと引き時を待つ鴨のつがいです。育てた小ガモを引き連れて旅立ちを待つ鴨は、その慶びを体いっぱいに表しているようです。
「胸の上に雁行きし宙残りけり」は石田波郷の句です。それを見送る私達には一抹の寂しさが残ります。

少子化対策

2007-03-27 11:49:30 | 市政関連

 さる三月十三日の一般質問で、所属会派の住議員が取り上げました、「幼稚園児についても第三子からの無料化」については、市が来年度から実施する子育て支援対策の一つ「保育園児の第三子からの無料化」に合わせ実施されたいとする内容でした。
 当日の答弁で市長は、幼保一元化の進む中にあっては前向きに検討すると答弁されましたが、四月一日から併せて実施する方針となりました。
 この事については、私達会派の中より幼保足並みを揃えるべきとの声があがり、一般質問に合わせ指摘をしておいたのですが、最終日の予算案可決までには一応の方針変更を確認し、賛成討論に臨みました。
 高山市には私立幼稚園が3園あるのみで、あとは公立保育園13・私立保育園11・無認可保育所2の24園プラス2保育所体制となっています。
 少子化が進む中にあって、私立幼稚園においては園児の確保が難しい状況にもなっており、3子以降が保育園に流れるといった状況も危惧されました。
 又、地方都市の子育て支援対策としては、やはり公平性を欠くと採られる内容であり、速やかな方針変更は当然の事とも思います。
 詳細については四月一日の広報高山に発表される予定です.


街の賑わい

2007-03-24 15:25:43 | ほんまち情報

 先日ちんどんやさんのチームが今年も本町を練り歩いてくれました。昨年も家内が記念撮影させてもらいましたが、今年も覚えてくれていて、みんなで記念撮影をしてくれました。皆さん有り難うございました。
某ホテル物産館の3周年だかの宣伝でした。太鼓と鉦の音はにぎやかな雰囲気を盛り上げてくれますが、リード楽器の音色は遠くからも聞き分けられて郷愁を誘ってくれます。
 昨年の編成はアルトサックスでしたが今年はクラリネットでした。リード楽器というのは人の声に似ているといわれます。一番似ているのがオーボエだそうです。ペルシャの市場だったと思いますが、交響曲のなかで市場の喧噪を表すのに、オーボエとクラリネットが使われていたと思います。
 小学校の頃よくサーカスが来ました。昔の朝日町にあった通称サーカス広場にテントを張りました。客寄せのジンタのメロデイが風に乗って我が家へも流れてきました。あのメロデイを聞くと居ても立ってもいられず、テントの前に繋がれている象やライオンを見に行ったものです。そういえばあの頃は始発の汽車の汽笛も聞こえてきたものです。そうそう東山から聞こえてきた寺院の鐘の音も最近はあまり聞きません・・・。今朝のNHKで金沢には寺町の寺院の鐘をついて回る会があるそうです。高山でも立ち上げましょうか。

市職員の勤務時間

2007-03-23 13:37:31 | 市政関連

 市職員の勤務時間帯が上記のように変わります。国の方針に従って改正するもので、有給の勤務時間が無くなり、有給の勤務時間と無休の休憩時間とになります。具体的には正午と午後3時の有給休憩時間15分が無くなることになります。終業時間は現在と換えあらず17時15分で変わりません。
 現在喫煙者は庁舎外のして喫煙所で喫煙していますが、休憩時間が無くなったことにより、大手を振って喫煙できなくなるのでは? そうした質問に対しては、国などもその様な事態に対しては見解を出すことなく、常識の線で対処されたいに留めているとのことです。