中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

解散間近

2008-09-28 19:28:09 | 政治
 本日、金子一義代議士の国土交通大臣への就任内定が伝えられました。午後2時前後のことだったようです。中山前大臣の辞任を受けての決定です。麻生内閣にとっては大きな痛手となった前大臣の辞任ですが、地元にとっては吉報となりました。冒頭解散か補正予算成立後の解散かが取りざたされているこの頃ですが、どちらにしても与党・麻生内閣どちらにとっても多難な船出となったことは否めません。
 経済がグローバル化する中にあって、医療、保険、介護等国民の暮らしの基盤を安定させ、景気対策へのさらなる取り組みを期待するものです。当然総選挙の争点ともなるものと思っています。取り急ぎ国土交通相の就任おめでとうございます。

井波の街並み

2008-09-25 00:17:40 | まちづくり
 24日は地元商店街の視察をかねて、富山県井波へ出かけてきました。彫刻と信仰の町として有名な礪波平野の歴史ある町です。

 町の顔としての商店街や門前町は、近年多くの都市で電線類の地中化や修景がなされ、趣のある街並みや家並みが守られています。瑞泉寺という北陸最大級の伽藍を持つ古刹の門前町としての「八日町通り」は、彫刻師の鑿の音が聞こえてくる趣のある通りでした。浮ついた所のない歴史を感じさせる好感の持てる町でした。
 

 松屋さんという美味しいそばのお店もありました。高山とは観光の方向性も町の規模も異なりますが、何か教えられるものがあると感じたのは私だけではなかったと思います。
 



かまくらの柳倒壊

2008-09-23 09:50:34 | 四季折々



中橋上流の柳の古木が倒壊しました。2枚の画像を見比べて頂くと解りますが、4月の画像の丁度夕日に染まる柳が中央右手にありますが、今朝の画像ではなくなっているのがおわかりいただけると思います。昨日の夕方には造園業者さんが来て処理をされていましたので、一昨日辺りのことではないかと思っています。

 柳の木は50年前後の寿命というようなことを聞いたことがあります。そう言えばここ10年ばかりの間に、中橋下流東側の柳、筏橋下流の柳が倒壊しています。中橋からの景観上も大切にしたい樹木の一つでしたが残念なことです。春祭りの屋台をバックにした柳の芽吹き、櫻の花と柳の若芽のとのコントラストなどは、観光高山の名を高めてくれたアングルです。
 残された川原町側の柳も育ちすぎていますので、少し手を入れてやらないとこの二の舞となると思われます。景観保全の意味からも手を打って欲しいと思います。
 私達の子供の頃は(幼稚園から小学生4~5年頃)、この近辺が夏の水泳場(みずあべば)でした。丁度この柳の下は深みとなっており、中橋までの間芋の子を洗うような有様でした。


麺屋バイブル

2008-09-22 14:42:04 | 料理


 ちょっと北陸方面の麺食い情報を調べるつもりで、我が畏友「学ちゃん」の「麺屋徘徊」を繰っていたのですが、一度今までのレポートを打ち出してみるか・・!という気になってしまい、ぜ~んぶ打ち出してしまいました。いや~継続とは力なりとはよく言ったもので、画像でご覧になるとおりの114ページ。堂々たるバイブル。B級グルメの手引き書!昼飯探しの手引き!庶民の味巡り入門書!富山へ行ったら飽きさせない観光ガイドといえます・・・!氏のHPは下記アドレスからご覧下さい。
http://www.ctt.ne.jp/~bikeclub/
 改めて敬意を表する次第です。どこかで表彰状をもらって欲しいくらいです。今後もがんばって続けて下さい。


野口健講演会

2008-09-21 00:26:26 | 四季折々

 明けて昨日となりますが、20日は午前中は西小学校の運動会へ出かけてきました。昨年は体育館の工事中で6月の開催となり、約一年半ぶりの運動会でした。一学年一クラスと学校規模が寂しくなったのですが、一生懸命競技してくれました。地域の元気の源となって欲しいと思います。
 さて午後からは、標記の講演会に丹生川文化ホールまで出かけてきました。飛騨山岳会創立百周年の記念事業の一環として行われた講演会で、沢山の皆さんが詰めかけ盛会でした。
 野口さんは、アルピニストとして世界の7大陸最高峰最年少登頂記録を、25歳で樹立した登山界のスーパースターです。又エベレスト(チョモランマ)をネパール側チベット側から登頂し、現在はエベレストや富士山の清掃登山に取り組まれていることでも有名です。
 午後2時から約1時間40分の講演は、氏の登山経験に基づく貴重な体験談を盛り込んだ内容で、あっという間に時間が過ぎた感じです。中でも登山の怖さ、特に登頂後の下山時の緊張感や恐怖心についての内容は、実際の経験に基づく内容で改めて極限状況に置かれた人間の弱さ生き様を語られたと思っています。
 昨年の木下会長のモンタカンリの初登頂についても、前夜のビバークら頂上直下のトラバースを経て疲労困憊の中での登頂、登頂後の下山時の時間の経過を考えると、極度の緊張感のなかで悪戦苦闘されたのではないかと推測します。改めて初登頂の偉業を讃えたいと思います。
 野口氏の講演の後半部分、清掃登山を始めるに至った経緯や動機についても、深く感じ入るものがありました。自然のなかに身を置くことで、地中環境の変化に危機感を強められる内容のお話も、一人間として感じるものがありました。
 今後とも多方面でご活躍されることを願って病みません。あわせて飛騨山岳会益々の発展と、会員皆様のご活躍をお祈り致します。