中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

6月議会一般質問から②

2011-06-28 23:51:00 | 市政関連
 6月議会では
1.自治基本条例制定と市民参加の位置づけ並びに政策検討市民委員会について
 (ア)自治基本条例のあり方はどのように想定されているのか
   ・議会基本条例先行の中で、市民参加条例・市民活動推進条
    例なのか行政基本条例なのか
 (イ)行政運営の中に市民参加をどう位置づけるのか
  ・行政の活動領域と市民参加のあり方
   住民ニーズの把握と政策要望、事前評価、事業評価、行政評
   価
 (ウ)政策検討市民委員会は具体的に何を担いどう活動をしていく
    のか
  ・委員会の権限、活動領域、構成人員等
  ・審議会、モニターとの棲み分け並びに検討結果の施策への反
   映
  ・議会との関係
と通告してその考えを質しました。その内容についてはhttp://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/situmon/23.06/situmon.htm でご覧にいただけますが、そうした中で、市民参加を受け入れる前提として、これまで政策評価の必要性を訴えてきたのですが、事務事業評価、政策評価等の行政評価については、平成15年以来何度も一般質問で取り上げてきたのですが、遅々として進んでいない状況です。今回「高山市はなぜ政策評価に及び腰なのか」という中で、コレまでの経過を少し述べております。http://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/jitikihonnzyourei/jitikihonnzyourei1.htm
お時間のある方は、ご覧下さい。
 高山市は平成12年にバランスシートの公開を期に「高山市事務事業評価システムについての考え方をまとめ、事務事業評価に取り組む姿勢で向かいました。その考え方は以下のとおりです。
 ○意義:計画の実効性とその効果を測定し、行政の効率化職員
     等の資質の向上をじて住民満足の向上を図る。
 ○目標:①全庁的な事業マネジメント意識の醸成
     ②計画の実現性と実効性の確保
     ③事務事業の見直し~スクラップ&ビルドへの展開
 ○評価の範囲:総合計画の施策の大綱を中心とする体系に沿っ
     て、「予算化された個別事業の評価→関連する個別事
     業をまとめた基本事務事業の評価→施策の評価」とい
     う課程を踏まえ最終的には政策(行政)評価へと展開
     していく。
 ○評価システム構築の条件整備
  (1)評価対象事務事業の条件:「目標による管理」をベー
     スに「効果の測定」と「効果の反映」を行うシステム
     。為に次の条件を設定する。
     ①目標及び目標値の設定が可能なもの
     ②事業毎の予算化が可能なもの
  (2)評価体系の整備:次のように評価体系を整備する。
     ①予算化された個別事務事業をその性質により分類整備
      する。
           実施計画記載事業(リーデイング事業)
           組織・団体への補助金交付事業
           総務管理的事務事業
           他の一般事務事業
     ②分類整理した個別事務事業を総合計画の計画課題等に
      そって評価体系として整理する
  (3)評価調書の設定:わかりやすい評価基準と取り組
     評価調書を個別事務事業の性質と評価の簡易に基
     づき設定する。
 ○評価システムの確立
    評価体系の整っている実施計画記載事業評価に取り組み、
    順次対象事業を拡大し平成17年度のシステム確立を目
    指す。
       平成13・14年度試行期間、平成15年本稼働
       平成13年 実施計画記載事業
         14年 他の一般事務事業
         15年 組織・団体への補助金負担金交付事業
         16年 総務管理的事務事業
                施策評価(総合計画小分類単位の評価
 ○評価の手法:次のプロセスを踏まえ実施する。
        ①事業担当者の評価 評価調書の作成
        ②グループ内の評価 事業担当者作成の評価調書に
         基づきグループ単位で評価。対象事業を相対評価
        ③課内の評価  ①②を基に課単位で評価対象事業
                を相対評価
        ④評価結果の活用  最終評価の結果を基に事業の
                  見直し等を検討し、次年度以
                  降の計画(事業)立案に反映
 今ではそんなこと覚えている人は少なくなっているのでしょうが、昨年やっと事務事業評価シートが出ましたが、上記の予定では試行期間の段階です。高山市のこの体質は何なのだろうと思ってしまいます。又、改めて振り返ってみると、一般質問での答弁も形式だけなのかと市民に顔向けできない思いで一杯です。
 ついでにリンクしていますので、平成15年調査した当時の臼杵市のサービス評価制度の考え方もお時間のある皆様はご覧になってみて下さい。

日和田高原:石仏巡りツアー

2011-06-26 10:18:00 | まちづくり
 昨日は「日和田高原石仏巡りツアー」プレイベントに参加してきました。旧高根村(現高根支所地域)日和田、小日和田、留之原地区には、古くから多くの石仏が残されています。この地域は古くは木曾義仲の挙兵にもつながる馬の産地としても知られ、馬大尽と呼ばれた原家があることでも知られた地域です。その為馬頭観音にまつわる信仰や、御嶽山の山岳信仰に関連する石仏が多数設置されています。その多くは御嶽山へ向いた路傍にあります。その数50カ所以上といわれており、地元NPO法人[Y(ワイ)I(アイ)K(ケー)」の皆さんが、これらの石仏を巡る3つのツアーコースをつくられ、この7月から10月までのツアーを計画されています。昨日はそのプレイベントと言うことで報道関係者などを集め、実際のデモンストレーションをされました。
 午前9時45分旧日和田小学校、現飛騨高山御岳トレーニングセンターを出発、約4キロ20カ所を巡り、12時15分出発地のトレーニングセンターまで戻りました。途中解説の上田さんの語りに熱が入り、時間的に見学を省略する箇所も出ましたが、普段は静かな集落の中をツアーさせて頂き、都会で評判の良い高根コーンの作付けの様子や、集落には現在幼児が2人となってしまった状況、かつての馬小作で繁栄していた頃の地区の様子、馬大尽の原家では、日露戦争前に松本の連隊2000人を受け入れることが出来た程の財産家であったこと、馬を飼育するため昔はスイスの牧草地のように山の上までのどかな光景が続いていたことなどをお聞きするなかで、あっという間の2時間半でした。また、稚児百合、鳴子百合、一薬草などの山野草も目につき、飽きることのないツアーであったと感じました。

 途中、日和田林産前で休憩を採って頂き、お茶と地元産そば粉を使った御饅頭とクッキーをいただきました。蕎麦の香りがほどよく感じられ、美味しくいただきました。
 今後のツアー予定は以下のとおりです。
 7月17日(日) 8月21日(日) 9月18日(日) 10月16日(日)
 午前9時30分 飛騨高山御岳トレーニングセンター集合 
 定員15名 参加料1500円(傷害保険、おやつドリンク付き)
 連絡先:NPO法人ワイ・アイ・ケー 島崎さん
     TEL/FAX 0577-59-2258まで
ガイドは地元の事を知り尽くした次の4名の皆さんです。



ニッコウキスゲ

2011-06-24 01:04:00 | 四季折々

23日は清見支所裏のニッコウキスゲを見てきました。清見支所の裏手の山は借地で、少し風通しを良くする目的で木を刈り払っています。合併した支所の中では、唯一冷房のない役場で有名でした。現在は図書館機能や子育て支援スペース等を併せ持つ複合施設となり、冷房完備の施設となっています。しかし、昨年全カンフル冷房を中止して自然の風を入れる運営をしたところ、光熱費が群と節約できましたとのことでした。横道にそれましたが、23日地元紙の朝刊で紹介されましたが、ニッコウキスゲの咲くこの山の斜面にカモシカが来訪するという記事を見て、早速群生するニッコウキスゲの様子を見に行ってきました。
 というのも、この斜面は前々から笹百合が咲くことで有名でしたので、これだけのニッコウキスゲの群生ぶりに驚いたからです。先日も飛騨市へ笹百合を見に行ってきましたが、今年は皆目その影も形も見えず、がっかりして帰ってきたからです。支所長の話では、笹百合も咲き始めましたとのことでしたが、何とかこちらの法も絶えなく咲き続けて欲しいと念じました。
 久しぶりに訪問した清見支所でしたので、図書館分館の読書拡大器を見せて頂いたり、
図書館と育児スペースの利用・活用度のお話を聞かせてもいただきました。又、図書返却ポストの設置により利用しやすくなり、利用者が増加しているなどお話を聞いてきました。
 又、高原地域振興課長のお話では、坂本トンネルの無料化でせせらぎ街道の通行量が増加傾向にあるなどのお話を伺って参りました。
 夜は日枝神社の臨時総代会・地元本町会商店街振興組合の理事会と続き、終了後朝日町三井食堂へ移動し、4人で「冷やし中華」の大盛りを食べてきました。具沢山、おつゆたっぷりの特性冷やし中華は、これからの時期の〆にはオススメの一品です。



復興レストラン女川すえひろ

2011-06-22 01:48:00 | まちづくり

 21日は国府町の指定管理施設「特選館あじか」内にオープンした、「復興レストラン女川すえひろ」のオープニングセレモニーに、副市長、議長、地元議員共々出席させていただきました。
 東北大震災で被災し、高山市で避難生活を送っている宮城県女川町出身の末長賢治さんが、指定管理者「あじかファミリー会」の協力を得て開店にこぎ着けたものです。
 「特選館あじか」は、合併前の国府町が設けた道の駅が前身です。現在は「指定管理者あじかファミリー会」が実質的経営に当たっています。会員が持ち寄る新鮮野菜等で、毎日賑わっている施設です。営業成績も年々増加傾向にあり、地域振興に貢献する施設となっています。以前レストラン部分も営業していたのですが、諸般の事情でここ数年営業を休止していました。そうした経緯もあって末長さんの開店の運びとなりました。
 今日はセレモニーの後試食会もあり、地元食材を使った東北の味を試食させて頂きました。

 クロレラが練り込んであるという「ひすい麺」、仙台ミソの焼きおにぎり:みそおにぎり、なめこそば、醤油ラーメン、味噌ラーメンなど試食させて頂きました。高山の皆さんに愛されて繁盛される事を願っています。頑張ってください。



消防操法大会

2011-06-22 01:03:00 | 防災

 19日は高山市消防操法大会が奥飛騨温泉郷村上グランドで行われました。当初雨が予想される天候でしたが、競技中は雨も上がりまずまずの協議日和という天候となりました。各地区の予選を勝ち向かれた精鋭ばかり、接戦でした。結果は高山支団第1分団八幡班が優勝。8月恵那市で行われる県大会へ出場されることとなりました。ご健闘をお祈りします。