中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

城山解放と恵橋完成式

2015-05-31 22:37:00 | 四季折々


 今朝は、倒木処理のめどが一応つき、城山を開放するという記事を読んで天守閣跡まで行ってきました。新緑がまばゆい城山は気持ちの良い朝を迎えていました。倒木処理で切り倒された松などがあちこちに積み残されていました。しかし天守閣へ行くまでの道沿いには大雪被害の爪痕がまだまだたくさん見られました。大変ですが今後も着実に処理していって欲しいと見て来ました。

ついでにいつもの場所で山野草を見て回りました。二人静や羅生門かずら、姫シャガ、やぶ手毬、コアジサイ等城山はやっぱり山野草の宝庫です。市民の皆様も朝夕の散歩にこれまで以上に訪れられるのではないでしょうか。
午後からは新穂高渓流保全工事関連で、恵橋の完成式に水門基盤環境委員長と出席して来ました。恵橋は新保高の登山センターから左股へ渡る橋で、渓流保全工事の中で架け替えられました。

北アルプス登山の飛騨側受け入れ拠点である新穂高は、神通砂防直轄事業で平成32年までかけて合流点の工事を進めていますが、恵橋の完成は一つの大きな区切りとなる工事でした。この地域の振興にとっても大きな役割を担っています。地元の皆様と共にその完成をお祝いしてきました。



週末に考える安保法制と朴葉寿司

2015-05-31 08:06:00 | 四季折々

 昨日岐阜新聞の「現論」のコラムに書かれた、法政大学総長田中優子さんの「安保法案」と題するコラムをを読ませていただいた。「平和と安全という言葉が強調されているが、平和が戦争を意味するのであればもう平和という言葉は使えない、これからは非戦と言い換えよう」という主張であったと思います。
 前半では過去の天皇の権威への依存を例に挙げて、「依存はいかなるものであろうと責任を伴う対等な関係でなく、『ついていけば大丈夫という』根拠の薄い怠惰な神話に過ぎない」と指摘されておられた。グローバル化する社会の中で広く世界に目を向け、独自の深いかかわりを持つべきとも主張されていました。いろいろな意味で考えさせられる指摘ではなかったかと思います。
 文中の依存という指摘から思い起こさせられたことは、私たちが取り組んでいる議会改革についてです。市民の評価に繋がらないもどかしさを感じる事の一つに、市政に関する依存体質の問題があります。いわゆる「市長与党」という言葉に代表される依存体質の問題です。我々が取り組んできた議会改革に対しては、「市長反対会派」というレッテル張りで誹謗されることが続きましたが、ここにきてまだ市民の中にそうした感覚で物言う人がいることも現実です。少し時代遅れの考え方だと思うのですが・・・。
 二元代表制の議会の役割をもう一度確認し、さらに一歩改革を前に進める事こそ今期の議会の重要課題であると認識しています。議長立候補に伴う所信表明や、議長就任あいさつではそうした認識で取り組むことを申し上げました。

 夏のような天候が続き、あちこちで朴葉寿司の話題が取り上げられている中で、我が家も作りました。そしたら師匠からもおすそわけが届きました。左が我が家のもの、右が師匠の朴葉寿司です。酢加減と酢飯の具合がやっぱり師匠のものの方が一段上でした。ごちそうさまでした!



東京事務所の報告

2015-05-29 23:29:00 | 四季折々

 今日も暑い日でした。朝からいくつかの報告を受けました。そのうちの一つ、高山市東京事務所の清水さんが就任2か月目の報告にきてくれました。本年度ブランド・海外戦略部に設けられた東京事務所は、岐阜県の東京事務所に間借りする形で活動しています。このポジションでの仕事の内容や、県と連動して仕事ができる利点など話していってくれました。
 岐阜県も観光振興や物産販売などで、首都圏でのキャンペーンを展開していますが、そうした面では飛騨を切り離せないのが現状です。飛騨牛の販売促進キャンペーンを打つにしても、お互いが連動して相乗効果を上げることも可能で、やりがいのあるポジションですと話してくれました。個人的なネットワークの輪も、大いに広げて頑張ってほしいと激励したところです。
 今日はかねて平野さんから分けていただいた「信州のそば粉」で、久しぶりにそばを打ちました。水の分量と水回しに注意して何とか打つことができました。夕飯は蕨ごはんとめざし、そしてざるそばでした。今日のめざしは上ものでした。久しぶりの家飯でハイボールを一杯いただきましたが、この取り合わせはグーでした。

高山市高年者基礎調査よりより

2015-05-29 05:32:00 | 市政関連
高山市の高年者の状況を調べてみました。

高山市の高齢者数及び世帯数の比較です。(65歳以上の人数)

その内独居の皆さんの状況です。H26年で55%の皆さんが独居という事になります。

認知症の皆さんの状況です。H26年では約28%の皆さんが認知症という事になります。

寝たきりの皆さんの状況です。H26年では約15%の皆さんが寝たきりという事になります。

高齢者福祉の問題、介護保険制度の問題の根本の数字です。

古賀誠さんの講演

2015-05-28 00:00:00 | 四季折々

今日は朝9時から、第13回高山市グランドゴルフ大会第の開会式に出席しました。好天に恵まれて約400人の参加者の皆さん方は元気にプレーされていました。午後からはシルバー人材センターの総会に出席して来ました。
 月曜日は市商連の総会、火曜日は高山市主催の戦没者追悼式に出席し、議会を代表し追悼の辞を述べてきました。もうしばらく総会への出席日程が続きます。
 昨日の戦没者追悼式には、全国遺族会顧問の古賀誠前衆議院議員が出席され、追悼式終了後に記念講演がありました。
 氏は2歳の時父上がレイテ島で戦死され、母上が女手一つで2人の子の養育に当たられる苦労を見て育つ中で、政治家を志した方としても知られています。日本遺族会会長も務められた方です。
 講演の中で現在国会で審議中の安保法制については、次のように語られました。長く封印してきた集団的自衛権の行使の問題は、もっと国民的合意を得て実行に移すべきであると。特に政治がもっと責任を果たす問題であるとも語られました。その為に必要なのは憲法改正であり、その手順を踏んでから国民の納得を得て進めるべきで、法解釈の変更で進めるべき問題ではないのではないかと強調されました。又靖国神社関連では、13名の戦犯といわれる人たちの合祀は見直すべきである。昭和53年までは天皇陛下も、内閣総理大臣も靖国神社にお参りできた、そうした環境を取り戻すべきとも主張されました。国の安全に関する考えやその体制整備のアプローチでは、安倍首相とは異なるいわゆる自民党ハト派の論客としての主張をお聞きしました。