中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

スノーシュウ研修

2013-01-27 22:39:00 | ボランテイア

今日はNPO法人「野あそびクラブ」のスタッフ研修で、新穂高・鍋平へ行ってきました。昨日、一昨日は寒波による強風で、新穂高ロープウエイは運行中止だったようです。そんな天候でしたので薄日の差す今日は、スノーシュウ研修にはもってこいの条件下でのミニトレッキングでした。

インストラクターの長谷川さんの解説を受けながら、白樺林の中を一周してきました。白樺を初めとする樹木には、一方からの強風で張り付いた着雪模様が筋目となって見ることが出来ました。また林の中ではキツツキの音に見上げると、アカゲラが盛んに木をつつく姿を確認することも出来ました。熊棚や兎の足跡なども確認できました。

途中から2班に分かれて行動しましたが、斜面での尻セードや、緩斜面の登校・下降などもあり正月で少しなまった身体を動かして来ることができました。3月には「冬の上高地トレッキング」が予定されています。今年も参加者の皆さんを安全に引率できるよう、今日はその為のスタッフ研修でした。



二十四日市

2013-01-24 16:52:00 | 四季折々
今日は気温もゆるみ晴天に見舞われた二十四日市でした。雪の降らない二十四日市は珍しいことで、多くの市民の皆さんが買い物に出かけてくださいました。


「有道しゃくし」、「小屋名しょうけ」、「宮の一位笠」など近郷の伝統の特産品も出品して頂き、市民の目を楽しませてくれました。今年も出展して頂いた保存会などの皆さまありがとうございました。今年の市も賑わいました。我が店の店頭も賑わいました。ありがたいことです。冬の高山の風物詩として、すっかり県外にも知られるようになった二十四日市です。不況の時こそ頑張って、この賑わいを将来へつなげていく努力が求められています。



太陽光発電買い取り価格の引き下げ

2013-01-22 22:52:00 | 経済
今日の日経新聞に太陽光発電の買い取り電力価格の引き下げに関する記事がありました。現在太陽光発電に関しては、42円/1㌔w時の固定買い取り価格を設定していますが、市場拡大を受けて太陽光発電設備の価格が下落していることから、2013年度については買い取り価格を引き下げることを検討中という内容です。具体的には38円/1㌔w時前後で検討しているというものです。(現在の買い取り価格はこちらからご覧いただけます。http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/kaitori/kakaku.html
記事は調達価格検討委員会の報告を受け、3月上旬に茂木経産相が決定すると伝えています。
 調達価格を見ると、風力・地熱/水力・バイオマス等で細かな設定がされていますが、太陽光以外の発電については買い取り価格を据え置くという内容ですので、量産効果が出て価格下落が続いているいる太陽光発電パネルが、今回の引き下げ検討の引き金になっていると考えられます。
 高山市は先般清見町牧ケ洞の企業誘致候補地に、太陽光発電を含む企業誘致を決定したところです。内容は5年以内の本社機能の移転と太陽光パネルによる発電施設用に、土地売却と賃貸を含めた契約となります。12月議会の文教経済委員会でその内容を審査したのですが、当該企業の採算性は確認済みであると答弁されたと記憶しています。今回の報道によれば1㌔w時で5円という引き下げが、進出企業の今後に影響を及ぼさねばと懸念するところです。



遅ればせながらの行政の対応

2013-01-19 10:51:00 | 市政関連
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 昨日の議会運営委員会で、このほど企画課より発表された「議会一般質問への対応状況」について、各会派の議員に伝達し目を通されるよう伝えました。
高山市のHPに公表されている資料はこちらからご覧いただけます。http://www.city.takayama.lg.jp/kikaku/gikaitaiou.html
 こうした内容は議会改革の一環で、今進めようとしている「議会の評価」や、その前提として作成し公開しようとしている「議会白書」に盛り込む検証資料となる性格のものです。
こうした対応に行政が一歩踏み込んできたことは、議会改革の成果の一つでもあると思います。
 これまで児戯にも等しいといった表現も含めて、形だけの一般質問が非難されています。議員は質問をしっぱなし、行政は検討します善処しますの答弁を繰り返すだけ、お互いが原稿を読みあうだけのセレモニーとなっていると・・・。
 私は2011年6月28日に6月議会一般質問終了後に、質問内容を検証すると共にそうした行政の答弁対応についての問題点を取り上げ、「政策検討市民委員会設置を期に自治基本条例と市民参画を考える①」をHPに公表し、そのなかでこうした政策課題に対する行政側の答弁のあり方に警鐘を鳴らし非難してきました。http://www3.ocn.ne.jp/~seisuke/jitikihonnzyourei/jitikihonnzyourei1.htm
同じ問題に対して答弁する立場でそのポストに就くと、判で押したような答弁を繰り返しその場をやり過ごせばあとは知らないという姿勢です。質問する方は一向に進捗しない課題解決に向け、手を変え品を変え質問を継続していくことになります。 そうした点で高山市議会は議会からの「政策提言」に高い政治的効果を持たせるため、「目的」・「背景」・「基本的方向」・「財政の見通し」を明らかにし、政策提言を行った事項については執行状況をチェックすることを議会基本条例に規定しています。(高山市議会基本条例第14条)
 議員個人の立場で行う一般質問についても、少なくともその後の点検、追跡、検証等が求められることは言うまでもありません。
 今回の行政の対応は議会改革の高まりの中で、議会・議員と行政との認識が「市の政策水準の向上」に向かって一致したものと受け止めます。行政の説明責任の一端が改善されたものといえ「議会が変われば政治が変わる」ということの証であると言えるのではないでしょうか。ちなみに私の平成24年6月議会質問における、行政側の対応公表部分を掲載しておきます。



市町村議会議員特別セミナー

2013-01-18 00:25:00 | 議会活動
 昨日は、市町村アカデミーにて「市町村議会議員特別セミナー」に出席し、高山市の取り組みについて事例発表させて頂くとともに、福島町議会溝部議長、流山市議会松野議員とともに法政大学の廣瀬先生の司会によるパネルディスカッションに参加いたしました。これらに先立つ廣瀬先生の基調講演では、指摘される課題の一つ一つが高山市議会にも当てはまる内容であり、今後も努力していかねばならない改善点と認識したところです。事例発表では、高山市議会の政策形成サイクルによる政策提言について、主にお話をさせて頂きました。早くから議会改革に取り組んでお見えになる福島町や流山市とは、これまでの取り組みの歴史も異なりますが、合併という大きな波をかぶりながらも、その延長線上で必要な改革であることも少し話させて頂きました。私自身も他のお二人の事例発表をお聞きする中で大変勉強になりました。300人というこれまでにない参加者があり、最後まで熱心にディスカッションすることが出来ました。
 議会における抵抗も少なからず感じているところではありますが、熱心に取り組んでいただく仲間の議員も多く、力強いスクラムを組んで一緒に活動してくれています。ねばり強く今後の取り組みを継続し、より良き改善への提案を続けていきたいと決意するところです。
 帰りにセミナーに参加された同僚議員と上野の東京国立博物館で開催中の円空展を覗いてきました。大変多くの皆さんで盛況でした。展示フロアーのレイアウトも素晴らしく、地元で見るのとは又異なる趣があり素晴らしい特別展となっています。4月7日までの開催です。