中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

9月議会

2005-08-28 13:06:57 | 市政関連

 合併した高山市は、1月31日で消滅した9町村の打ち切り決算の認定を行うことになります。9月議会ではその審査を議会が受け持つ仕事となります。一方で自治法の改正に伴う、公の施設の指定管理者制度導入の猶予期限が18年9月までとなっているため、高山市は18年4月1日から第1次の指定管理者制度の導入を予定しています。第1次は245施設を想定、19年以降を第2次として124施設を想定しています。その為の条例改正が9月議会のもう一方の重要な審査事項です。こちらも対象245施設の設置条例・管理条例につきその改正手続きを審査していくことになります。
 民間にできることは民間に任せる・官民のパートナーシップで公共サービス分野を見直していこうという流れ(PPP)の中で、合併で肥大化した組織を見直し、それに伴う行財政改革を通じてスリムな行政体へと移行し、小さな政府を目指す高山市の方針のなかでの第一歩といえるかと思います。上の画像は今回の提出議案の山です。果たしてこれらをきちんと読みこなし、市民にかわって審査していくことができるのか、私自身不安も残ります。加えて総選挙の真っ最中の議会です。国・地方を併せた借金が730兆円とも言われる現在、少子化と高齢化が進む中で、国・地方とも小さな政府を目指しさなければなりません。そして改革へ一歩踏み出さないことには結局は回り回ってそのつけは国民に回ってきます。
 9月議会に的確に対応し、しっかりと市議会議員としての努めを果たしていこうと思っています。

観光大学

2005-08-26 09:41:11 | まちづくり
 第22回飛騨高山観光大学が8月25日・26日両日開催されます。
25日は 権代美重子さんの「又来たいまちづくり」についての講演、福岡政行白鳳大学法学部教授による「日本経済の展望」の講演がありました。日本全国からの参加者で会場は満員の盛況ぶりでした。
2日目は分科会に分かれての講演と、市内視察が組まれておりそれぞれ高山の良いところを見て帰っていただきたいと思います。

投票所と開票作業

2005-08-22 12:27:50 | 市政関連
 郵政解散での衆議院選挙は、8月30日公示の予定です。その為投票日は9月11日となる予定です。
 高山市は2月1日の合併で、その選挙準備や対策もこれまでも大幅に変わってきます。
 まず投票所ですが従来の26投票所から73投票所と増え、今回は衆議院選挙ですから、投票箱は小選挙区と比例、そして最高裁判所判事の国民審査も含め249箱と大幅に増えることとなります。
 その為開票所は従来ですと市役所地階の大会議室を使っていましたが、ここでは手狭のためビックアリーナのサブアリーナを開票所とすることに決定しています。
 又、期日前投票は市役所及び支所の10カ所とし、どの会場においても投票できる体制をとる予定です。

写経

2005-08-14 17:18:32 | 政治

 12~3年になると思いますが、毎年お盆に写経をさせてもらっています。般若心経を写経する1時間ばかりの間は、心を無にして一つのことに専念出来る貴重な時間です。写経の後は般若心経を読経し、ブランデ-をたらした宇治金時で先人の供養をしてきます。
 郵政改革の是非を国民に問う総選挙は、首相の意気込みが違っています。「反対派とは組まない・反対派の選挙区には対抗馬を立てる・自民公明で過半数をとる」と言った言動にその覚悟の程が伺えます。かつてない手法で自分の信念を通す姿勢は、反対派には異常と映る手法です。しかし世論調査の結果では首相支持の数字が勝っています。
 財政的には破綻直前とまで言われる借金700兆円を抱える中で、高齢化が進展する社会を迎える日本。そうしたなかで日本は民間に出来ることは民間にまかせる社会へ変わっていくべきです。田中直毅氏は9日附の読売新聞でこう述べています。「今回の改革に反対した人達は、結局郵便局長会や労組が怖かったのだろう。反対した人達は、21世紀の日本の骨格作りを放棄したのだと思う」と。
 こうした論調のある中で、消費税の導入には10年かかった。もう少し慎重に議論すべきだという意見もあります。しかし現実には次年度予算シーリングでも現れているように、公共事業関連予算を3兆円強削減しても、高齢化に伴う社会福祉関連予算は2兆円強増加せざるをえない状況となっています。
歳出の削減見直しに、小さな政府の実現は不可欠なのではないでしょうか。
今回の郵政問題における国会での一連の流れは、はっきり言って今までの手法では、日本は改革へ立ち向かえない社会であるという事を証明したようなものと言えるのではないでしょうか。

盆の頃

2005-08-14 01:25:45 | 四季折々

お盆です。15日まで高山の町を僧侶の皆さんがあわただしく行き来します。
各家庭でも仏間・仏壇・仏具等の掃除をしてお寺様を迎えます。私の子供の頃は、近所の家の手次寺はどこで、どんな和尚様が来て上がるお経の特徴なども、子供心にわきまえていたものです。又、商売家の間取りはどこもだいたい決まっており、暑い盛りは仏間も開け放してあり、隣り合わせでお経の競演というようなこともありました。
 11日は墓掃除に行って来ました。母や次女達は何度かいったようですが、私の役目は墓印の一位の木の剪定です。風の通る山の頂きに位置していますので、この時期の暑さも余り苦になりません。高山の町を見下ろしながらの作業ですので、蝉時雨の中2時間程手入れしてきました。素人の剪定ですから余り上手とはいえません。
12日は従兄弟の訃報に接し、13日密葬にお詣りしてきました。6月にはお見舞いしてきたのですが、残念です。