中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

12月の景況と電気料金の値上がり

2015-01-28 00:44:00 | 経済

 12月の中小企業団体中央会等の景況レポートが出されています。岐阜県中小企業団体のまとめでは、前月比―3ポイントの景況悪化が報告されており、寒波、大雪の被害などから個人消費が伸び悩んだ状況を報告しています。又突然の総選挙の影響をぼやくコメントも・・・
 また全国版での報告は「12月は、売上高DIをはじめ、9指標中8指標が上昇した。原油価格の下落が続いていることから、運輸業等一部の業種では好影響が見られる。その一方で、原材料費、電力料金や人件費の上昇等によるコストの増加によって、収益環境の改善には至っていないとの報告が多く、中小企業の先行きは、慎重に見極めるべき状況にある。」とコメントしています。
 全般に非製造業分野では、通常の年末需要が総選挙の影響で伸び悩んだとの報告が多かったように感じます。またコスト面で原材料費、電力料金の上昇が指摘されていますが、特に電力料金の上昇は皆さん嘆かれているのではないでしょうか!
 私の周りでも1月支払いの料金の通知を受けて、皆さんびっくりしておられます。しかしここへきての原油の値下がりを考えると、複雑な気持ちです。
 もう一つ岐阜県版の報告で目立ったのが、下呂温泉旅館からの報告でした。12月の宿泊前年比7%減、4~12月の累計で4%減と消費増税後の消費の抑制による影響をコメントされていました。反面高山旅館は年末9連休前半はほぼ満室状態など大雪等の状況があっても好調なインバウンドによる余裕が感じられたところです。



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