中小企業団体中央会の9月分の景況報告が発表されています。左が全国の景況、右が岐阜県の景況です。いずれも久々の明るい景況報告です。リーマンショック前の状況にまで回復しています。
全国の景況概要では「消費税増税前の駆け込みや決算月の影響等により、売上高DIをはじめ、すべての指標が改善したが、先行きは不透明である。 一方、原材料や燃料等のコスト増加分の転嫁難により、収益状況DIはマイナス20.7ポイントとなっており、依然として低い水準が続いている。 」と分析。県の景況の概要では「主要な調査項目全てでDI値が改善。製造業の回復傾向が鮮明」としています。
回復傾向にあるものの先行きの不安感や、製造業中心の回復を述べています。このままデフレからの脱出と景気回復が重なればいいのですが、消費増税後の不安が内在する様子を反映したコメントとなっています。又全国での収益状況と景況、売上高との乖離も気になるところです。
しかし今日の報道では、上場企業の上半期の決算状況はリーマンショック前を越える好調さであると伝えています。私たちのまわりでも、外国人観光客の増加ぶりは肌で感じているところです。このまま消費が上向き景気が回復してくれることを願うばかりです。
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