「ずっと独身でいるつもり?」
作家・雨宮まみ氏のエッセイを原案に漫画家・おかざき真里氏がコミック化したものを実写映画化。ちょっとややこしいなw
4人のそれぞれ違った立場の女性にフォーカスして描いています。一番核になるキャラを演じているのは最近役者としての露出が増えている元・局アナの田中みな実さん
あらすじ
10年前に発表したエッセイが思わぬヒットとなり、一躍有名作家なった本田まみ(田中みな実)。生きづらい女性たちの本音を代弁し読者の支持を集めてきたが、近ごろはヒット作を書けず作家活動は迷走気味だった。さらに36歳で独身であることを周囲から「一人でかわいそう」と心配され、結婚を前提に交際している年下の恋人とはすれ違いも多い。キャリアや今の暮らしに不満はないものの、まみは「ずっと独身でいるつもり?」という周囲からの「雑音」に揺れ動く。(Yahoo!Movieから丸パク)
4人の女性の内訳
1.36歳の作家、10年前に書いた大ヒット本から先が書けずに迷走中。年下彼氏はいるものの漠然と将来に不安を感じている→本田まみ(田中みな実)
2.推定30代前~中盤、独身彼なし(少し前に同棲寸前の彼に振られた)、主に不満や鬱憤をTwitterにつぶやいて「いいね!」貰ってストレス解消→佐藤由紀乃(市川実和子)
3.由紀乃の大学時代の同級生、既婚子供1人生後8ヶ月。シンプルライフ系をSNS発信するカリスマ主婦が表の顔、子育てと夫との関係に不満→高橋彩佳(徳永えり)
4.26歳就職歴なし。パパ活とギャラ飲みで六本木でブイブイ言わすものの年齢的にそろそろパパ活も厳しくなってきて…→鈴木美穂(松村沙友理)
田中みな実さん演じる「本田まみ」のエピソードが中心ですが、まみに絡んでいるようで絡んでいないような微妙な状態で他3人のエピソードが挿入されています。
コレはね、多分上記のどれかに当てはまる立ち位置の女性が観ると(特に本田まみと佐藤由紀乃辺り)物凄いツボるんだろうなぁ~と思います。
今って成人女性の非婚率どれくらいなんだっけ?特に都心部だとかなりの%行ってるよね確か^^;
まあ要するに田中みな実さんと同世代の独身女子に一番刺さる作りなんじゃないかと思いますわ。
という訳で「既婚者(しかも割と早くに結婚したクチ)・子無し」の自分に共感する部分ほぼ無し(苦笑)
ただね、友達にアラフォーアラフィフ独身(戸籍が傷付いた事なし)、バツイチ独身の子は何人かいますから、彼女達の話(グチ)を聞いているとなんとなく想像は付く。
まー年齢的に本作よりももーちょっと(かなり?)上世代なので結婚に関してはもう完全に諦めちゃってる友達多いですけど、でもそれこそ田中みな実さんが憧れ!みたいな感じで自分磨きに余念の無い「意識高い系女子」やってる友達やっぱ居るもんね。アレは別に婚活の為じゃなくて自分磨きが単純に生き甲斐みたいになってんのかな。
本作は基本的に「結婚しようがしなかろうが(出来なかろうが)、自分が1人で立って幸せを感じられるような生き方をして行こうよ!」というメッセージ性が強い訳ですが、でも正直言って結婚に対してかなりネガティブな見せ方をしているなーという印象を受けました。
特に独身女性へのエールのような側面の強い作風だった事もあって「結婚したからって決して幸せになれるってもんでもないよ」という部分を強調してましたね。
まあ、結婚ってゴールじゃないですからね、人生の通過点の一つでしかありませんしね。むしろ結婚してからの方が違う環境で生きてきた赤の他人と一緒に生活していかなきゃいけないんだから独り暮らしや親元で温々生活してるよりも苦労が多くて当たり前だと思いますよええ。
4人の中で唯一既婚者の「高橋彩佳」のエピソードがまあ個人的には一番刺さるモノがあった訳ですが(4人の中で一番自分に近い立場だしな)、大学の同級生だった由紀乃に仕事を辞めなければよかったと愚痴るシーンがあって、子育てしながら旦那の収入にぶら下がってる状態だから旦那と対等な状態で話し合えない的な事言ってましてね…それはちょっと違うんぢゃねーか?と個人的には思ったんですが。お互い仕事してるから対等になれるの?そんな事言ったらお互い働いてても収入の差で立場違って来ない?とか。
あと、由紀乃が大学時代の元彼と再会して食事に行くシーンはツボったな。「過去の記憶は美化されがち」なの超うなずける!w
…という訳で、26歳パパ活女子にだけは1mmも響かなかったわなー流石に^^;
まーぶっちゃけると「コレ、わざわざ映画化する意味あんのか?番組改編期辺りにぶっ込まれる特別ドラマ2時間枠で充分じゃね?」というのが本音ですが(苦笑)
ある意味本作を観て共感出来る層が割と限定的なので、敢えて金払ってまでも本作を観たい!という人に向けて強くメッセージを打ち出しているのだ、と思えばまあ納得か。
因みに本作上映後に出演者+監督さんのおまけトーク動画が流れますので、エンドロール始まっても直ぐに席を立たないようにしましょう😊
それにしても田中みな実さんは局アナ時代に「ぶりっこキャラ」を強要されて随分苦労されたんだろうなぁ~と思いますが、近年すっかり「意識高い系大人女子」として認知されて上手い事キャラ変に成功されたな、という印象ですね。ちょうど今クールで自分がハマって観てるドラマ「最愛」にも辛い過去のあるやさぐれたフリーランス記者役で出演されていますが(て言うか先週あぼんされましたがw)なかなかいい表情していて好感持ってますよ。これからももっともっと演技の幅広げて役者業も頑張って欲しいですね。
作家・雨宮まみ氏のエッセイを原案に漫画家・おかざき真里氏がコミック化したものを実写映画化。ちょっとややこしいなw
4人のそれぞれ違った立場の女性にフォーカスして描いています。一番核になるキャラを演じているのは最近役者としての露出が増えている元・局アナの田中みな実さん
あらすじ
10年前に発表したエッセイが思わぬヒットとなり、一躍有名作家なった本田まみ(田中みな実)。生きづらい女性たちの本音を代弁し読者の支持を集めてきたが、近ごろはヒット作を書けず作家活動は迷走気味だった。さらに36歳で独身であることを周囲から「一人でかわいそう」と心配され、結婚を前提に交際している年下の恋人とはすれ違いも多い。キャリアや今の暮らしに不満はないものの、まみは「ずっと独身でいるつもり?」という周囲からの「雑音」に揺れ動く。(Yahoo!Movieから丸パク)
4人の女性の内訳
1.36歳の作家、10年前に書いた大ヒット本から先が書けずに迷走中。年下彼氏はいるものの漠然と将来に不安を感じている→本田まみ(田中みな実)
2.推定30代前~中盤、独身彼なし(少し前に同棲寸前の彼に振られた)、主に不満や鬱憤をTwitterにつぶやいて「いいね!」貰ってストレス解消→佐藤由紀乃(市川実和子)
3.由紀乃の大学時代の同級生、既婚子供1人生後8ヶ月。シンプルライフ系をSNS発信するカリスマ主婦が表の顔、子育てと夫との関係に不満→高橋彩佳(徳永えり)
4.26歳就職歴なし。パパ活とギャラ飲みで六本木でブイブイ言わすものの年齢的にそろそろパパ活も厳しくなってきて…→鈴木美穂(松村沙友理)
田中みな実さん演じる「本田まみ」のエピソードが中心ですが、まみに絡んでいるようで絡んでいないような微妙な状態で他3人のエピソードが挿入されています。
コレはね、多分上記のどれかに当てはまる立ち位置の女性が観ると(特に本田まみと佐藤由紀乃辺り)物凄いツボるんだろうなぁ~と思います。
今って成人女性の非婚率どれくらいなんだっけ?特に都心部だとかなりの%行ってるよね確か^^;
まあ要するに田中みな実さんと同世代の独身女子に一番刺さる作りなんじゃないかと思いますわ。
という訳で「既婚者(しかも割と早くに結婚したクチ)・子無し」の自分に共感する部分ほぼ無し(苦笑)
ただね、友達にアラフォーアラフィフ独身(戸籍が傷付いた事なし)、バツイチ独身の子は何人かいますから、彼女達の話(グチ)を聞いているとなんとなく想像は付く。
まー年齢的に本作よりももーちょっと(かなり?)上世代なので結婚に関してはもう完全に諦めちゃってる友達多いですけど、でもそれこそ田中みな実さんが憧れ!みたいな感じで自分磨きに余念の無い「意識高い系女子」やってる友達やっぱ居るもんね。アレは別に婚活の為じゃなくて自分磨きが単純に生き甲斐みたいになってんのかな。
本作は基本的に「結婚しようがしなかろうが(出来なかろうが)、自分が1人で立って幸せを感じられるような生き方をして行こうよ!」というメッセージ性が強い訳ですが、でも正直言って結婚に対してかなりネガティブな見せ方をしているなーという印象を受けました。
特に独身女性へのエールのような側面の強い作風だった事もあって「結婚したからって決して幸せになれるってもんでもないよ」という部分を強調してましたね。
まあ、結婚ってゴールじゃないですからね、人生の通過点の一つでしかありませんしね。むしろ結婚してからの方が違う環境で生きてきた赤の他人と一緒に生活していかなきゃいけないんだから独り暮らしや親元で温々生活してるよりも苦労が多くて当たり前だと思いますよええ。
4人の中で唯一既婚者の「高橋彩佳」のエピソードがまあ個人的には一番刺さるモノがあった訳ですが(4人の中で一番自分に近い立場だしな)、大学の同級生だった由紀乃に仕事を辞めなければよかったと愚痴るシーンがあって、子育てしながら旦那の収入にぶら下がってる状態だから旦那と対等な状態で話し合えない的な事言ってましてね…それはちょっと違うんぢゃねーか?と個人的には思ったんですが。お互い仕事してるから対等になれるの?そんな事言ったらお互い働いてても収入の差で立場違って来ない?とか。
あと、由紀乃が大学時代の元彼と再会して食事に行くシーンはツボったな。「過去の記憶は美化されがち」なの超うなずける!w
…という訳で、26歳パパ活女子にだけは1mmも響かなかったわなー流石に^^;
まーぶっちゃけると「コレ、わざわざ映画化する意味あんのか?番組改編期辺りにぶっ込まれる特別ドラマ2時間枠で充分じゃね?」というのが本音ですが(苦笑)
ある意味本作を観て共感出来る層が割と限定的なので、敢えて金払ってまでも本作を観たい!という人に向けて強くメッセージを打ち出しているのだ、と思えばまあ納得か。
因みに本作上映後に出演者+監督さんのおまけトーク動画が流れますので、エンドロール始まっても直ぐに席を立たないようにしましょう😊
それにしても田中みな実さんは局アナ時代に「ぶりっこキャラ」を強要されて随分苦労されたんだろうなぁ~と思いますが、近年すっかり「意識高い系大人女子」として認知されて上手い事キャラ変に成功されたな、という印象ですね。ちょうど今クールで自分がハマって観てるドラマ「最愛」にも辛い過去のあるやさぐれたフリーランス記者役で出演されていますが(て言うか先週あぼんされましたがw)なかなかいい表情していて好感持ってますよ。これからももっともっと演技の幅広げて役者業も頑張って欲しいですね。
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