予告通り、土日で東京行って来た!
怪我して入院してる親を放置して行って来た! By 鬼畜
※今日の日記めちゃ長い&画像多めなので、興味ない方はスルー推奨
昨日(土曜日)、東京に着いたのは午後3時過ぎ。
本来は「午後2時くらいまでに東京に着くように新幹線乗るね」と言ってあったが
ダラダラしてたらあっちゅー間に時間が過ぎて遅れちまった。
ま、遅れたって何があるって訳じゃねぇ。今日はサクッと買い物するだけ。
まずは御茶ノ水に直行して、スキーゴーグル探す。
私は持ってるけど、ダーは今までサングラスしか持ってなくて、
今年の正月スキーで猛吹雪の中、一人サングラスして浮きまくっていた・・・
と言うか、本人も余りにも辛かったそーで、今年はゴーグル買う!という事になり。
17,800円定価の先シーズンのゴーグルが、何と6,000円で売っている。
しかもゴーグルのラインも顔にピッタリとハマる。もうコレは買うっきゃない!
・・・という訳で、何故かダーだけじゃなくて私も新しいゴーグルをゲット♪
いやゲット♪って言っても勿論金出すのはダーなんですが(苦笑)
ダーも「俺も先シーズンのでいい。デザインなんてそんなに変わらないし」と言って
先シーズン落ちのゴーグルを9,000円でゲットしていた。
スキー小物もね、こだわり出すと結構お高くなりますから、型落ちで丁度いいんすよ。
それから今夜の宿がある銀座に移動。
ホテルにチェックインする前に、私がねだっていたブーツを買いに行こう。
いつも買う靴のメーカーが一緒なので悩まなくていいのが楽さ♪
私が買っている靴屋さんの近くに「H&M」のビルがあった。
「もうだいぶ人が減ったかな?直ぐ入れそうだったら行ってみる?」と覗きに行くが
相変わらず大行列を作っていた。信号の向こうまで100mくらい行列になっていた。
だから「はい、ヤメヤメ~」と言って靴屋に直行。
店内入って5分で選んでサイズ出してもらって試着して、TOTAL15分位でお買い上げ。
相変わらず私の買い物は音速並に速い。
余りに即決で決めるので、相変わらず店員は驚いていた。もう驚かれるのにも慣れた(笑)
ああ、勿論言うまでもないがブーツ代(32,000円)もダーが出費。
だってこのアタクシにブーツ代を出す金がある訳がないじゃないですか!←何エラソーに
ホテルにチェックイン。
今夜の宿は「メルキュール銀座」いつの間にこんな所にホテルが出来たんだ?
場所は東銀座のWINDS(場外馬券場)の隣。松屋の裏って言った方が判りやすいか。

スーペリアツイン。今回はセミダブル×2つでお部屋も広々~♪
前回フェルメール見に行った時に泊まった赤坂のホテルが正直クソだったので(をい)
今回も大して期待してなかったけど、メルキュールは当たりかも~♪

洗面所も広々~♪洗面器の形やアメニティ等も女子好みでとってもラブリ~♪
ラタンのカゴにアメニティを入れたり、ドライヤーもナショナル「イオニティ」だったり、
細部に渡って乙女のハートをがっちりキャッチ☆
このホテルはいいね。うん。なかなかいいですヨ♪
夕飯はホテル近くにあった小洒落た和風ビストロに適当に入る。
適当に選んだ割には当たりだった。今日はツイてるかも♪
翌日。
朝6時起床、7時チェックアウト。
朝食はホテルのバイキングがクソ高いのでバカバカしいから止めて
ホテル1Fにあるマクドナルドで朝マック。
飯食ってから「有楽町駅まで歩けるんちゃう?」という事で、有楽町まで歩いて
JRで上野に向かう。

9時開館だが、開館前には並ばないとゆっくり見れないだろう・・・と思って
早め移動を心掛けていたら、何と8:10には美術館に到着してしまった。
「流石に早過ぎたか?」と思ったが、既に前に6人並んでいた。はえぇ~な(苦笑)
上の画像は美術館の正面入口だけど、実際は東口ゲートに並んでいた。
何故なら、正面入口は9:00開門だが東口は8:55開門だから。
後から来る人も開門前に並んだ人は、多分全員東口ゲートから入るように誘導される?
途中で列から抜けられなくなったので判らないけど、開門前に相当人が並んだ模様。
いよいよ開門。
チケを持っていない人はチケットブースに更に並ばされるんだけど、
前回国立新美術館にフェルメール見に行った時も、事前にチケを買っておいて正解だったので
今回も事前手配して手に入れておいた。
お陰で会場に入る時は2番目だった。まあ元々7番目に並んでたんだから大差ないけど。
今回勿論目玉はフェルメール、しかも冠に名前が付いてるだけあって
本展覧会には現在真作と認められているフェルメール全作品38品の内の7品が来ている。
多分空前絶後の数じゃなかろうかと思う。
7作品中、「小路」と「リュートを調弦する女」は過去に実物を見た事があった。
だから初めて見るのは5作品だったけど・・・やはりフェルメールの持つ吸引力というのは
他の追随を許さない。もう有り得ない位に美しく瑞々しい。
フェルメール作品としては1作しかないという神話をモチーフにした「ディアナとニンフたち」
それからこれまた珍しい聖書をモチーフにした「マルタとマリアの家のキリスト」
これらはかなり初期の作品なので、作風もよく知られたフェルメールのものとは
少し異なるんだけど、私は初期の作品も凄くステキだと思いましたね。
光の当たり方や衣服等の細かな生地感、類稀なる色彩感覚はやはりフェルメール。
正に「光の魔術師」と呼ぶに相応しい・・・
開館と同時に入ったので、1つ1つをそれこそ穴が開く程ゆっくりと堪能出来た。
それから本展覧会はフェルメールとその時代に花開いた「デルフト芸術」を並列して
見せているのですが・・・皆様はフェルメール以外には余り興味を示していない模様。
勿体無いですねぇ。私はピーテル・デ・ホーホもかなり好きなので(フェルメールには及ばないが)
ホーホの素晴らしい作品が数多く来ていたのはとても嬉しかったです。
さて、お腹一杯フェルメールを堪能して展覧会場を出て、ふとチラシを見ると・・・
何と昨日から国立新美術館で「ピカソ展」が始まってるというじゃないですか!
こりゃーぶったまげです。ピカソ展をやっていると判っていて見過ごすのは余りに惜しい。
「今日これからどういう予定だったの?」と聞くと「ノーアイディア」と言うので
「だったらついでに美術館のハシゴしませんかー?ピカソ見たいでーす♪」

そんな訳で、地下鉄乗り継いで乃木坂にある国立新美術館に到着ぅ~♪
昼飯食ってなかった・・・面倒臭いから美術館のB1Fにあるフードコートで軽く飯。
ダーは「俺、ピカソってよく判んないんだよね・・・」と言う。
私だって判んねーよ。判ろうとしないで感覚で何か掴めば、何か感じればいいんだよ、
等と判ったよーなクチを聞いてチケ買ってもらって入る。←たまには自分で金出せよ(苦笑)
今回、パリの「ピカソ美術館」が大改修する事になって、作品の保管に困って
作品を一挙放出して世界巡業させているらしい。
一応展覧会の売り文句は「初期の青の時代~ばら色の時代~キュビズム~新古典主義を経て
シュルレアリスムへと変化していく様を一挙に網羅」という事なんですが、
ぶっちゃけ青の時代の作品なんて入口を入って直ぐの1作品だけですし。
殆どがキュビズムとシュルレアリスムの作品です。
でも新古典主義の頃の比較的いい作品も来ています。私の好きな初期の素描画が
1つも来てませんでした。アルルカンモチーフも1つもなし(涙)
でも個人的にキュビズム、シュル(シュール)レアリスムは嫌いじゃない。
むしろ想像力をかき立てられて結構好きだったり。
ピカソって、すっごく素直な画家だと思うんですよね。
その時の精神状態や思想がそのまま絵に反映される。絵が生き様そのものになってる。
その筆使いやタッチ、色使いを眺めながら「彼女と上手く行ってなかったのかな」
「世を憂いて、また怒りを覚えているのかな」と想像しながら眺めると凄く楽しい。
ピカソは同時期に異なるタイプの2人の女性を同時に愛した。
そしてその2人の女性を、それぞれ自分の思いを乗せて同じ号数のキャンパスに
同じ年に描いていて、その2人の女性の絵を並べて展示がしてあるんですが、
これはとても興味深く、そしてとても見ていて心躍らさせれます。
彼女達それぞれに違った魅力があり、その違う魅力のどちらにも惹かれている
ピカソの心と、彼女達のその異なる魅力を見事に色と筆使いで現しています。
また私はピカソのエッチング(版画)作品がとても好き。
今回ミノタウルスをモチーフにした一連の作品が展示されていて、とても面白かった。
フェルメールが「光」を操る魔術師なら、ピカソはさながら「陰」を操る魔術師かもしれない。
私はピカソの描く「影」「陰」がとても好きなんです。
そんな訳で、私は大層いい気分で見ていたんですが、ダーはかなり退屈だった模様。
私に「ゆっくり見てていいからさ、俺先に出てトイレ行ってまったりしてる」と言い残し
さっさと出て行ってしまった。
気の毒なので早々に私も・・・何て事はなく(をい)、私はゆっくり鑑賞。
実はこのピカソ展、国立新美術館と東京ミッドタウン(六本木、てか国立新美術館近く)
にある「サントリー美術館」の2ヶ所で同時開催なんですよね。
(多分展示数が多過ぎて1ヶ所での開催が出来なかったんだろうと推察)
国立新美術館を出て東京ミッドタウンの前まで来たので
「ねーねー、ここでピカソ展の続きが見れるヨ♪」とお誘いを掛けるものの
「いやぁ~・・・流石にもう勘弁してくれない?俺やっぱ判んない絵ってダメだわー」
と断られ(しくしく)、泣く泣く諦める事に。
ってか、流石にちょっと歩き疲れたのでスタバに入って休憩。
休憩してダラダラしてる内に少しお腹も空いてきた。(昼が早かった&量が少なかった)
スタバで何故か「ラーメン談義」になり、もうラーメン以外は考えられない空気。
で、昔お気に入りだった店(今は閉店している)と同じ系列の店を探して行こう!
という事になって携帯ネットで検索を掛ける。
この系列、ほとんどが日曜休みなんだけど目黒にある店は日曜もやってるらしい。
んな訳で地下鉄乗り継いで目黒にGO!

目黒駅に着いたら、お祭りやってたみたいで丁度お神輿がやって来た。
このお神輿、なんと階段を上がって(大騒ぎ)、駅のコンコースまで入って来たよ。
・・・まあどーでもいいんだけど、問題のラーメン屋は閉店していた(涙)
どうやらネットの情報はかなり古かった模様。
「すっかり【ラーメン腹】になってたのにぃ~!どっかラーメン屋連れてってよーう!」
「そんな事言われても、俺この界隈はあんまり詳しくないし(薄涙)」
お腹が空くとたちまち不機嫌になる私に軽く怯えるダー、必死で検索。
「隣の恵比寿に俺も入った事ある結構美味いラーメン屋があるからさ!」
「はぁ?また電車移動~?一駅ならタクシー乗ればいいじゃん」
「いやだって今駅にいるんだから、一駅くらい電車乗ろうよ、ね?ね?」
「行ってみてまた閉店してたら、そん時は私マジギレだからねっ(怒)」
「あ、いや、俺が閉店させてる訳じゃないし、多分今もあると思うし(おどおど)」
で、しぶしぶ恵比寿に電車で移動。
今度は店があった。よかった♪
ってかダーが「よかったー!潰れてたらマジで俺殺されるかと思ったー!」
・・・私、どんだけ鬼やねんて。いや、潰れてたら多分本当にキレてたと思うけど(笑)

イライラしたらお腹が空いたので、久し振りにとんこつラーメン食った。
豚の角煮は別料金のトッピング。本当は2つ付いてくるんだけどダーと1つずつ分けた。
それから煮卵は17時までに注文した人が選べるサービス(4種類から選ぶ)
うん。美味しい!
麺の茹で具合もいいし、スープが麺によく絡む。
スープもいい出汁が出てるし角煮はトロトロプリプリ。これなら合格ぅ~♪
でもこの店、池袋が本店で支店が都内各所に結構あるらしい。
そして今日の出発地点の上野にも支店があったらしい。
「何だよ、だったら乃木坂に移動する前に昼飯に食えば良かったのに(ぶつぶつ)」
「そんなの知らねーよ!だってラーメンの話が出たのはその後じゃんかよっ!」
ダーにお任せのクセに文句は人一倍。
そして今回の交通費も宿泊費も食費もお買い物もALLダー出費で当たり前のよーな顔で
「じゃ、私疲れたからそろそろ帰るわ。新幹線のチケ取って」
・・・いつか刺されますかね?刺されますね。はははっ
怪我して入院してる親を放置して行って来た! By 鬼畜
※今日の日記めちゃ長い&画像多めなので、興味ない方はスルー推奨
昨日(土曜日)、東京に着いたのは午後3時過ぎ。
本来は「午後2時くらいまでに東京に着くように新幹線乗るね」と言ってあったが
ダラダラしてたらあっちゅー間に時間が過ぎて遅れちまった。
ま、遅れたって何があるって訳じゃねぇ。今日はサクッと買い物するだけ。
まずは御茶ノ水に直行して、スキーゴーグル探す。
私は持ってるけど、ダーは今までサングラスしか持ってなくて、
今年の正月スキーで猛吹雪の中、一人サングラスして浮きまくっていた・・・
と言うか、本人も余りにも辛かったそーで、今年はゴーグル買う!という事になり。
17,800円定価の先シーズンのゴーグルが、何と6,000円で売っている。
しかもゴーグルのラインも顔にピッタリとハマる。もうコレは買うっきゃない!
・・・という訳で、何故かダーだけじゃなくて私も新しいゴーグルをゲット♪
いやゲット♪って言っても勿論金出すのはダーなんですが(苦笑)
ダーも「俺も先シーズンのでいい。デザインなんてそんなに変わらないし」と言って
先シーズン落ちのゴーグルを9,000円でゲットしていた。
スキー小物もね、こだわり出すと結構お高くなりますから、型落ちで丁度いいんすよ。
それから今夜の宿がある銀座に移動。
ホテルにチェックインする前に、私がねだっていたブーツを買いに行こう。
いつも買う靴のメーカーが一緒なので悩まなくていいのが楽さ♪
私が買っている靴屋さんの近くに「H&M」のビルがあった。
「もうだいぶ人が減ったかな?直ぐ入れそうだったら行ってみる?」と覗きに行くが
相変わらず大行列を作っていた。信号の向こうまで100mくらい行列になっていた。
だから「はい、ヤメヤメ~」と言って靴屋に直行。
店内入って5分で選んでサイズ出してもらって試着して、TOTAL15分位でお買い上げ。
相変わらず私の買い物は音速並に速い。
余りに即決で決めるので、相変わらず店員は驚いていた。もう驚かれるのにも慣れた(笑)
ああ、勿論言うまでもないがブーツ代(32,000円)もダーが出費。
だってこのアタクシにブーツ代を出す金がある訳がないじゃないですか!←何エラソーに
ホテルにチェックイン。
今夜の宿は「メルキュール銀座」いつの間にこんな所にホテルが出来たんだ?
場所は東銀座のWINDS(場外馬券場)の隣。松屋の裏って言った方が判りやすいか。

スーペリアツイン。今回はセミダブル×2つでお部屋も広々~♪
前回フェルメール見に行った時に泊まった赤坂のホテルが正直クソだったので(をい)
今回も大して期待してなかったけど、メルキュールは当たりかも~♪

洗面所も広々~♪洗面器の形やアメニティ等も女子好みでとってもラブリ~♪
ラタンのカゴにアメニティを入れたり、ドライヤーもナショナル「イオニティ」だったり、
細部に渡って乙女のハートをがっちりキャッチ☆
このホテルはいいね。うん。なかなかいいですヨ♪
夕飯はホテル近くにあった小洒落た和風ビストロに適当に入る。
適当に選んだ割には当たりだった。今日はツイてるかも♪
翌日。
朝6時起床、7時チェックアウト。
朝食はホテルのバイキングがクソ高いのでバカバカしいから止めて
ホテル1Fにあるマクドナルドで朝マック。
飯食ってから「有楽町駅まで歩けるんちゃう?」という事で、有楽町まで歩いて
JRで上野に向かう。

9時開館だが、開館前には並ばないとゆっくり見れないだろう・・・と思って
早め移動を心掛けていたら、何と8:10には美術館に到着してしまった。
「流石に早過ぎたか?」と思ったが、既に前に6人並んでいた。はえぇ~な(苦笑)
上の画像は美術館の正面入口だけど、実際は東口ゲートに並んでいた。
何故なら、正面入口は9:00開門だが東口は8:55開門だから。
後から来る人も開門前に並んだ人は、多分全員東口ゲートから入るように誘導される?
途中で列から抜けられなくなったので判らないけど、開門前に相当人が並んだ模様。
いよいよ開門。
チケを持っていない人はチケットブースに更に並ばされるんだけど、
前回国立新美術館にフェルメール見に行った時も、事前にチケを買っておいて正解だったので
今回も事前手配して手に入れておいた。
お陰で会場に入る時は2番目だった。まあ元々7番目に並んでたんだから大差ないけど。
今回勿論目玉はフェルメール、しかも冠に名前が付いてるだけあって
本展覧会には現在真作と認められているフェルメール全作品38品の内の7品が来ている。
多分空前絶後の数じゃなかろうかと思う。
7作品中、「小路」と「リュートを調弦する女」は過去に実物を見た事があった。
だから初めて見るのは5作品だったけど・・・やはりフェルメールの持つ吸引力というのは
他の追随を許さない。もう有り得ない位に美しく瑞々しい。
フェルメール作品としては1作しかないという神話をモチーフにした「ディアナとニンフたち」
それからこれまた珍しい聖書をモチーフにした「マルタとマリアの家のキリスト」
これらはかなり初期の作品なので、作風もよく知られたフェルメールのものとは
少し異なるんだけど、私は初期の作品も凄くステキだと思いましたね。
光の当たり方や衣服等の細かな生地感、類稀なる色彩感覚はやはりフェルメール。
正に「光の魔術師」と呼ぶに相応しい・・・
開館と同時に入ったので、1つ1つをそれこそ穴が開く程ゆっくりと堪能出来た。
それから本展覧会はフェルメールとその時代に花開いた「デルフト芸術」を並列して
見せているのですが・・・皆様はフェルメール以外には余り興味を示していない模様。
勿体無いですねぇ。私はピーテル・デ・ホーホもかなり好きなので(フェルメールには及ばないが)
ホーホの素晴らしい作品が数多く来ていたのはとても嬉しかったです。
さて、お腹一杯フェルメールを堪能して展覧会場を出て、ふとチラシを見ると・・・
何と昨日から国立新美術館で「ピカソ展」が始まってるというじゃないですか!
こりゃーぶったまげです。ピカソ展をやっていると判っていて見過ごすのは余りに惜しい。
「今日これからどういう予定だったの?」と聞くと「ノーアイディア」と言うので
「だったらついでに美術館のハシゴしませんかー?ピカソ見たいでーす♪」

そんな訳で、地下鉄乗り継いで乃木坂にある国立新美術館に到着ぅ~♪
昼飯食ってなかった・・・面倒臭いから美術館のB1Fにあるフードコートで軽く飯。
ダーは「俺、ピカソってよく判んないんだよね・・・」と言う。
私だって判んねーよ。判ろうとしないで感覚で何か掴めば、何か感じればいいんだよ、
等と判ったよーなクチを聞いてチケ買ってもらって入る。←たまには自分で金出せよ(苦笑)
今回、パリの「ピカソ美術館」が大改修する事になって、作品の保管に困って
作品を一挙放出して世界巡業させているらしい。
一応展覧会の売り文句は「初期の青の時代~ばら色の時代~キュビズム~新古典主義を経て
シュルレアリスムへと変化していく様を一挙に網羅」という事なんですが、
ぶっちゃけ青の時代の作品なんて入口を入って直ぐの1作品だけですし。
殆どがキュビズムとシュルレアリスムの作品です。
でも新古典主義の頃の比較的いい作品も来ています。私の好きな初期の素描画が
1つも来てませんでした。アルルカンモチーフも1つもなし(涙)
でも個人的にキュビズム、シュル(シュール)レアリスムは嫌いじゃない。
むしろ想像力をかき立てられて結構好きだったり。
ピカソって、すっごく素直な画家だと思うんですよね。
その時の精神状態や思想がそのまま絵に反映される。絵が生き様そのものになってる。
その筆使いやタッチ、色使いを眺めながら「彼女と上手く行ってなかったのかな」
「世を憂いて、また怒りを覚えているのかな」と想像しながら眺めると凄く楽しい。
ピカソは同時期に異なるタイプの2人の女性を同時に愛した。
そしてその2人の女性を、それぞれ自分の思いを乗せて同じ号数のキャンパスに
同じ年に描いていて、その2人の女性の絵を並べて展示がしてあるんですが、
これはとても興味深く、そしてとても見ていて心躍らさせれます。
彼女達それぞれに違った魅力があり、その違う魅力のどちらにも惹かれている
ピカソの心と、彼女達のその異なる魅力を見事に色と筆使いで現しています。
また私はピカソのエッチング(版画)作品がとても好き。
今回ミノタウルスをモチーフにした一連の作品が展示されていて、とても面白かった。
フェルメールが「光」を操る魔術師なら、ピカソはさながら「陰」を操る魔術師かもしれない。
私はピカソの描く「影」「陰」がとても好きなんです。
そんな訳で、私は大層いい気分で見ていたんですが、ダーはかなり退屈だった模様。
私に「ゆっくり見てていいからさ、俺先に出てトイレ行ってまったりしてる」と言い残し
さっさと出て行ってしまった。
気の毒なので早々に私も・・・何て事はなく(をい)、私はゆっくり鑑賞。
実はこのピカソ展、国立新美術館と東京ミッドタウン(六本木、てか国立新美術館近く)
にある「サントリー美術館」の2ヶ所で同時開催なんですよね。
(多分展示数が多過ぎて1ヶ所での開催が出来なかったんだろうと推察)
国立新美術館を出て東京ミッドタウンの前まで来たので
「ねーねー、ここでピカソ展の続きが見れるヨ♪」とお誘いを掛けるものの
「いやぁ~・・・流石にもう勘弁してくれない?俺やっぱ判んない絵ってダメだわー」
と断られ(しくしく)、泣く泣く諦める事に。
ってか、流石にちょっと歩き疲れたのでスタバに入って休憩。
休憩してダラダラしてる内に少しお腹も空いてきた。(昼が早かった&量が少なかった)
スタバで何故か「ラーメン談義」になり、もうラーメン以外は考えられない空気。
で、昔お気に入りだった店(今は閉店している)と同じ系列の店を探して行こう!
という事になって携帯ネットで検索を掛ける。
この系列、ほとんどが日曜休みなんだけど目黒にある店は日曜もやってるらしい。
んな訳で地下鉄乗り継いで目黒にGO!

目黒駅に着いたら、お祭りやってたみたいで丁度お神輿がやって来た。
このお神輿、なんと階段を上がって(大騒ぎ)、駅のコンコースまで入って来たよ。
・・・まあどーでもいいんだけど、問題のラーメン屋は閉店していた(涙)
どうやらネットの情報はかなり古かった模様。
「すっかり【ラーメン腹】になってたのにぃ~!どっかラーメン屋連れてってよーう!」
「そんな事言われても、俺この界隈はあんまり詳しくないし(薄涙)」
お腹が空くとたちまち不機嫌になる私に軽く怯えるダー、必死で検索。
「隣の恵比寿に俺も入った事ある結構美味いラーメン屋があるからさ!」
「はぁ?また電車移動~?一駅ならタクシー乗ればいいじゃん」
「いやだって今駅にいるんだから、一駅くらい電車乗ろうよ、ね?ね?」
「行ってみてまた閉店してたら、そん時は私マジギレだからねっ(怒)」
「あ、いや、俺が閉店させてる訳じゃないし、多分今もあると思うし(おどおど)」
で、しぶしぶ恵比寿に電車で移動。
今度は店があった。よかった♪
ってかダーが「よかったー!潰れてたらマジで俺殺されるかと思ったー!」
・・・私、どんだけ鬼やねんて。いや、潰れてたら多分本当にキレてたと思うけど(笑)

イライラしたらお腹が空いたので、久し振りにとんこつラーメン食った。
豚の角煮は別料金のトッピング。本当は2つ付いてくるんだけどダーと1つずつ分けた。
それから煮卵は17時までに注文した人が選べるサービス(4種類から選ぶ)
うん。美味しい!
麺の茹で具合もいいし、スープが麺によく絡む。
スープもいい出汁が出てるし角煮はトロトロプリプリ。これなら合格ぅ~♪
でもこの店、池袋が本店で支店が都内各所に結構あるらしい。
そして今日の出発地点の上野にも支店があったらしい。
「何だよ、だったら乃木坂に移動する前に昼飯に食えば良かったのに(ぶつぶつ)」
「そんなの知らねーよ!だってラーメンの話が出たのはその後じゃんかよっ!」
ダーにお任せのクセに文句は人一倍。
そして今回の交通費も宿泊費も食費もお買い物もALLダー出費で当たり前のよーな顔で
「じゃ、私疲れたからそろそろ帰るわ。新幹線のチケ取って」
・・・いつか刺されますかね?刺されますね。はははっ