暗示

今日はこのBLOGにもちょくちょくお出ましになるH嬢（←今更名前隠してもな）が
うちに遊びに来てくれた。

遊びに来たっつーか、先週H嬢にメールして「月曜ヒマ？ヒマだったらさー」
とコチラからお願いして、彼女がかつて使っていた松葉杖を貸して頂く事に。
最近って松葉杖は買取なんだそーですよ。知りませんでした。
何でも「昔は貸出しだったが、怪我が治ると返しに来るのが面倒でネコババされるので
最近では松葉杖は全て買取にしている」んだそうだ。
まあ、納得。確かに必要な時は散々世話になるけど、怪我が治って日常生活に埋没されると
わざわざ松葉杖を返しに行くためだけに病院に行くのは億劫だもんね。

で、お礼ではないが（お礼はちゃんと後日ママから貰ってね！（笑）＜H嬢）
久し振りにうちに遊びに来たので、以前から私がH嬢に話していた
「我が家の裏にあるボロいけどなかなか美味い中華料理屋」で飯を奢る。
常々口癖のように「貧乏」「貧乏」言うこのアタクシがご馳走してやるのはかなり珍しい。
・・・って、たかだか700円だか800円程度なんですが（苦笑）

H嬢が帰った後、H嬢に借りた松葉杖を持って早速ママのお見舞いに行く。

そうそう！
先にママからメールが来ていて、ようやく「追い金なしの部屋」が空いたそうで
部屋を今朝移動したそーだ。
よかったよかった。コレで心置きなく長期入院して頂ける♪←をい

追い金なしの部屋と言っても、この病院は全てが個室なので当然個室。
では何が「10,500円増の病室」と違うのか。

1.　応接セットがなくなって、部屋が狭くなった
2.　クローゼットが小さい＆ショボくなった
3.　冷蔵庫が小さくなった
4.　TVが壁掛け固定になった（前はアームが付いていてベッドに仰向けで見れる仕様）
5.　TVと冷蔵庫が有料になった（カードを購入して使用。前の部屋は無料使いたい放題）
6.　部屋添え付けの電話がなくなった（携帯持ってるから元々使ってなかったけど）

まあ、こんなもんか。
でも部屋にトイレとシャワーブースは付いていた。これは有難い。
この病院は全室トイレとシャワーは付いている模様。
よくよく見てみると、市民病院のような共同浴室・共同トイレ＆洗面所がない。

ママは「部屋がショボくなったから、きっと食事もショボくなるに違いない」
と言っているが、そんな事ぁ～なかろうて。
食事は別料金取られるんだから、全室同じモノが食えるだろーよ（苦笑）

今は膝を曲げないようにモモ～足首近くまであるバカデカい固定サポーターのようなモノを
足に付けているのだが、
ママに言わせると「痛み止め飲んでるからサポーターさえ巻いていれば全く痛くない」そうで
すっかりサポーター生活にも慣れ、今では足をひょいと上げて器用に体を反転させて
ベッドから車椅子に移り、トイレに楽々移動している。
・・・でも今日その姿を主治医に見咎められて「すげー！」と驚かれたそうだ（苦笑）

それより、今日は私が行ったので「シャワーを浴びる」といってサポーターを外したんだが
サポーターを外すと流石に足がだら～んになるので、足を持って延ばしてやって
車椅子に移動させなければいけない。
で、それは手伝ってやったんだが・・・

シャワーブースの所に椅子が付いてるんだけど、椅子に座らせるとソロソロと
怪我をした足を下に降ろしている。しかも軽く膝を曲げているではないか！
コレは流石に痛いだろう・・・と思ってママに
「アンタ大丈夫？サポーター外したら流石に足痛いでしょ？」と聞くと


サポーター外すと流石に痛い気がするわ。
でも痛み止め飲んでるんだから、
きっと痛い気がするだけなのよね。


いやいやいやいや。
「痛い気」じゃなくて、そりゃー本当に相当「痛い」だろうって！（苦笑）
いくらなんでも痛み止めはそこまで万能じゃーありませんよ！

・・・コノヒト、どんだけ暗示に掛かってるんだか。
まあ、暗示に掛かってくれて「痛み」を感じないならそれに越した事ないけどさ（笑）