今回の山菜採りは、ほんの短時間。出発が午前3時、帰宅が午前6時の超朝仕事。ピンポイントの場所で一点集中のターゲットを狙う山菜採りだからこうなる。多分これから暫くは、こんな時間の使い方になると思う。ただ、収穫物は、
それなりに沢山
とりあえず数日分あればいいんですけど、アカミズに関しては今年、塩漬け保存ができていなかったので、いつもよりも少し多めに戴いてきた。
ただ、このぐらいあると、下ごしらえにかなりの時間がかかってしまう(多分、採る時間より遙かに長く)。
一応、下ごしらえの部。
・葉っぱとともに皮を剥いていきます(葉っぱを下に引っ張ると皮が剥けてくる)
※例によって先端部分は天ぷらにします
・茎は10本ぐらいずつ両掌で挟んでしごき洗います
・根元の部分は後々のお楽しみ用に刻んでおきます
調理の部
茎のうち2/3は桶に並べて強塩と重しで塩漬けに
・茎の残りは、5分ほど茹でておひたし用に
さて、最初に刻んでおいた根元部分をどう使ったかというと
≪山形の郷土料理『だし』≫
山形では、かなりポピュラーな夏野菜料理なんですけど、どのぐらいの人が知っているのか不明です。不明ですけど、紹介を兼ねてやってみますね。
・刻んだミズは、サッと湯がきました
※汚れは洗い落としたはずなんだけど、念のために熱を通しました
※普通の『だし』は『生野菜』を和えるんですけど、山から採ってきたものなので
(見方を変えると、『おひたし用』を刻んでも使えるはずです)
・キュウリ1本を板ずりして
・細かい角切り(5㎜角ぐらい)にします
・ミズは更に細かく叩くと粘りが出てきます
・キュウリと和えて
・調味料を加えます
※ガゴメ昆布5gと、醤油45g、酢とみりん各10g、砂糖小さじ2
※今回のミズとキュウリは、それぞれ100g強ありました
これで出来上がり(簡単!)。冷蔵庫で冷やして出番を待ちます。そうして、
本日の献立(結構贅沢かも)
でもねえ、真っ先にやりたいのがこれなんですよ。
『だし』かけご飯!
野菜と山菜そのものが持つ香りを、甘塩っぱく味付けて、しかもトロッとした舌触りと喉ごしとで戴くのです。
旨いんだなあ、これが。 せっかく作っておいて申し訳ないんだけど、正直なところ、他のおかずがいらなくなってしまいます。これで一杯、おかわりして他のおかずでもう一杯という食事になりました。
『だし』に関しては、今回はかなりシンプルなレシピになりましたけど、ここにナスやショウガやミョウガなんかが加わっても美味しいと言われています。
なんと言っても夏場の健康食。これから、出番が増えてくる予定です。山形県民以外の皆さんも、是非お試し下さい。
まだまだ気を抜けませんね。
気をつけてこの季節を乗り越えましょう。
すっごい大雨でした~。会社で、みんなで窓の外みて、「すっげ~~」って言っていました(笑)。
ただ、自宅の小窓を通気のため開けていたので、そこそこ降りこんでいました(;´∀`)。
心配いただいて、ありがとうございます。
いつか食べる機会に巡り合わせたらいいですね。
ところで、大雨、大丈夫でしたか?
無事をお祈りしております。
「ミズ」まず、こちらでは売っていないですよ~。生のミズを食べたのは、たしかに山形行った折でした。貴重な思い出です。
おみやげの、水煮っぽいお漬物のようなものを買って帰りました(笑)。
コメントありがとうございます。
『だし』は結構知られているんですね。
それが分かっただけで、とても嬉しくなりました。
今回みたいな「ミズ」入りは、まずないと思います。だけど、これは、美味しくないのではなくて、希少価値が高いからじゃないかな。
機会があったら是非試していただきたいお勧めの一品です。
コメントありがとうございます。
『だし』は結構知られているんですね。
それが分かっただけで、とても嬉しくなりました。
今回みたいな「ミズ」入りは、まずないと思います。だけど、これは、美味しくないのではなくて、希少価値が高いからじゃないかな。
機会があったら是非試していただきたいお勧めの一品です。
「だし」いいですね~。近年は近所のコンビニやスーパーでも、
「山形のだし」というものが売られているので、認知度はかなりあると思います。
けれど、きゅうり、茄子、茗荷、生姜などで、「ミズ」がはいっているものは中々ないです。うらやましいです。