さあ、また持ち帰りましたよ、キノコちゃん。
冷蔵庫も冷凍庫もいっぱいなのにどうするかっていったら、使えばいいというのが答えでしょう。その一つの方法が、お裾分け。
実は、こういうキノコを喜んで食べる人って、そんなに多くない。完成した料理になっていれば、みんな喜んでくれるんだけど、そこまでやる気はない。こちらで下ごしらえを済ませるんだけど、その状態でも喜んでくれる人は、自分で料理を楽しむ人。そして、キノコの旨さを知っている人。こういう方は、意外と少ない。こういう数少ない知り合いのなかで、Yちゃんに連絡を入れると、喜んでもらってくれるそうだ。
これで在庫が少し減る。マタギも良かったし、Yちゃんも良かった。山遊びの前日にナメコとムキタケを渡したので、冷蔵庫にも少し余裕が出来た。
そして、本日、また採ってきたキノコを下ごしらえして冷蔵庫へ。ところてん式に出てくるキノコは、美味しく料理してしまいましょう!作るのは、
≪キノコピザ≫
マタギのキノコ採り史上稀にみる大量収穫のムキタケは、お陰様で、応用範囲がかなり広いことが分かってきた。和・洋・中華、いずれの料理にも使えるんだけど、多分、この料理でもかなり美味しくいただけるはずです。それでは、行ってみましょう!
下ごしらえ・調理の部
・汚れを落としたムキタケ(300g)は、水を切って薄切りにします
こんな感じ(生シイタケに近いかな)
美味しそうですね
・軽く塩コショウして、ニンニク少々を加えて和えます
ワクワクしてきます
・フライパンにオリーブ油を敷いて加熱したらムキタケを炒めます
※水分がかなり出てきます。それを利用して、蓋をして蒸し焼きに
・これで、キノコの準備は完了です(時々返して最後は蓋を外す)
この作業中に、ピザ生地を熟成させていました。
・強力粉300,薄力粉75,砂糖30,塩5,ドライイースト8,オリーブオイル30,水210g
・丁寧に混ぜます
・一つにまとまりました
・ラップをかけて、濡れ布巾で隙間を覆って20分
この間、ムキタケ炒め以外に、具材を切ったり、ピザソースを作ったりもしています。
※具材は、タマネギ1個をくし切り÷2(長いので適当に切り分けて使いました)。シーフードミックス1袋を解凍。ソーセージ数本を適当に切っておきました。
ピザソースです
・ケチャップ75,マヨ15、醤油15(g)に、ニンニク大さじ1、写真の香辛料を加えて混ぜておきます
長くなってきたのですが、備忘録なので、もう少し続けます。
・生地を4つに分けてキッチンペーパーの上で伸ばします
・8等分の切れ目を入れたら、ソースを塗って
・これはシーフードピザ。タマネギとシーフードミックスと、この上にチーズをたっぷりかけます
・250℃のオーブンで15分焼きました
一丁上がり!
・一枚目を焼いているうちに2枚目、3枚目とトッピングを進めてしまいます
・これが本日の主役、キノコピザ
※これだけ、ソースは塗りませんでした。焼き上がってから塩を少々かけると、好評のうちになくなりました。
※2枚目以降は、焼き時間11分(オーブンが予熱時以上に温まっている)
ミックスピザです
左がキノコピザで、右がソーセージとシーフードのミックスピザ
バタバタになって写真撮れません!!!
これが最後に焼いた、全部ミックスピザです
結局、どれもこれも美味しかったです。主役のムキタケについて書き足しておくと、焼いても独特の食感が楽しめること。味や香りにクセがないので、ソースがかかっていても、かかっていなくても十分に楽しめることが分かりました。
大口消費者の息子が帰省していたこともあって、4枚焼いて丁度よかった感じ。
ありがたきは、自然の恵みなり。
ご馳走様でした!
今回使ったキノコはムキタケですが、この料理であれば、シイタケやエリンギでも代用出来ると思います。ただ、この独特のツルツル感はムキタケだけかなあ。