山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山菜の聖地へ(後編)

2022年05月12日 | 山菜採り

       新緑の萌える渓

       カタクリも咲き乱れる

       オオバキスミレも咲き始め

       ゼンマイも食べ頃に

 でも、今回は、赤コゴミを十分貰っているので、ゼンマイには手を出さない。と言うか、手を出す必要が無い。

「赤コゴミの方がうめえもんにゃあ。」

「んだ。そんで、下ごしらえも楽だ。」

意見は一致している。そして、赤コゴミに関しては、ほぼ満足。次に手を出すのは、

       T氏はイワナを釣る

 この地点にスノーブリッジが架かっているのを初めて見た。この冬の積雪の多さを物語っている。

 マタギは上に向かう。

       ウルイちゃんが待ってました

       食べ頃なんだけど・・・、ちょっと冷や汗

 去年は、ドクターストップがかかって、こういう斜面には登れませんでした。でも、今年はOKです(落ちなければ)。

 ちょっと怖かったけど、結構な収穫になりました。

 仲間達も、それぞれが狙っていた獲物を収穫出来て満足げです。お互いに山遊びを満喫出来たようです。そろそろ帰りましょうか。

 これまでと少し変わったのが、それぞれがターゲットと目標量を決めていて、無茶をしなくなってきたこと。お互い成長したというか、年をとったということかな。こういう採り方なら、この渓も、長く山菜の聖地であり続けられるんじゃないだろうか。

       渓底の地面にまで日が当たり始めました

 この渓に通い始めてから30年以上が過ぎている。いつの間にか、地元の人々も通わなくなってしまった奥山だ。

 こうして、この地の春の喜びを独占したように満喫している我々を、山の神様は、どう思っているのだろうか。

 きっと喜んで歓迎してくれているよね。そうに違いない。だからいつも笑顔で帰れる。

 ありがとうございました。また、遊びに来ますね。