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コフキトンボ(粉吹蜻蛉)

2021-07-09 07:53:58 | 蝶・蛾・トンボ
【コフキトンボ(粉吹蜻蛉)】
昆虫  : トンボ科 コフキトンボ属
時期  : 4~10月
場所  : 北海道、本州、四国、九州、西南諸島など全国的に分布していますが小笠原諸島には分布していません。
体長  : 37から48mm

コフキトンボはオスの個体が成熟すると体が地の色が黒くなり、まるで粉をふいたように白い粉で覆われる事から「コフキトンボ」と名付けられました。
未熟なうちは地の色は黄褐色で黒い筋が多く見られます、翅の色はほぼ透明です。
メスはオスとは胴体の色が異なり全体的に麦わら色ですがミヤマアカネ似た「オビトンボ型」と呼ばれている個体は翅の先端の近くに暗褐色の帯があります。
この「オビトンボ型」の出現比率については地域によって大きな差があるとされています。
地上で静止する際は枝先や葉っぱの先などに止まりますが、夜に眠る時にはぶら下がるという特徴があります。
コフキトンボの産卵方法は水面に腹部の先端を打ちつけるようにして産卵する「打水産卵(だすいさんらん)」です。

◎2021年6月28日 富山県にて 写真9枚









チョウトンボと一緒に