自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

富山の円筒分水槽(その4)

2020-04-02 00:06:21 | 旅行
【赤祖父円筒分水槽】
その昔、赤祖父川沿川には、左岸14箇所、右岸20箇所もの用水の取り入れ口があり、恒常的慢性的な水不足状態に陥っていた。
ひとたび干ばつとなれば、話し合いでは収まらず傷害事件(水争い)にまで発展した。
こうした状況を解決するため、昭和20年に赤祖父ため池が完成。
ため池により蓄えられた水を分配するため、人の手を介さないよう、円筒分水が設置された。
設計者は遠藤清之輔で工事費16万7千円(当時)。
完成年 : 昭和24年(1949年)
規模  : 内円筒3.05m 外円筒5.15m
分配数 : 3

その1 東山円筒分水槽
その2 貝田新円筒分水槽
その3 上市川沿岸土地改良区円筒分水場
その4 赤祖父円筒分水槽
その5 氷見市土地改良区鞍川工区円筒分水
その6 富山県の円筒分水槽(動画)

◎2020年3月17日 富山県にて 写真6枚