あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

判官贔屓

2020-03-07 | オシゴト

先日、保育園の仕事に行ったら

若いM先生が、「ひーちゃんせんせいきたよ。」と

kちゃんを促すように言ってました。

kちゃんは控えめだけど、笑顔がとっても素敵な男の子

この子の笑顔を見ると、こちらまでニンマリしちゃいます。

「こんにちわ」って言うと、

いい笑顔が返ってきました。

その日は、私のお膝に何度も座りました。

 

強い子は、平気でお膝に座るし

オモチャも好きなものを独占したりします。

欲しいものを絶対手放さない子もいれば

我慢する子

「貸〜して」とがんばって言っても

「い〜やよ」と一言

ときに奪い合いもあります。

私は、弱い子を密かに応援して

代わりに「貸してあげて。」といいます。

それでも「い〜やよ」

人が欲しがると余計大事に思うみたい。

でも、少しすると他の遊びに夢中になり

そのオモチャを放置すると

すかさず取って

控えめさんに渡します。

kちゃんも控えめさんなのです。

 

声の大きい子、主張する子が目立つけど

言えない子の気持ちを察して、手を差し伸べたい。

私も子どもの頃は、言えない子だったから。

 

保育士さんたちと、

この子はどんな大人になるんだろうという話になります。

 

ある女の子は、ママの真似だと言って、

パソコンやったり、電話したり、を真似ていて

昔は、ママの真似は家事だったのになと思いました。

器量よしの気が強い女の子は、仕事出来る女になるんだろうねと

言い合いました。

 

今は、やんちゃなRくん、

パズルが上手で賢いのです。

将来大物になりそうな予感がします。

 

いつもお母さんのお迎えが遅いAちゃんは

とても健気です。

私のことを、ばあば先生と言い間違えたことがあり

私がそれにとても反応したので、

何度も言って私の反応を楽しみました。

それ以来、Aちゃんは私のことを、ばあば先生と言います。

彼女も素敵な笑顔なんです。

ママを待つ間、私の仕事を手伝ってくれます。

 

子どもたちが、

膝の上に乗ったり、

抱きついたりするとき

この幼い子たちは、

本当はママにそうしたいんだろうな。と、思います。

ママの身代わりです。

身代わりだけど、愛はいっぱい注ぎたいです。

 

私はこの歳になって思うのは

お金や名誉より、

穏やかな日々が一番幸せだということ。

人によって価値観は違うでしょうけど

私は、お互いが相手の身になって

いたわりあい頑張り合う。

そんな家庭がいいと思います。

 

最近は、パパのお迎えも多いです。

いいことだなと思います。