あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

崖の上の父

2019-03-19 | 家族

何度も書くけど、今回の帰省では誰とも会わない予定で連絡せず

でも黙っていくのも何だしと、ブログには書いている。

読んでいるかたの、何かしらの反応任せにしてて

予定が合わないから無理な方は、メールをくださったりして

お気遣いが嬉しい。

 

同級生のミサちんとも会えないなあと思ったら、

彼女の職場と家の途中に、母の特別養護老人ホームがあって

仕事帰り寄るから。とラインがあった。

母も彼女に会えてとても喜んでいて一石二鳥だ。

長くは話せなかったけど、元気そうで私も元気が出た。

今度は、ゆっくり会おうと別れた。ありがたい。

 

父は、だんだん機嫌が良くなってきた。

もう長くない。歩くのだけでもやっと。と弱音を吐くけれど

ホームセンターで野菜の苗を買いました。

家庭菜園用の畑がふたつ

家の前と、少し離れた崖の上にあって、

崖の方は危ないからもうやめて!という家族の反対も聞かず

みかんがなってるからこい!と、私を連れていく。

行くと、4種のみかんがなってた。

登るのだけでも大変だし、このみかんどうやって下ろすの?

少しだけでいいよ!いや全部持っていく!と言い合い。

畑の方は雑草が生えてて、もうやってないと安心したのもつかの間

私がみかんを取っている間、雑草を抜き出した。

みかんも、全部取れという。

私は知恵💡が浮かんだ!紐に結んでゆっくり下ろす作戦

ふた袋ゆっくり下ろすと、その間に父がまた2袋分取ってる。

でも、私も庭の柿の木無駄にしたくない気持ちがあるので実はその気持ちわかる。

そのふた袋をまた下ろして、家まで2往復しましたよ。

もう、雑草を抜かなくてもいいよー!

ここの畑は危ないから!と私がいうのに

いうこと聞かず、先に帰ってろ。という。

私も夕飯の支度と、こっそり会うミサちんとの時間確保のため先に帰った。

弱く見せてるけど、もう長くないと言ってるけど

言ってる事と行動が伴わない。

怪我さえしなければ、させたほうがいいんだろなぁ。

 喧嘩もしつつ、それは思い合っての喧嘩なんだな。

食べてみたら美味しかったので、

どうせ食べきれないだろうと、母とミサちんに持っていったよ。

 

以前は、早起きだった父が良く寝てる。

それをいいことに、ブログなんぞ書ける。

妹が起こさないといつまでも寝てる。と、教えてくれた。

今朝は、父のリクエストでお赤飯炊きました。

 ご飯のスイッチが、試合のゴングに聞こえなくもない。

 

でも、私は平和主義!