山の手コラム  ー植物の色つれづれー

日本の染料植物の保全と栽培のネットワーク

生紫根と乾燥紫根を使った染色

2011-11-15 | 染織、染料植物
布と同量の椿灰で媒染、生根は湯による揉み出し、
乾燥根は色素が難溶性になっているので、アルコール抽出です。
生根の重さは布の3倍、乾燥根は布と同量、
根は乾燥すると約3分の1の重量になるので、ほぼ同じ使用量です。
発色は絹の種類、練り具合、糸の形状で違います。