ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊博士のドキュメンタリーの予告を見ていたら、若い方に言いたいこととして、「自分が本当に好きなことを見つけることが重要」という趣旨のお言葉があった。
人生にとっての生き甲斐を見つけること。一番重要であるが、見つけるのも大変難しいことも事実である。
人のこころを考えてみると。人には、心を安定化するための仕組み、防衛機制(抑圧、抑制、同一化、合理化・・・)があるが。これが私の場合は、自分の本当に好きなことを見づらくしていたようだった。
「朱に交われば赤くなる」などが一例である。例えば家庭や組織の一員として生活することで、本来の自分が見えにくくなってしまう。
また、環境が作る自分に対する思い込みも大きな障害になる。例えば、父の一言で本来AであるのにBだと思い込んでしまうこともある。
暗い感情生活によって、不安、怒り、身体症状と不健康な方向に向かい、ますます自分が見えにくくなることもある。
今回は、防衛機制の問題や明るい感情生活へ向かう方法は割愛するが、7歳以前の魂の年頃といわれる時代を自己事例をもとに考え、本当に好きなことの源流を探してみたい。
人それぞれ豊かな源流があると思う。老人ホームのリクリエーションなどで、ふと見せるお年寄りの少年少女のような初々しさ。本当に好きなことを見つけるヒントが7歳以前の魂の時代にあるかもしれない。
人気blogランキングへ <- 1クリック応援お願いしますね!
源流(1/5)