マッサンの鴨居社長との面談は不調、しかし別の就職口が・・・就職というか、何かの仕事・役割をして生計を立てたり、生き甲斐を得たりするのは実に大変だ。
役割は仕事だけでない。家族の中でも役割がある。友人関係でも勿論あるし、考えてみれば生まれてから死ぬまで何かの役割の中を生きているのだろう。
役割というのは、何か裏表があるようで、良い面もあれば悪い面もある。気のりすることを楽しくする時もあれば、気のりのしないことをしなくてはならない時も。
そして、本来の役割を忘れて腑抜けになることも、思い出して赤面したり。他人から「あの人は何しにきたんだろう?」とか言われてしまう。役割を遂行するのは簡単そうで意外に難しい。
役割を本当に遂行するためには、多分マッサンが鴨居社長に確認したり意思を表明したりしていたが、役割に魂を吹き込むための作業が必要なのだろう。何のために生きるのか?生き甲斐は何か?そんな自問自答に短く答えることが出来るとき、やろうとする役割に何かがこもる。
おせっかいでもなく、放任でもなく、傲慢でもなく、自虐でもなく、何か心地よい関係が生まれるのだろう。
自分の役割をときどき意識することは、平安感を意識することと並んで、こころの健康にも良いと思う。
魂で感じる ② 8/10