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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ボスになるとホントに顔つきが変わるオラウータン!(愛の領域 9/10)

2011-05-20 | 第九章「愛」

 オラウータンの生態はまだよく判っていないらしい。私も素人で、最近動物園ウォッチングで発見したことで、オスのボスザルのフランジがある。これはオスのオラウータンでボスの不思議な特長で、顔の左右に明らかに判るフランジが発達するのだ、誰が見てもボスのように見える。

 そして、フランジのあるオラウータンは行動も明らかに違うらしい。同じボスとは殺し合いをするほどの攻撃性を持つらしい。そして特徴的な泣き声をあげメスに求愛をする。フランジのあるオラウータンはないオラウータンと生殖行動も違うらしい。

 ちょっと妄想だが、もしオラウータンのようなフランジが人間にあれば、すごい。オラウータンのように社会的なボス、例えば会社の社長など、就任すると、顔にフランジができる。勿論国のトップもフランジがある。おぉ・・・。

 さて、妄想はこのくらいにして、このオラウータンのフランジから、心理学で良く言われる全能感について、いろいろ楽しく考えてみよう。

 私が子供のころ、スーパーマンが有名であった。「空を見ろ、鳥だ、飛行機だ、あ、スーパーマン」。同世代の多くの方々は風呂敷を首に巻いて、スーパーマンのまねをした。私もした。自分がスーパーマンになったつもりで空を飛んだつもりになる。

 その他、おもちゃのピストルを持てば、無敵のガンマンになったつもり。棒きれを持てば、赤胴鈴之助や月形半平太。お相撲や野球でも、当時のヒーロー、栃錦・若乃花や稲尾・長島になったり。皆さんはどうですか?

 小学生も高学年になり、現実的になってくると、スーパーマンの危険な真似をして怪我をする愚かさに気づいたりして、寂しくも?ちょっと大人になる。

 ただ、幼いころの全能感は、大人になっても、自分が委縮して力を出せないのを防ぎ、身を助けたりすることもあった。その半面、やや病的な全能感は、他人を傷つけたりしてしまうことも。健全な全能感をもち、力強く生きるバランスは意外に難しい。何にポイントを置くべきか(明日のテーマ)?

 堂々としている、フランジのあるオラウータン。次をクリックしてスライドショウでご覧ください。

2011-05-16 オラウータン3

愛の領域 9/10

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