イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

暖かい心のこもった一言で変わる・・・(傾聴を考える 5/10)

2011-04-05 | 第八章「魂と聖霊」

 Kさんのブログを呼んでいたら、もう震災から26日になることに気づいた。もう一ヶ月近く経っているのだ。

 重苦し震災や原発の報道。さらに、身近なところ(例えば買い物一つでも)でも大きな変化があり、いつの間にか疲れやストレスが溜まっている人も多いようだ。

 朝起きた時の第一感情。普段は明るい感情が多いが、震災後、特にこの一週間は暗く、物悲しい時も増えた。

 たかがテレビの報道かもしれないが、人は意外と簡単にこころが傷ついたりする。4月3日に見た、ETV特集「原発災害の地にて~対談 玄侑宗久 吉岡忍~」の影響かもしれない。原発のこと、震災のこと、どれだけ知っていたのかと深く反省した。

 これは個人的なことであるが、人それぞれ、この26日間で、その大きさや深さは様々だろうが、こころに傷を負ったに違いない。

 生き甲斐の心理学によると、心に傷を負うと、愛の孤独に陥り、不快な雰囲気になり、明るさを失い、ひたすらストレス曲線(不安、怒り、身体症状、うつ、錯乱)に走ります(28ページ)。

 大切な人がそんな状態であったり、逆に自分がストレス曲線の階段を上って行く(不安、怒り、身体症状、うつ、錯乱)ときは、愛の孤独のつぼというかを触れる、触れられるということで、心理的接触=ラポールが築けます。傾聴の最初の一歩です。

 そのやり方は、傾聴訓練にでてくる、無防備、共感性、受容性、間、理解力(感情へも)、熱意がポイントになります。

 時にはちょっとした、声かけ、眼差し・・・そんなもので充分かもしれません。

 昨日は、多摩霊園のしだれ桜を見たが、その中でしだれ桜と心理的接触=ラポールができた、神秘的な一時でもあった。 

傾聴を考える 4/10

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