昨日は、実質3回目の≪うきうき太極拳≫に楽しく参加した(主催者側の面もあるが・・・)。さらに、復活祭前で聖木曜日なので教会のミサにもあずかった。そして、昨晩は実に、心身共に心地よく眠りにつくことができた。
きっと、とても健康的な一日だったのだろう。
さて、健康は昨日お話したビッグワードの一つだと思う。ビッグワードの証拠に、その定義は、例えばWHOでいろいろ議論されていても、1948年の憲章前文からまだ改定されていない。1999年に次のような提案がされていているが、この何処が議論を生んでいるのだろう。スピリチュアルという言葉などだろうか。
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
(健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない) 以上ウィキペディアより。
「健康とは各人が健康と考えるものである」と定義して、その多様性を楽しんだ方がよいかもしれないが・・・
こころの健康という観点で、生き甲斐の心理学の理論を考えてみると、味わい深い。精神的に良好な状態かどうかを、プロセススケールで一応計ることができる。あるいは、不健康な状態、病理の定義もあったりする。臨床心理学の100年の歴史は、世界の健康の定義にきっと貢献しているのだろう。
昨年生まれた3匹のアムールトラ。一匹は残念ながら病気で亡くなったが、二匹は成長し、身体も急激に大きくなってきた。身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態なのかもしれない。
健康に生きる 2/10