イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

2000年前に、感じ、考え、行動したことは!(暮らしの中のカウンセラー⑤)

2010-06-22 | 第九章「愛」
Sさんに九州旅行のお土産にハスの花托を頂いた。ハスは仏教、ヒンズー教、密教で大切にされている花で、またその実が2000年も生きて花を咲かせたという驚くべき話もある。2000年前の蓮は大賀博士の貢献に因み大賀ハスと呼ばれている。そして、大賀ハスは、近くの府中や町田でも見られる。これから夏にかけて驚くほど大きく成長して、綺麗な花を咲かせる。

 さて、大賀ハスを考えていると、町田の薬師池公園のハスが気になり、インターネットで検索してみた。その中に、8月に観蓮会があり、早朝に蓮を愛でて、鑑賞後にハスの葉と茎を使ってお酒を飲んだり(荷葉酒)、お茶を飲んだりする(荷葉茶)催しがあることを知った。なんという風流。飲んでみたい!このようなことは、縄文時代からあったのだろうか?妄想は膨らむ。

 縄文時代、ひょっとしたら荷葉酒を飲んでいた私たちの祖先。祖先達は、何か日本のオリジナルの宗教を信仰していたのだと思う(それは、今の日本人にも大きな影響を与えている)。祖先達は、蓮をどのように感じ、考え、行動していたのだろうか。祖先達は今の私には見えないことを観、聞こえないことを聴いていたのかもしれない。あるいは、意外にも、今の私たちと大差なかったかもしれない。

 何かを信じて、見えること、見えなくなること。これは、生き甲斐の心理学でも大切にされ、私も今一番気懸かりなテーマなのである。ちょっと環境が変わると(例えば海外に行くと)、空気のような常識が変わったりするからである。

(このシリーズは「生き甲斐の心理学」を参考にしています。U先生、ありがとうございます。)


暮らしの中のカウンセラー⑤(見えないものを観る、聞こえないものを聴く 35/60)

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