終末期の患者さんに、周りのケアする人やお見舞に来られる人以上に明るく元気溢れている方がいらっしゃる。身体の健康が悪くても、こころが素晴らしく健康なのだと、はっと気付く。
さて、私が7年前に会社を辞めて、目指した一つの目標はグループリビングの建設であった。高齢者の終(つい)の住処の建設である(認知症の方を中心とした、グループホームはその後有名になったが、グループリビングは高齢者が主体的(経営も)にグループで楽しく≪生き甲斐の心理学を応用して≫住むものだと考えている)。そして、福祉の勉強を遅ればせながら始め、不思議なご縁の中から、実際に働かせていただいた。今は、「生き甲斐の心理学」の普及活動が忙しくなり、時どきボランティアをする位しかできない。しかし、7年前の夢は捨てないで、灯し続けたいと思っている。
さて、前置きが長くなってしまったが、こころの健康感を考えてみたい。
これは、暗い感情の階段(不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱)の3つ目の身体症状の反対にある(平安、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)。こころと身体は微妙に関係することは、誰でも知っていることだと思う。悩んで、胃が痛くなったりした経験は誰でもあると思う。その反対に、明るい健康感が身体を健康にすることもあるようだ。
私は移送サービスの仕事もしたが、身体が悪いと言って家にいるのではなく、車いすに乗って好きな場所に出かけたり、あるいは移送サービスを使って旅行に行くことが、どれだけ生き甲斐づくりに関係しているかを学んだ。
今の世の中、考え方次第で、あるいはアイデア次第で乗り越えられることが多い。これも先達の努力のお陰でもある。
(このシリーズは「生き甲斐の心理学」(5章6章を参考にしています。U先生ありがとうございます。)
感情の世界⑰(見えないものを観る、聞こえないものを聴く 18/60)
さて、私が7年前に会社を辞めて、目指した一つの目標はグループリビングの建設であった。高齢者の終(つい)の住処の建設である(認知症の方を中心とした、グループホームはその後有名になったが、グループリビングは高齢者が主体的(経営も)にグループで楽しく≪生き甲斐の心理学を応用して≫住むものだと考えている)。そして、福祉の勉強を遅ればせながら始め、不思議なご縁の中から、実際に働かせていただいた。今は、「生き甲斐の心理学」の普及活動が忙しくなり、時どきボランティアをする位しかできない。しかし、7年前の夢は捨てないで、灯し続けたいと思っている。
さて、前置きが長くなってしまったが、こころの健康感を考えてみたい。
これは、暗い感情の階段(不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱)の3つ目の身体症状の反対にある(平安、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)。こころと身体は微妙に関係することは、誰でも知っていることだと思う。悩んで、胃が痛くなったりした経験は誰でもあると思う。その反対に、明るい健康感が身体を健康にすることもあるようだ。
私は移送サービスの仕事もしたが、身体が悪いと言って家にいるのではなく、車いすに乗って好きな場所に出かけたり、あるいは移送サービスを使って旅行に行くことが、どれだけ生き甲斐づくりに関係しているかを学んだ。
今の世の中、考え方次第で、あるいはアイデア次第で乗り越えられることが多い。これも先達の努力のお陰でもある。
(このシリーズは「生き甲斐の心理学」(5章6章を参考にしています。U先生ありがとうございます。)
感情の世界⑰(見えないものを観る、聞こえないものを聴く 18/60)