史記を読んでいたら、劉邦の若い頃の逸話があった。
最下級の役人であり、お金も千銭もないのに、県令の宴会に一万銭の祝儀を持って来たとホラを吹き、上席についていた。そこで県令と親しく話していた観相家の呂公の眼にとまり、呂公は劉邦にほれて娘を嫁にと頼みこんでくる!
へぇ。という何とも楽しい話だ。
大ボラ吹き!インターネットで、検索したが、つくば市の公式ホームページに西高野の大ボラ吹きの話などが掲載されていた。これも、何とも楽しくなる。
酒飲みの劉邦もそうであるが、大ボラ吹きの特徴は、本人が明るい感情の中でホラを吹くというところではないだろうか。倫理道徳に縛られて、どこか後ろめたいところをもって、嘘をいったかな?など暗い感情を抱かない。
そこが凄いと思うが。大ボラ吹きの相手や周りの人も、どこか大らかでホラを受け入れるのも楽しい。
何処かの国で、大臣が酩酊して失言した。それを、恥だ、他国から馬鹿にされる・・・などと報道するこの頃であるが、暗い感情だらけの報道はなんともつまらない。こちらも朝から暗くなってしまう。
クリスマスローズもいつも首を垂れていないで、たまにはホラでも吹いて欲しい。今日は、クリスマスローズに八当たりしてしまった。
<自己否定、他者否定 2/6>
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