意味ある偶然の一致とか共時性というのは、意識しだすとますます真実の現象のように見えてくるようである。
28年勤めた会社を辞めたのは5年前であった。その会社のOBとなったわけであるが、親しくしていた方ともぷっつり合わなくなってしまったが、この一年でふとしたきっかけで、何人にも会った。その会い方も、街でばったりというのが3回もある。
心の深層の流れは不思議な世界のようだ。あることを志向するときに、知らず知らずこころのある部分に蓋をしてしまうようなことがあるのかもしれない。それがいつの間にか開封されると、つぎつぎと意味ある偶然が飛びこんでくるように思える。
会社を辞めて、福祉・介護の世界に向かうころは、会社時代の自分に違和感をもっていたようである。それが、時間が経つことで受容されたのか、蓋が開封されたのかもしれない。
下手な分析はつまらないのでやめにしたいが、この意味ある偶然の一致に気づくときの、なんとも言えない、繊細な神秘的な気分は心地よい。一日が終わって眠りにつくときなど、感謝せずにおられなくなる。
<自己否定、他者肯定 6/6>
人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!