totto" greens(宮崎のミニトマト農家のblog) 

五感で伝わる農業をめざしています。
日々、自然と隣り合わせで生活をしている人間です
理不尽なことは嫌いです。

絶壁で絶句 絶景で絶好の登山日和(in to the 大崩山)

2014年05月05日 | 地球と遊ぼう

おはようございます。

 

ゴールデンウイークの合間に

大崩山へのぼってきました。

 

もちろん 農業の勉強です。w

 

ちょっと、みてください。この常緑樹の分厚い葉っぱ。

* 

秋に紅葉して落ちるような薄っぺらの葉っぱとちがい

こやつらは テカテカしてて肉厚。つまり上質の堆肥へと変化する素材の宝庫なんです。

 

 

山の木々

落ち葉をはぐると 現れる真っ黒の腐植

 

この腐植たっぷりの土に肥料いれて栽培したらどうなるんだろうと考える。

そんなこと考えて歩いてると降り積もった葉っぱで足下をすくわれる。

 

 

ま、こんなことはどうでも良くて

 

とりあえず 先を急がねば。

出発は 朝6時半

 

ゴールデンウイークともあって 

道ばたには たくさんの登山客の車。

 

前にいるベテラン登山者を道の脇に追いやって、ズンズコ登っていきます。 

 

途中の河原 

  ここで朝日に照らされた山が姿を現す!

おおおおおおおってなる。わたくし。

 

 

へんてこな植物がいたり 

新緑に心奪われたり。

もう朝から大忙しです。

ヒメシャラの樹皮が ひときわ黄金色に輝く時間帯  

 しばしこの調子で 山らしい道をいく

 

 


凸(袖ダキ)に到着

森の中をしばらく歩いて 一気に登り上がると現れる

大崩山の全体を見上げれる場所で

やはりこの展望はハンパナイ。圧倒される威圧感。

 

上の写真

下和久塚 中和久塚 和久塚

前回登れなかったので

見ただけでワクワクしてきましたw



*さすがに身を乗り出して見下ろす勇気無し とりあえず高いところなんです。

 

スリル満点な山も箸休め

今年のアケボノツツジは10年に一度と言われるほど美しいとのこと

たしかに!みごと!

 

進んでいくと ワクワクの分かれ道

ハシゴハシゴハシゴで スーパーアスレチック。

 

凸(下和久塚) 到着。

 

ガイドのおっちゃんが ヒョイヒョイと先っぽまでいっちゃう

ひえー

ボクにはまだ勇気がたりないみたい。

ついていくのは無理!

ちなみに写真中央くらいの向こう 出っ張って見えるのがさきほどの袖ダキ

 

 

本日は晴天なり。 視界も良くて最高。

山のポツポツのピンク色はアケボノツツジ

 

 

登山客の増加と雨 風 表土流失で 岩、根がむき出しになり 風でひっぺがされ 

いつか全部なくなるんじゃないかと思う。

 

 

 

そんな場所に

ど根性ツツジ発見。 岩に張り付き 花をさかせています

 

 凸 (中和久塚)へ 移動

 

 

こえーよ。

絶景の前に

絶壁すぎて腰がひけます。

 

びびりすぎ 岩の向こう側は 400mくらい? の絶壁

 

中和久塚の上に人

 

 

凸 (上和久塚)へ 移動

 

ロープでよじ上り

 

展望の良いところから

先ほどの中和久塚を見下ろす

よく見ると人

 

リンドウの丘では お昼休憩の人がたくさんいるのがわかります。

 

そろそろおなかも空いてきたので

展望のよい

リンドウ丘へ移動

 

みなさん考えは同じけっこう人いる。

 

 おねーさんが下のない岩の上でご飯食べてるし。

ポッキリいっちゃいそう。

 

さて、お昼です。

 

 

水は500mlお昼用にもってきて

カップ麺350ml コーヒー100ml おにぎり

沸かすとちょうど良い感じ。

お腹は満たされ ザックは少しばかり軽くなった。

 

 

 

標高が高くなるに連れ 樹木や草花の種類はすこしづつ変化する。

黄金色に輝くヒメシャラがあったり

カモフラージュしきれてない目立つ迷彩の樹があったり

 

アケボノツツジの群生

ここまで育つのにどのくらいかかったのだろうなんて、

思う。

 

向かいは 登ってきた和久塚。

やはり人がいるとその自然のスケールに心を奪われる。

 

 

 

小積ダキへ

 

 

きもちー。

 

見下ろせば

 

大崩山 最大の難所

象岩

 

ワイヤーが張られ 落ちれば奈落

今まさに渡るという人が数名

 

その象岩にいく前に 象岩の上 

下小積へ

 

 

気持ちのいいRがあったので

とりあえず寝てみる。

岩のハンモックだ。固いザラザラ

 

最大の難所に向け

気付薬(タラタラしてんじゃねーよ)

 

 

前いく人は 三点確保しながら慎重に

 

無事 やりすごす。

象岩を過ぎると 一気に下る 

ハシゴ ハシゴ ロープの連続

 

みな下りで慎重

大渋滞がおこる

ので。植物を撮って観る。

 

 

これは?ヒカゲツツジ?

 

植物の名前も多少はわかるけども 種類が多すぎてなんなのかわからない。

奇麗なのわわかるけど。説明できると面白いんだけどな~と

今後の課題ですね。

 

 

シャクナゲ

 

 

 

 

ロープ>ハシゴ

行きはヨイヨイ帰りは怖い。

 

 

お昼からお天気は下り坂

山の天気は変わりやすいとは言うけども

あっという間に雲にまかれる。小積だき

 

 

無事下山したのは 14時30分

やっぱ いい山です。

次は紅葉の時期にまた登ってみたいとおもいました。

 

ありがとうございました。