大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ユーザー定義兵器作成 ~強襲揚陸艦 後半~

2007-08-18 21:44:14 | エディタ(新ブログに移行)
前半はこれです。

後半は塗装と細かな設定(回避力やPACKなど)をやります。




1、塗装
※完成するまではEDGE形式(*.edg)で保存しましょう
これから説明するのは、簡単な書き方だけで、大戦略に最初から登場している兵器の画像ほどはきれいになりません。
自分で描く意味がないように思えたらこの画像を使ってください。(自分も投稿時はこの画像使おうと思っています)
0、パレットの色を選ぶ
使用ソフト:edge
準備:[ファイル(F)]=>[開く(O)]で前半につくった線画を開く。
   [表示(V)]=>[カラーパレット(C)]にチェックをつけ、パレットを開く。

0、色の選び方などの準備
選ぶ色を間違えるとこれからの作業がすべて大変になるのでこの作業は非常に重要です。
色を選ぶ基準(艦船の場合)を書くと、
 ・基本的に灰色で塗装され、迷彩にはなっていない
 ・ウィズビィなど沿岸部での行動を重視する艦船は緑と茶の陸上迷彩で塗装する
 ・ステルス能力を持つ艦(エイラート、DDX、CGXなど)は普通より薄い色で塗装される
という風になっています(多分)。
※選ぶ基準の色ですが、
 航空機の場合戦闘機は灰色、攻撃機は緑色、が基本です。
 たまにF-2のような洋上迷彩があります。
 地上兵器はほとんどのものが緑と茶の迷彩です。例外は思いつきません。

この基準を考えてパレットの色(最大256色)を選びます。
そうりゅうは沿岸部の行動を重視しているわけではないので灰色で塗装します。
また、多少はステルス性も考えるため、明るめにします。

1、背景色(R,G,B)=(255,0,255)を(R,G,B)=(255,255,255)に変えます。
2、このボタンを使って背景色を一番前に移動させます。(こういう風になります)
3、[パレット]=>[グラデーション作成]でパレットをグレーのグラデーションにします。
4、[パレット]=>[明るさ]で10%明るくします。
5、一番前を(R,G,B)=(255,0,255)に変えます。
これで色選びはとりあえず終わりとします。もし、細かいところに別の色が必要になったら、その都度つくります。

※色を追加するときのやり方はそのときに書きます。色は、グラデーションで作るのが一番早いと思います。

そのほかの準備にレイヤの作成があります。
1、[レイヤ]=>[レイヤ管理ウィンドウ]をチェックし、レイヤ管理ウィンドウを出します。
2、[レイヤ]=>[新規作成]を5回押し、5つの新規レイヤを作成します
3、クリックして、それぞれに"船体","スキージャンプ","アイランド","マスト","CIWS"と名前をつけます。

今までの操作でこうなっているはずです

1、船体の塗装
使用ソフト:edge
準備:無し

基本は"上に行くほど明るく、下に行くほど暗く"です。
そのほかに"真ん中は明るく"というのもありますが、一気にやると混乱するのでまだこれは考えません。
1、[ペン]=>[ルーペ]=>画像をクリック で6倍まで(4回)拡大します。
2、レイヤ「船体」を選択し、船体にあたる部分を(R,G,B)=(25,25,25)で塗りつぶします。この部分です。
3、船体の最も明るいところを(R,G,B)=(160,160,160)とします。
  おなじ色を縦に2列ずつ塗っていきます。2列塗るごとにRGB値を5下げた色(右に5いったところにある色)にかえて塗ります。
  最後の4列だけは5ずつ下げるのではなく10ずつ下げた色で塗ります。
4、スキージャンプのところは前のほうの色と後ろのほうの色をうまく混ぜて塗ります。イメージはこんな感じ


これでもとは完成です

影をつける
・影をつける
影をつける部分
影の部分は元の色よりRGB値で15低い色を使って塗ります。その後、[ペン]=>[ぼかし]ペンを使ってなじませます。

※慣れてきたらツールに頼らずグラデーションをかけるのもよいのかもしれない

細かい部品
何の意味があるのがあるのかわからないので、おおすみの画像からコピー&ペーストでとってきます。
前にあるアンテナは白と灰色で適当に塗っておきます。塗り方は黒一色じゃなければどうでもよいです。
こうなっているはず(船体完成時)

2、スキージャンプ
使用ソフト:edge
準備:レイヤの選択を"スキージャンプ"に移しておく

船体よりはかなり簡単です。
スキージャンプは灰色のところと影からなるので、まずは(R,G,B)=(140,140,140)でスキージャンプの場所を塗りつぶします。
次に表面(上のほうのみ)を(R,G,B)=(160,160,160)で塗ります。

・影をつくる緑は濃い影で青は薄い影です
濃い影は(R,G,B)=(95,95,95)、薄い影は(R,G,B)=(125,125,125)で塗りつぶします。
また、船体に近い部分は船体の色に合わせましょう。

スキージャンプはこれで終わりです。

こうなっているはずです

3、アイランド
船体と並んで重要な場所です。
アイランドは大きく3つに分けられます。

まず1つが前面(青の部分)で、ここはかなり明るい色を使います。
次がマスト(?)見たいな部分(赤)でおなじものが2つあります。
ここはアイランドの中で最も暗い色を使います。
そして、その他の部分(緑)で、ここは(R,G,B)=(145,145,145)くらいの色を使います。

1、まずは船体とおなじ要領で、
  アイランドの部分を最も下を(R,G,B)=(145,145,145)として塗りつぶします(マスト?の部分除く)。
  上に2列上がるたびに色も5ずつ明るくします。
2、前面(画像でいう青)を(R,G,B)=(200,200,200)で塗りつぶします
3、窓は前面上から2列目のところを横に7マス(?)(R,G,B)=(56,56,56)で塗って表現します。
4、マスト(赤の部分)は(R,G,B)=(145,145,145)で塗り、
  先端3列くらいは(R,G,B)=(70,70,70)と(R,G,B)=(90,90,90)を混ぜて塗りつぶします。
  (R,G,B)=(90,90,90)のほうが多くなるようにします。
5、つくったものをコピー&ペーストして2つ目のマストの位置に移動させます。
  多少違う部分があるので適当に色を塗ってごまかしてください。
  先端の線は(R,G,B)=(56,56,56)で塗ります。

こんな感じとなりました

CIWS
これは説明するのが難しいのでこれをコピー&ペーストしたり、[右クリック]=>[左右反転]で後ろにもつけたりして使ってください。

マスト
ステルス仕様のマストの色は3つに分けられます。

青の部分は光があたって明るい部分で(R,G,B)=(220,220,200)で塗ります。
緑の部分は灰色になり、(R,G,B)=(190,190,190)で塗ります。
赤の部分は影の部分で、(R,G,B)=(105,105,105)で塗ります。

1、上の方針(?)に沿って塗りつぶします。
2、[ペン]=>[ぼかす]のペンを使ってなじませます。

仕上げ
1、線画のレイヤ(多分Noname000)を消します。
2、[パレット]=>[未使用色の削除と整理]を選びます。
3、ビットマップファイル(*.bmp)で保存します。
これで画像の作成は終わりです。

参考サイト
船のアイコン講座

<比較>
↓コピー&ペーストで作ったもの


↓自分で塗装したもの


自作の画像は色が少ない分細かい部分の描写ができていません。が、既存の塗装から脱却したい場合は便利です。慣れればもっとうまくなると思うので、これからも何度もやってみたいと思います。
コピー&ペーストは細かい部品や影などの描写がきれいにできています。が、既存の形、塗装からどうしても脱却できません。


とりあえず、コピー&ペーストも自作も(一応)形にはなったので、次の目標は
自作のよいところとコピー&ペーストのよいところを混ぜ合わせることになりそうです。(あとコピー&ペーストをそうしたと見えないようにする誤魔化しの技術)
次は(海自の)主力駆逐艦か戦車かどちらかを作ります(未完の兵器のほう優先ですが)。

2、アイコン
これまでつくるのはきついので揚陸艦MRAのアイコンを使います。

3、その他の設定
PACKは1つです。回避力、索敵範囲などは元の兵器のままです。
こうなりました。
なお、リアルファイトは後部甲板からESSM、前のCIWSから30mm機関砲とRAMが描画されます。数字は自分の勘に頼るしかありませんので、何度もやってみるしかありません。




上にも書きましたが、次は海自の主力駆逐艦か主力戦車となると思います(コピーペースト+自作でつくります)。
自作画像はどうしても細かい部分描けません。これをコピーペーストで補うことになりそうです。
つまり、これからは
 全体像:自作
 細かい部分:コピーペースト
となります。

・・・疲れた・・・
自作画像はまじめに作ると本当に疲れます。全自作はもう無理です、多分。
夏休み中はマップ攻略とともにこっちの兵器作成もがんばります。

ユーザー定義兵器作成 ~強襲揚陸艦 前半~

2007-08-18 12:55:40 | エディタ(新ブログに移行)
兵器についての考察第3回で書いた強襲揚陸艦(VTOL空母)作成の記事です。
一番下で公開する、といってたのですが、長かったので別の記事としました。



色の表し方について
edgeでは色を赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの値(最大255)を出すことで設定します。
すべて0で黒に、すべて255で白になります。
これを(R,G,B)=(r,g,b)と表します。
たとえば赤が100、緑が80、青が50だとしたら(R,G,B)=(100,80,50)となります。


0、方向性の決定
自作兵器は大きく分けて3種類あります。
・実際にある兵器
 実際にあるけれど、大戦略には登場していない、という兵器をつくるタイプです。
 写真が公開されていることが多いので、画像は作りやすいです。
 ただし、リアルにするなら情報収集がかなり面倒くさくなります。
 T-4とかC-2Aが当てはまります。
・現実性のある兵器
 開発が進められている兵器や既存の兵器を元に考えた兵器を作るタイプです。
 開発中の兵器は当然情報が少ないですから、かなりの部分を想像で補うことになります。
 自分で考えた兵器は武器などはなんでもよいのですが、
 現実性を追求するとどうしても既存の兵器に似たものとなります。
 F-15FXとかF-2Cが当てはまります。
 大戦略ファンクラブで投稿されている兵器は今までの2タイプがほとんどです。
 
・現実性のまったくない兵器
 上の2つのような条件はまったくない、何でもありのタイプです。
 "未完の兵器"にでてくるものの大半(特にラーテ)などが当てはまります。

の3つです。このうちどれにするかを最初に決めておくと何をすればよいかがわかりやすくなります。
今回は上から2番目"現実性のある兵器"の自分で考えた兵器、のタイプを目指します。

1、名前決め
大戦略ファンクラブなんかに投稿するときはこれも結構重要です。
所属する国家を決めると名前が決めやすくなります。その国の昔の艦船から名前をもらってきたり、命名基準を見つけてそれにしたがって決めたりすればよくなるからです。
とりあえず、空母が必要そうな(or あるとキャンペーンが組み立てやすい)国を考えると
 1、中国
 2、北朝鮮
 3、イラン
 4、韓国
 5、日本
 6、イスラエル
   etc・・・
要するに中東か、東アジアかどちらかの国となります。
その中で、中国は原子力空母を造りたいようなので却下、北朝鮮、イスラエル以外の中東はあったところでアメリカと戦うには力不足だから却下、韓国は独島を作るから却下・・・となると所属は日本かイスラエルとなります。
このうちどちらにするかですが、投稿したときのDL数を多くするために、日本とします。なので、これからは所属国家を日本として話を進めます。

名前を決める方法には(主に)2つの方法があります
<1、その国の命名基準に従う>
海自の揚陸艦の命名基準は、今のがおおすみ、1世代前がみうら、ということからおそらく半島の名前だと思っています。
よってこれを選ぶ場合は地図を見て半島を探すことになります。

<2、退役の兵器の名前を使う>
日本の艦船では退役した艦船だけでなく、旧日本海軍の艦船の名前からとってもよいと思います。
これを選ぶ場合はWikipediaなどで昔の艦船の名前を調べて気に入ったものを選ぶことになります。

今回は日本空母のモデルとなった正規空母の名前を取り、"そうりゅう"とします。

※この段階は、自己満足すればそれで十分なので、気にしなくてもよいです。


2、武装、搭載兵器などの決定
これらは画像に影響するので、画像を作る前に決めておきます。
武装は対空ミサイルとCIWSです。
対空ミサイルはアメリカ製兵器のなかで最も新しい個艦防衛ミサイル、ESSMを使います。
CIWSは水上目標にも対処可能な30mm機関砲とRAMにしました。CIWSは自衛隊がずっと使ってきたファランクスではない、機関砲+ミサイルのシステムとします。同じようなシステムがロシアにあるのでそれとファランクスを参考にイメージをつくってみました。

↑新型(?)CIWSのイメージ。四角形のところはRAM用のVLSです。
よって、ESSM+30mm機関砲(自作)+RAMがそうりゅうの武装となります。

武器データは同じ国の兵器を見ながら決めてみてください。
また、新規武器をつくるときには、何か元となる武器をそのままコピーした後、能力をあまりかえないほうがよいです。

上の内容を元に武装を作るとこのようになりました。


3、画像の資料集め
現実にありえそうな兵器を作る場合、この資料集めは絶対に必要です。現実にある兵器の形から自作兵器の形を決めていかないと変な形になりやすいです。
そうりゅうの資料
 ・ おおすみ
 ・ しょうかく←現代大戦略2004に出てくるヘリ空母です。

を資料とします。

この段階は自分の目標となる形を決めておいて、それに似た兵器をどんどん"Unit"フォルダからコピーしてください。その後、必要のない兵器を削除し、資料を2~4兵器まで絞ってください。

4、その他の部品
前に描いたりした画像のなかで使えそうなものを取り出して、この空母にも使います。
ステルス仕様のマストとCIWSです。

兵器をたくさん作っているうちに、このような資料が増えていくので、ちゃんと整理しておくと便利です。

5、線画作成
EDGE、JTrimを使って、不要な部分を塗りつぶしながら部品を作っていきます。
船体はLCACが搭載できるおおすみのを、それ以外はしょうかくのを使います。
船体(おおすみ)↓


アイランド(しょうかく+マスト)↓


スキージャンプ(しょうかく)↓


上の3つ+CIWSを組み合わせたあと、輪郭線を黒で描きます。
最後に背景を紫(R,G,B)=(255,0,255)で塗りつぶして線画を作成します。

※上のは多少修正を加えています。

ここまでの描画は自分のつくりたいものに似た兵器の画像をとってきて、その輪郭線を書いていくだけです。



次からは塗装に入りますが、長くなりそうなのでここで終え、後半で塗装に関する記事を書きます。

南方戦線56ターン目~70ターン目

2007-08-18 08:31:59 | パーフェクト2.0DX
56ターン目~60ターン目
戦況

YELLOW攻略のほうはかなり順調なのですが、RED航空機と戦ってるF-16が苦戦しているので、パトリオットPAC3などを移動させます。
53ターン目、YELLOWの対空ミサイルにF-35B/Cがやられました。空母艦載機は結構便利なので、すぐに生産します。
一時的に航空支援がなくなったことにより、地上部隊が多少損害を被ってしまいました。
陸軍基地で生産ができるわけでもないのであきらめ、YELLOW攻略に専念します。
首都上に90式戦車、空軍基地上にF-16Cを移動させ、YELLOW攻略は歩兵が来るのを待つばかりとなりました。
REDのほうは6部隊+ペトリオットを生産、移動させたことで、かなり楽になってきました。

詳細
軍資金推移
92020=>106301=>83176=>71175=>83291
生産部隊
ペトリオットPAC3*2(57ターン目)
大型補給車(57ターン目)
ストライカーMGS*2(57ターン目)
9K330 トールM1(57ターン目)
F-15J改 イーグル*3(57ターン目)
F/A-18E/F スーパーホーネット*3(57ターン目)
F-35B/C(58ターン目)
90式戦車*3(58ターン目)
99式自走榴弾砲(58ターン目)

61ターン目~65ターン目
戦況

RED攻略のときに輸送艦がたりなくなりそうなので2隻生産しました。また、REDの巡洋艦、ジャンヌ・ダルクがいたので、改こんごうも生産しました。
小島周辺にいる敵艦がジャンヌ・ダルクです
YELLOW首都も占領を始めたので、RED攻略方法を考えます。

マップ上方にREDの生産拠点があります。そのため、首都周辺はかなりの敵部隊がいそうです。
それに対し、下方は陸軍基地、空軍基地はありますが、そこでは生産できないので敵部隊は少なそうです。
よって、マップ下方から着上陸作戦を始める予定です。
一応、RQ-4Aによる偵察は行います。
64ターン目ごろから輸送艦やおおすみが港に到着したので、地上部隊を搭載しています。



詳細
軍資金推移
96540=>61461=>73144=>?=>?
生産部隊
輸送艦*2(61ターン目)
改こんごう(61ターン目)
空挺部隊*2(65ターン目)
MRLS(65ターン目)
C-17 グローブマスターIII(65ターン目)
RQ-4A グローバルホーク*3(65ターン目)

66ターン目~70ターン目
戦況

67ターン目にYELLOWを攻略しました。まだ、準備が整っていないので、REDへは攻め込めません。
前回かなり活躍したB-1Bを3部隊生産しました。また、水中戦力がないのはどうかと思ったので、とりあえずトラファルガーを1部隊生産しました。RED侵攻と同時にアーレイバークフライト、B-1Bとともに巡航ミサイルを敵空軍基地へ向け発射します。

詳細
軍資金推移
?=>123843=>140316=>56852=>76304
生産部隊
B-1B ランサー(63ターン目)
トラファルガー(63ターン目)




前回、兵器についての考察で書いた将来の空母なのですが、今回は初めて、塗装を他の兵器のを取ってくるのではなく、一から自分で塗ってみたいと思います。
塗るための資料や、塗り方などの資料はいくつかあるので、がんばってみます。