お墓参りに行った帰り、コンクリート製の道路に出会う。
今の道路は、殆どがアスファルト舗装であるが、昔の国道はコンクリート製の道路だった。
その貴重なコンクリート製の道路の場所とは、高尾から西八王子までの甲州街道(正式には、国道20号線)。
長方形の形でコンクリートが流し込まれ、そのコンクリートの間をアスファルトで埋めてできている。
車で走ると、コンクリートとコンクリートの間の隙間が、規則正しくタイヤの音を響かせてくれる。
その音は、私にとっては、懐かしい音。
写真の手前に見える筋が、当時の道路の真中の線。
閑話休題:
甲州街道は、この道幅で、4車線で作った。
従って、コンクリートとコンクリートの隙間は、規則正しくできている。
今は、右折車線を作ったところは、5車線になっているので、この隙間の直線が車線を表示する白線とは、外れているところがある。
次の写真では、右折車線の真ん中の筋が、道路の真中の線を示している。
いつまでも、残して欲しい、コンクリート製の道路。