7/25の日経新聞の夕刊トップのタイトルは、「結婚式は景気よく」。
「件数減っても単価は上昇」。「出費惜しまぬ傾向」。
「ワタベ今期最高益/東京会館は純利益増」。
この記事から、私が理解した内容。
①1998年以降、年々、招待客一人当たりの挙式披露宴費用は上昇傾向。
・4万円から5万5千円に
②婚姻件数と離婚率は同じような動きがある。
・2008年の婚姻件数:73万件数
・2008年の離婚率:5.8人/千人当たり
③ブライダル関連主要5社(ワタベウェディング、ベストブライダル、クラウディア、ノパレーゼ、ひらまつ)の業績(利益率)が良いこと。
・売上高:1225億円
・営業利益:137億円(営業利益率:11.2%)
・純利益:69億円(純利益率:5.6%)
④目黒雅叙園が、ワタベウェディングの子会社である。
この記事にはなかったが、TVでは、雑誌ゼクシィのコマーシャルが流れる。
結構、儲かる業界は、確かだ。
閑話休題:
②婚姻件数と離婚率は同じような動きがある。
・これから、言えるのは、離婚する人は、結婚して直ぐに別れている(推測)。
論拠は、結婚してから離婚するまでに、時間経過があるならば、婚姻件数と離婚率に相関は少なくなるはず。
1998年から2008年の期間では、この2つの指標は、きれいな連動を見て取れる。
この指標からの判断:
・結婚直後に離婚しなければ、夫婦関係は続く。
この記事の3つの指標(一人当たりの挙式披露宴費用、離婚率、婚姻件数)からの判断:
・1人当たりの挙式披露宴費用と離婚率には、相関関係はない。
・1人当たりの挙式披露宴費用と婚姻件数には、相関関係はない。
まあ、当たり前の判断。
多分、婚姻件数の減少は、男女とも婚姻する年齢の高齢化によるもの。
離婚率の増減は、景気に影響されていると推測する。