「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

結婚式の単価上昇

2009-07-25 | シンキング

 

7/25の日経新聞の夕刊トップのタイトルは、「結婚式は景気よく」。

 

 

 

「件数減っても単価は上昇」。「出費惜しまぬ傾向」。

 

 

 

「ワタベ今期最高益/東京会館は純利益増」。

 

 

 

この記事から、私が理解した内容。

 

①1998年以降、年々、招待客一人当たりの挙式披露宴費用は上昇傾向。

 ・4万円から5万5千円に

 

 

 

②婚姻件数と離婚率は同じような動きがある。

 ・2008年の婚姻件数:73万件数

 ・2008年の離婚率:5.8人/千人当たり

 

 

③ブライダル関連主要5社(ワタベウェディング、ベストブライダル、クラウディア、ノパレーゼ、ひらまつ)の業績(利益率)が良いこと。

 ・売上高:1225億円

 ・営業利益:137億円(営業利益率:11.2%)

 ・純利益:69億円(純利益率:5.6%)

 

 

④目黒雅叙園が、ワタベウェディングの子会社である。

 

 

 

この記事にはなかったが、TVでは、雑誌ゼクシィのコマーシャルが流れる。

 

 

 

結構、儲かる業界は、確かだ。

 

 

 

 

閑話休題:

 

②婚姻件数と離婚率は同じような動きがある。

 

・これから、言えるのは、離婚する人は、結婚して直ぐに別れている(推測)。

 

 

論拠は、結婚してから離婚するまでに、時間経過があるならば、婚姻件数と離婚率に相関は少なくなるはず。

1998年から2008年の期間では、この2つの指標は、きれいな連動を見て取れる。

 

 

この指標からの判断:

 ・結婚直後に離婚しなければ、夫婦関係は続く。

 

 

この記事の3つの指標(一人当たりの挙式披露宴費用、離婚率、婚姻件数)からの判断:

 ・1人当たりの挙式披露宴費用と離婚率には、相関関係はない。

 ・1人当たりの挙式披露宴費用と婚姻件数には、相関関係はない。

 

まあ、当たり前の判断。

 

多分、婚姻件数の減少は、男女とも婚姻する年齢の高齢化によるもの。

 

離婚率の増減は、景気に影響されていると推測する。