出産して一ヶ月が過ぎました。先月は検診などで産院に行く以外に外に出た事がなかったのですが、今月に入ってから、夫母などにひなこをお願いして少しずつ一人での外出を始めました。一昨日は自転車で近所の図書館へ、昨日は電車で矯正歯科へ。電車は1ヶ月ぶり、自転車に至っては妊娠中は控えていたので半年振りです。ぺたんこのお腹で外出するのが不思議な気分。
さて。人生の一大イベント「出産」を終えまして早1ヶ月。日々の育児に追われて薄れゆく記憶を留まらせるべく記録に残しておこうと思います。出産が怖い方、ここから先はご遠慮下さい。
6月27日(出産3日前)
夫君と近所デート。バイトしていた図書館を訪れ、顔見知りの職員さんに「出産間近なんですが全然兆候ないんですよ~」とのんきな会話をする。夜は南千住の有名うなぎ屋さん「尾花」で1時間並んでうなぎを食す。うな重はふわふわ。白焼きもウマウマ。
6月28日(出産2日前)
朝起きてトイレに行くとおしるしがあって一気に目が覚める。出産が近づいたので、とりあえず身辺整理、入院準備の最終確認。そして夫君と選挙の不在者投票へ。途中立ち寄った和菓子屋さんのおばちゃんに「やせててお腹だけ出てるから安産ね」などと言われる。
夕食を食べた後、散歩がてら二人でツタヤへ行き、ポニョを借りる。家でのんびり鑑賞。まだお産が進む気配なし。
6月29日(出産前日)
早朝4時半にお腹の痛みで目が覚める。痛くて眠れず「もしや陣痛?」と思い、とりあえず起きて朝食を取る。5時から間隔を計り始めるが、5~15分とまちまちでまだ不規則。それにしても痛い!
夫君が職場にを荷物を取りに行った後、家で作業をしてくれる。お昼も夫君が用意してくれる。一度病院に相談の電話を入れるが「間隔が規則的に10分以内になったら来て下さい」と言われるので家で我慢。数分間隔で痛みが来るので何もする事が出来ず、とりあえず体力温存のために昼寝。でも痛みが来ると起きてしまう。そんな状態で日中が過ぎる。
13時頃には約10分だった間隔が、16時頃6分間隔になるが、その後再び15~20分に伸びでしまうのでまだ我慢。陣痛の波が来ると呻かずにはいられない。
19時半頃夫君が夕食を作り始めてくれるが、この頃やっと陣痛が6分間隔で規則的になる。もういい加減いいでしょう!と二人で決意し、夕食後タクシーを呼んで産院へ。このタクシーの運ちゃんがおしゃべりなおっちゃんで、出産についての自分の思い出を語る語る(苦笑)。話をさえぎるのも悪いと、陣痛の波が来ても夫君の手をつかんで静かに我慢(って、なんで私が気を使ってるんだ!?)。
21時半頃産院到着。入り口でスポーツドリンクを買っている所を警備員さんに見られ「余裕だね」と言われるが、全然余裕じゃないってば この後どんどん陣痛間隔が狭まり、のんきに飲み物を買う余裕もなかったので、ここで買っておいて正解。
助産師さんに分娩室に通されて、入院書類の確認などをする。この頃も陣痛が大変だと思ったけど、今思えば冷静に受け答え出来てるし、まだ余裕。内診をして子宮口が7センチ開いている事を確認。担当してくれた女医さんに「良いタイミングで来ましたね」と褒められ(?)る。
22時。GBS陽性のため点滴を打つ。点滴の鈍い痛みと陣痛のダブルパンチで辛くなってくる。子宮口が10センチになるまで畳の陣痛室で待機。この陣痛室での約2時間が本当に辛かった!下から物が出る感覚が激しくなるのに、出しちゃいけない。この状態が聞いてはいたけど本当にシンドイ!今まで出した事のない声の大きさで叫んで夫君にしがみつき、正気じゃなくなってくる。助産師さんと夫君に「陣痛が来た時はふーっと息を吐いて。ふーっ」と言われるので、頑張って吐こうとするけど、最初はただ「ふー」と声を出してて息を吐けず。徐々にコツがつかめてくるけど、この時間が永遠に感じる。破水しないのでなかなか分娩室にいけない状態。
6月30日(出産当日)
0時30分。子宮口が開いたので分娩室へ。靴は脱いでいたのだけど、履いてなんかいられない。裸足で夫君に支えてもらって歩く。朦朧とした中で、もう少しでこの状態が終わるんだと安堵する。
分娩台でついに破水。いよいよ出産。いきむのはいきみ逃しより楽だと聞いていたけど・・・やっぱ痛いよ!助産師さんに言われるまま、必死で目を見開いて力を入れる。何回かで「頭が見えてみたよ」と言われるが、メガネもはずしてたので全然見えない。
そして1時9分。ついに出産。出てきた赤ちゃんを見て「あ、産んだんだ」と分かる。赤ちゃんの泣き声を聞き、心から安心して泣けてくる。
その後の分娩室での2時間は、嵐が去った後のように穏やかで幸せな時間。カンガルーケアをさせてもらい、生まれたての小さな小さな赤ちゃんを胸に乗せる。まだ実感が湧かないけどじんわりと幸せを感じる。夫両親も来てくれていたのでご対面。そして4時に入院。
長くなりましたがこんな感じでした。本格的な陣痛から6時間半、病院での所要時間は3時間半。安産でしたが・・・痛いものは痛い!出産を通して、その後の育児も含めて、世の中の全てのお母さんってすごいなぁってしみじみと思いましたよ。
大変で衝撃的だった出産。たった1ヶ月前の事なのに、もう遙か彼方の出来事に思えます。出産は終わりじゃなくて始まりですからね・・・。
さて。人生の一大イベント「出産」を終えまして早1ヶ月。日々の育児に追われて薄れゆく記憶を留まらせるべく記録に残しておこうと思います。出産が怖い方、ここから先はご遠慮下さい。
6月27日(出産3日前)
夫君と近所デート。バイトしていた図書館を訪れ、顔見知りの職員さんに「出産間近なんですが全然兆候ないんですよ~」とのんきな会話をする。夜は南千住の有名うなぎ屋さん「尾花」で1時間並んでうなぎを食す。うな重はふわふわ。白焼きもウマウマ。
6月28日(出産2日前)
朝起きてトイレに行くとおしるしがあって一気に目が覚める。出産が近づいたので、とりあえず身辺整理、入院準備の最終確認。そして夫君と選挙の不在者投票へ。途中立ち寄った和菓子屋さんのおばちゃんに「やせててお腹だけ出てるから安産ね」などと言われる。
夕食を食べた後、散歩がてら二人でツタヤへ行き、ポニョを借りる。家でのんびり鑑賞。まだお産が進む気配なし。
6月29日(出産前日)
早朝4時半にお腹の痛みで目が覚める。痛くて眠れず「もしや陣痛?」と思い、とりあえず起きて朝食を取る。5時から間隔を計り始めるが、5~15分とまちまちでまだ不規則。それにしても痛い!
夫君が職場にを荷物を取りに行った後、家で作業をしてくれる。お昼も夫君が用意してくれる。一度病院に相談の電話を入れるが「間隔が規則的に10分以内になったら来て下さい」と言われるので家で我慢。数分間隔で痛みが来るので何もする事が出来ず、とりあえず体力温存のために昼寝。でも痛みが来ると起きてしまう。そんな状態で日中が過ぎる。
13時頃には約10分だった間隔が、16時頃6分間隔になるが、その後再び15~20分に伸びでしまうのでまだ我慢。陣痛の波が来ると呻かずにはいられない。
19時半頃夫君が夕食を作り始めてくれるが、この頃やっと陣痛が6分間隔で規則的になる。もういい加減いいでしょう!と二人で決意し、夕食後タクシーを呼んで産院へ。このタクシーの運ちゃんがおしゃべりなおっちゃんで、出産についての自分の思い出を語る語る(苦笑)。話をさえぎるのも悪いと、陣痛の波が来ても夫君の手をつかんで静かに我慢(って、なんで私が気を使ってるんだ!?)。
21時半頃産院到着。入り口でスポーツドリンクを買っている所を警備員さんに見られ「余裕だね」と言われるが、全然余裕じゃないってば この後どんどん陣痛間隔が狭まり、のんきに飲み物を買う余裕もなかったので、ここで買っておいて正解。
助産師さんに分娩室に通されて、入院書類の確認などをする。この頃も陣痛が大変だと思ったけど、今思えば冷静に受け答え出来てるし、まだ余裕。内診をして子宮口が7センチ開いている事を確認。担当してくれた女医さんに「良いタイミングで来ましたね」と褒められ(?)る。
22時。GBS陽性のため点滴を打つ。点滴の鈍い痛みと陣痛のダブルパンチで辛くなってくる。子宮口が10センチになるまで畳の陣痛室で待機。この陣痛室での約2時間が本当に辛かった!下から物が出る感覚が激しくなるのに、出しちゃいけない。この状態が聞いてはいたけど本当にシンドイ!今まで出した事のない声の大きさで叫んで夫君にしがみつき、正気じゃなくなってくる。助産師さんと夫君に「陣痛が来た時はふーっと息を吐いて。ふーっ」と言われるので、頑張って吐こうとするけど、最初はただ「ふー」と声を出してて息を吐けず。徐々にコツがつかめてくるけど、この時間が永遠に感じる。破水しないのでなかなか分娩室にいけない状態。
6月30日(出産当日)
0時30分。子宮口が開いたので分娩室へ。靴は脱いでいたのだけど、履いてなんかいられない。裸足で夫君に支えてもらって歩く。朦朧とした中で、もう少しでこの状態が終わるんだと安堵する。
分娩台でついに破水。いよいよ出産。いきむのはいきみ逃しより楽だと聞いていたけど・・・やっぱ痛いよ!助産師さんに言われるまま、必死で目を見開いて力を入れる。何回かで「頭が見えてみたよ」と言われるが、メガネもはずしてたので全然見えない。
そして1時9分。ついに出産。出てきた赤ちゃんを見て「あ、産んだんだ」と分かる。赤ちゃんの泣き声を聞き、心から安心して泣けてくる。
その後の分娩室での2時間は、嵐が去った後のように穏やかで幸せな時間。カンガルーケアをさせてもらい、生まれたての小さな小さな赤ちゃんを胸に乗せる。まだ実感が湧かないけどじんわりと幸せを感じる。夫両親も来てくれていたのでご対面。そして4時に入院。
長くなりましたがこんな感じでした。本格的な陣痛から6時間半、病院での所要時間は3時間半。安産でしたが・・・痛いものは痛い!出産を通して、その後の育児も含めて、世の中の全てのお母さんってすごいなぁってしみじみと思いましたよ。
大変で衝撃的だった出産。たった1ヶ月前の事なのに、もう遙か彼方の出来事に思えます。出産は終わりじゃなくて始まりですからね・・・。
出産から1カ月・・まだまだ寝不足の日々が続きますね。赤ちゃんの成長はあっという間なので、育児を存分に楽しまれてくださいね^^
当サイトでは出産体験談を募集しています。もしよければご投稿頂けると嬉しいです。
フランスに留学されていたんですね。わたしもフランスに興味があり、フランス語を勉強しているのでJ'ai la peche.の方もじっくり読ませていただきますね♪
初めての育児で不安や驚きも多く、時間が足りない!と感じる毎日ですが、同時にかわいらしい赤ちゃんの行動に癒されています。
もうすぐ2ヶ月で、少しずつこの生活にも慣れてきました。
自分が母親になったというのはいまだにピンときませんが・・・
ayuayuさんはフランス語をお勉強なさっているのですね!
私がフランスに行ったのはもう4年前です。懐かしい・・・
今はすっかりフランス語に疎遠になってしまい恥ずかしながらj'ai la pecheのブログは中途半端になってますが、今でもフランスは大好きです
後程サイト拝見させて下さいね。