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1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

母校再訪

2007-01-23 01:30:59 | お出かけ
 先週、大学の寮仲間のお友達と母校へ行ってきました。母校は学生ビザを取るための卒業証明書をもらいに行った時以来なので、約10ヶ月ぶり。ゆっくりとお邪魔するのは久々です。
 今回の目的は寮訪問。私は現在無職、偶然ですが他のお友達3人も現在平日に時間があるので、これはチャンスと実行したのでした。私の大学時代の友人で今でも連絡を取り合っているのは、ほとんどこの寮で知り合った人たち。寝食、お風呂も一緒だった仲間たちとは、より一層深い絆があるのかなぁって思います。

  
 キャンパスの奥にひっそりとその寮は建っています。大学棟から寮までの小道の周りには木々がいっぱい。小さな森のようなこの場所が学生時代大好きでした

  
 私たちがいた頃にいらした寮監先生はもう退職なされたのですが、日中電話番をして下さるおばさん(と言っても素敵なマダム)は今でもご健在で、到着した私たちを出迎えてくれました。「こんにちは~」というより、今でも「ただいま帰りました」と言いたくなりますね。学生時代はマダムの「お帰りなさい」の笑顔にかなり癒されていました。そのままマダムの横に座って長話もしたっけなぁ。
 食堂で新しい寮監先生とマダムとでおしゃべりをした後、久々の寮見学(これが最後だろうなぁ)。お風呂のシャワーの数が増えていたり、ざるが新しくなっていたり(髪を洗う時はざるを使ってたんですよ。排水溝に髪の毛が詰まるのを予防してたんです)。全個室についたエアコンの室外機が屋上に置いてあったり(昔は扇風機でした)、食堂の椅子が変わっていたり。時代の流れを感じました。でも寮内の匂いは変わらなくて、私たちを懐かしい気分にさせてくれました。
  
 聞けばここの所の少子化による大学生き残り作戦のために、寮の経費も削減の方向になっているんだとか。そのために寮のシステムも大きな変更があるそうです。人間関係が希薄になりがちな世の中で、大学4年間の寮での密な団体生活は私にとっていろいろな事を教え、経験させてくれました。時代の流れでいろいろな事が変わっても、その根本はいつまでも伝えていってほしいなぁと思いながら、大学を後にしたのでした。