一途な理由 №６・・・・

岡倉天心の『茶の本』の中で万物は自然に帰るのが望ましいと書かれている　人間の
命も桜の散るのと同じであるとも言っている　茶道を日本人の美意識として確立　生き
方を思想まで高めた利休について書かれている　利休の創った庭を眺めれば　心が休む
癒される　悩みが消える　この視点で『そよ風』を見ると　全てが未成熟なのである

Monsieurさんは街道巡りが大好き　奥の細道は２回廻った　紀州（熊野）を走り回った
お四国の８８カ所の寺巡りも毎年　赴く儘に訪ずれている　比叡山には何回も足を運ん
で来た　寺巡り（街道）をしているMonsieurは祈りを捧げている人が気になるのである
空海　親鸞　法然　日蓮が説く　あの世がある事をMonsieurは信じられないからである

あの世が大切であると信じて　日々之丹精に生きている人は信じる事が幸せな事なので
ある　この人の生き方は幸せな日々であるに違いない　しかし　如何　成るのか解らない
明日を信じる事より　今生きている喜びを実感しながら　心で味わって生きたいのである
Monsieurは変わり者なのである　世の云う　変わり者の一人であるのかも　知れない

Monsieurはこの世は確かにある　人間の死は無である　無なのであるからして　あの世
の世界は無いのである　Monsieurは数学好きである　数理の法則に基づけば　無の世界に
幾ら時間を掛けても　答えは無なのである　昨年末　あの世は無である事に気が付いたの
である　よって　あの世が有ると信じている人が気になって性が無いのである

人生は今日以外の日が無いのである　昨年末に今日の大切さに気が付いたのです
利休とmonsieurが比較するのは大変　可笑しな事に違いないけれど　monsieurが利休を目
指す事はこの世を楽しく　自然を味わいながら　美しく生きる　充実した日々を過ごす事
に通じるに違いない　雪が降っているけれど　Monsieurは朝から・・・・庭に出ている

雪降る中　ガーデニング作業を行っている　今　生きている証である　今はズブ濡れ状態
Monsieurさん　身体に悪いですよ　雪を見ながら　明日の庭を深化させる方法にについて
思い描いてみましょう・・・・ね（っ）‼　

２０１５-２-５　Monsieur