ハルカ、十六歳、高校二年生。
学校では、誰とも仲良くないし、口も利かないけど、無視されてるわけではない。
『バシィ!』
いきなり殴られたり、時々、親しげに話しかけられては、
「あんたは、芸能人になって、やめて、漫画家になって、それもやめて、で、最後はフリーター。」
「いい加減にしろ!」
冗談だとしても酷すぎる!人の将来なんか見えるのか、あんた!一発蹴りを入れたら、相手は離れていった。
まだ小学校までは楽しい部分もあったけど、中学以降は本当にそう思う。学校って、勉強だけだったら楽なのに。
「いつまでゲームしてるの!勉強しなさい!」
わ!お母さん!その勉強も好きじゃないけどさ。あーあ。
だんだん寒くなってきて、もっと憂鬱な行事が近づいてきた。そう、修学旅行。春休みに行くんだけどさ。もう、冬休み前から、ホームルームの時間はその話し合いばっかりで。
「今日は、四日目のホテルの部屋決めをします。」
係の子が話し合いの進行をしているけど、上の空。皆、黒板に名前を書きにいくけど・・・担任が、
「えーっと、皆、書いたか?・・・ツキシロさん!」
書きにも行かなかった私の名前が呼ばれる。当たり前だけど。
嫌々の顔をしている私を、半ば心配そうに見ているグループがあった。手招きしている。
「・・・・。」
「ツキシロさん!・・・ほら、名前書いて。」
結局担任に促されて、招かれたグループのところに名前を書いた。
家に帰っても、ぐずぐず言ってる。
「大体さ、何が楽しくてあんなの行かなくちゃ行けないの?」
「そりゃ、思い出作りよ。小学校の時は楽しかったって言ってたじゃない。」
「まあ、そうだけどさ・・・」
中学から一緒の学校の連中とと気が合わない。それもあるけど、実は、中学の修学旅行ですごく嫌な思いして・・・本当にうかつだった。まさか、自分があんな秘密のものを落としてるなんて。
『やらしー!ゲラゲラゲラゲラ!』
年齢と共に変化を迎えた体。皆、もっと小さいのをしてるのに、私だけ・・・ブラジャーが大きすぎる!物凄くショックだったんだ。
ふいに、お父さんの前でも言えてしまった。
「私、修学旅行、行きたくない。」
「・・・。ハルカ、それは行っておいた方がいい。行かなかったら、自分はそれにもいけなかったって、将来、後悔するぞ。」
学校では、誰とも仲良くないし、口も利かないけど、無視されてるわけではない。
『バシィ!』
いきなり殴られたり、時々、親しげに話しかけられては、
「あんたは、芸能人になって、やめて、漫画家になって、それもやめて、で、最後はフリーター。」
「いい加減にしろ!」
冗談だとしても酷すぎる!人の将来なんか見えるのか、あんた!一発蹴りを入れたら、相手は離れていった。
まだ小学校までは楽しい部分もあったけど、中学以降は本当にそう思う。学校って、勉強だけだったら楽なのに。
「いつまでゲームしてるの!勉強しなさい!」
わ!お母さん!その勉強も好きじゃないけどさ。あーあ。
だんだん寒くなってきて、もっと憂鬱な行事が近づいてきた。そう、修学旅行。春休みに行くんだけどさ。もう、冬休み前から、ホームルームの時間はその話し合いばっかりで。
「今日は、四日目のホテルの部屋決めをします。」
係の子が話し合いの進行をしているけど、上の空。皆、黒板に名前を書きにいくけど・・・担任が、
「えーっと、皆、書いたか?・・・ツキシロさん!」
書きにも行かなかった私の名前が呼ばれる。当たり前だけど。
嫌々の顔をしている私を、半ば心配そうに見ているグループがあった。手招きしている。
「・・・・。」
「ツキシロさん!・・・ほら、名前書いて。」
結局担任に促されて、招かれたグループのところに名前を書いた。
家に帰っても、ぐずぐず言ってる。
「大体さ、何が楽しくてあんなの行かなくちゃ行けないの?」
「そりゃ、思い出作りよ。小学校の時は楽しかったって言ってたじゃない。」
「まあ、そうだけどさ・・・」
中学から一緒の学校の連中とと気が合わない。それもあるけど、実は、中学の修学旅行ですごく嫌な思いして・・・本当にうかつだった。まさか、自分があんな秘密のものを落としてるなんて。
『やらしー!ゲラゲラゲラゲラ!』
年齢と共に変化を迎えた体。皆、もっと小さいのをしてるのに、私だけ・・・ブラジャーが大きすぎる!物凄くショックだったんだ。
ふいに、お父さんの前でも言えてしまった。
「私、修学旅行、行きたくない。」
「・・・。ハルカ、それは行っておいた方がいい。行かなかったら、自分はそれにもいけなかったって、将来、後悔するぞ。」
ありません。ゲームセンターに行った
ことはあるのですが。
ありがとうございます。
テレビゲームは、若い世代はみんなというほど経験していますね^^
この頃、年長の方もトライされているみたいですよ。
若い人より上手な方も多いです。