自分がそういう身になって始めてわかった。障害者は家族によって閉じ込められ、家族によって放り出されるのだと。おじいちゃんのお粥、できてるよ。ありがとう、じゃあ、お母さんは・・・夕食の準備をしていたところに、
「あ、メール着た!」
ケータイが鳴って。ボランティア時代のウツミさんだ!
『お久しぶりです。暖かくなってきましたね。桜はちょっと早いけど、また集まりませんか?ご都合お聞かせください。』
いってらっしゃい・・・こういう気楽な集まりがあるって本当にいいよな。
『ハルカさんの問題は、孤立されていることです。いろんな人と気楽にワイワイとやる機会がないんですよね。』
ドクターの助言から、うちの親もこの集まりについて、とやかく言うことはなくなった。そうだよ、人の交流に年齢って関係ない。
こんにちはー!
約束の場所に続々と集まる、あの時代の仲間。
「暖かくなったわねー。」
「そうね!桜ももうすぐかな?」
年長のウツミさん、ツチダさん。主婦で子育て中のタキノさんにカザミさん。メンバー五人全員集合、お店に向かう。
「いただきまーす!」
ここの洋風ランチは本当にお得でおいしい。それぞれの近況報告。
「うちね、四月に長男が結婚するのよ。」
「おめでとうございます!ツチダさん!」
こういうめでたい報告、
「うちの子もね、もう高校を考えなくちゃいけないのよ。ほら、自閉症だから、その支援をやってくれるところでないと・・・ツキシロさん。」
講師やっていたから、こういう話はすぐに振られる。
「うーん、詳しくないですけど、高校だと、発達の支援やってるところはあまりないかもですね。中学だって支援なんか殆どないことないですか?」
「うんうん、そうなのよ!」
カザミさんの話から、定義と法律が出来てもなお、学校は発達障害児に対して冷たいことがよくわかる。今、私が当事者であることは明かしていないけど・・・
「ハルカちゃん、お仕事どう?」
「はい、がんばってるんですけど。なかなか決まらないんです。うちのお母さんも、私に働いてほしいのか引きこもってほしいのか・・・」
ため息交じりのぼやきに、ウツミさんが、
「ハルカちゃん、そりゃ、お母さんは働いてほしいに決まってるわよ。」
「あ、メール着た!」
ケータイが鳴って。ボランティア時代のウツミさんだ!
『お久しぶりです。暖かくなってきましたね。桜はちょっと早いけど、また集まりませんか?ご都合お聞かせください。』
いってらっしゃい・・・こういう気楽な集まりがあるって本当にいいよな。
『ハルカさんの問題は、孤立されていることです。いろんな人と気楽にワイワイとやる機会がないんですよね。』
ドクターの助言から、うちの親もこの集まりについて、とやかく言うことはなくなった。そうだよ、人の交流に年齢って関係ない。
こんにちはー!
約束の場所に続々と集まる、あの時代の仲間。
「暖かくなったわねー。」
「そうね!桜ももうすぐかな?」
年長のウツミさん、ツチダさん。主婦で子育て中のタキノさんにカザミさん。メンバー五人全員集合、お店に向かう。
「いただきまーす!」
ここの洋風ランチは本当にお得でおいしい。それぞれの近況報告。
「うちね、四月に長男が結婚するのよ。」
「おめでとうございます!ツチダさん!」
こういうめでたい報告、
「うちの子もね、もう高校を考えなくちゃいけないのよ。ほら、自閉症だから、その支援をやってくれるところでないと・・・ツキシロさん。」
講師やっていたから、こういう話はすぐに振られる。
「うーん、詳しくないですけど、高校だと、発達の支援やってるところはあまりないかもですね。中学だって支援なんか殆どないことないですか?」
「うんうん、そうなのよ!」
カザミさんの話から、定義と法律が出来てもなお、学校は発達障害児に対して冷たいことがよくわかる。今、私が当事者であることは明かしていないけど・・・
「ハルカちゃん、お仕事どう?」
「はい、がんばってるんですけど。なかなか決まらないんです。うちのお母さんも、私に働いてほしいのか引きこもってほしいのか・・・」
ため息交じりのぼやきに、ウツミさんが、
「ハルカちゃん、そりゃ、お母さんは働いてほしいに決まってるわよ。」
そういえば明日の夜10時15分からGTOで
多分ですがADHDの生徒がテーマで、家族とうまくいっていないような感じで描写されるようです。
ありがとうございます。
家族ゆえに、という問題がありますね。理解したくないことも多いのかもしれませんね。
60代、70代の人に理解しろと言っても無理なのかもしれません。でも、頑なに拒否されているうちに、事態はどんどん悪化するんですよね。
ドラマでもADHDが取り上げられるんですね!
ご家族との葛藤のお話なのですね。また、ADHDをどのように扱われるかも気になりますね。