そうだよ、内申書!三年生になってから、これが気にならない日はなく。マコトちゃんの家を訪ねているユウ。
「一応、服装検査とかはなくなってさ。でも、制服とか髪型とか、部活の強制は相変わらず。」
「そうなんだ・・・」
真剣に聞き入ってるマコト。
「そろそろ戻るべきなのかな・・・」
「え?」
「フリースクールを辞めて、第一中学に、よ。来年の春、高校入試よ?やっぱり、本来の中学に通っておかないと、内申書が。」
「なるほど・・・そうだよね。私もいろいろ心配してるから。」
天井を仰ぐユウ。そうだよ、内申書。何で減点されるかわからない。
肝心の、学校のほうは。
「何してるの!内申書に書きます!」
おい、減点だぜ。かわいそうに・・・一日中、どこかで、こんなどよめきが起きている。遅刻したら減点、宿題忘れたら減点、部活を休んだら減点、制服のボタンが外れてたら減点。
何か、もう!
放課後、キョウコちゃんのお迎えに来る、キョウコちゃんのお母さんの車を一緒に待つ。ユウ、かなり腹を立てながら、
「殴らなくなっただけで、内申書に書くって脅すようになっただけだよね!」
キョウコ、慰めるように、
「先生としたら、何だかの方法で管理しなくちゃいけないってことじゃない?それこそ、何もかも自由になったら、皆、荒れ狂うよ。」
「キョウコちゃんは、今のほうがましだって思う?」
「まあ、そうかな・・・」
おかえり!キョウコちゃんのお母さんが、車でやってきた。一緒に乗せてもらう。ブロロロロ・・・キョウコちゃんがお母さんと会話を弾ませている横で、ユウはずっとうなだれていた。内申書、私、どう書かれるのかな?ジャージ登校なんて絶対いい風に書かれないよね?
「一応、服装検査とかはなくなってさ。でも、制服とか髪型とか、部活の強制は相変わらず。」
「そうなんだ・・・」
真剣に聞き入ってるマコト。
「そろそろ戻るべきなのかな・・・」
「え?」
「フリースクールを辞めて、第一中学に、よ。来年の春、高校入試よ?やっぱり、本来の中学に通っておかないと、内申書が。」
「なるほど・・・そうだよね。私もいろいろ心配してるから。」
天井を仰ぐユウ。そうだよ、内申書。何で減点されるかわからない。
肝心の、学校のほうは。
「何してるの!内申書に書きます!」
おい、減点だぜ。かわいそうに・・・一日中、どこかで、こんなどよめきが起きている。遅刻したら減点、宿題忘れたら減点、部活を休んだら減点、制服のボタンが外れてたら減点。
何か、もう!
放課後、キョウコちゃんのお迎えに来る、キョウコちゃんのお母さんの車を一緒に待つ。ユウ、かなり腹を立てながら、
「殴らなくなっただけで、内申書に書くって脅すようになっただけだよね!」
キョウコ、慰めるように、
「先生としたら、何だかの方法で管理しなくちゃいけないってことじゃない?それこそ、何もかも自由になったら、皆、荒れ狂うよ。」
「キョウコちゃんは、今のほうがましだって思う?」
「まあ、そうかな・・・」
おかえり!キョウコちゃんのお母さんが、車でやってきた。一緒に乗せてもらう。ブロロロロ・・・キョウコちゃんがお母さんと会話を弾ませている横で、ユウはずっとうなだれていた。内申書、私、どう書かれるのかな?ジャージ登校なんて絶対いい風に書かれないよね?
ありがとうございます。
そうですね。内申書。何を書かれているのか
わからないですからね。