カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

展覧会 「太陽の塔」 岡本太郎の芸術・感性・魂 3 (ハルカス美術館)

2018年10月09日 | 写真
忘れがちだが、 太陽の塔はテーマ館を構成する縦軸部分であり、 「地下の根源から生命をふきあげる神像」「祭りの司祭」だと言う。来場者は地下展示を見て、 太陽の塔内部を上がり、腕を経由して大屋根の空中展示を観覧した。
岡本太郎が最も重視したのは地下空間だ。人間の奥深い部分を「過去・根源」の世界に置き、全体を支える構想だった。先進国の技術的成果に偏る展示を嫌い、途上国を含む世界中から神の彫像や仮面を収集。ガラス越しではない露出展示の形で地下空間に配した。 両手のひらを見せて否定する「ノン」という怪獣のような作品も、地下空間に展示された。
今回の展覧会では、 失われた地下展示をジオラマで再現。多様と共感を重んじ、「進歩」に疑問を投じた岡本太郎の先進性に触れたい。(2018.9.11 毎日新聞より)
万博開催中幼い娘2人(5歳・3歳)を連れ家族で1回だけ出かけましたが、人の多さに圧倒されたのを覚えています。幼い子供を連れて長時間並んで待てないので、 空いているパビリオン2~3ヶ所覗いたくらいでした。当時地下展示に付いての岡本太郎の思いなどは全く知りませんし、第一地下展示室がある事さえ知りませんでした‥(@_@;)

開催当時の賑わい‥太陽の塔公式サイトより


以下4枚は展覧会場で撮りました。






「ノン」‥地下展示「いのり」の神像群のなかに配置されていた。ノンとはフランス語の「ノー」のこと。岡本太郎は何にノーを突きつけようとしたのだろう?(展覧会場での「ノン」の説明文)